モロイ・ドレッツァ

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モロイ・ドレッツァ

ネオ・ディーバのエレメント候補生の1人。インテリ風味な外見とは裏腹に爽やかな性格である褐色肌の青年(南国出身)。

他のエレメントたちからは一目置かれているのか信望は厚い。社交性にも溢れており、社会化見学や席替えの際、女子陣と互いに初々しい反応を見せるが程なくして打ち解け、ハーレムを築いていた。

エレメント能力は『脆弱力』。物質の結合強度を弱らせ、脆くする能力。遮蔽物を脆くして無効化したり、敵機の装甲を脆弱にすることができる。
英語で書くと『THE CURSE OF MALLOY』、直訳するとモロイの呪いである。能力の発動時には暗黒のオーラをまとい「モロ~イ…」という謎の掛け声を出しながら呪いを掛けるユーモラスな仕草をとる。

搭乗機はベクターゼド(アクエリオンEVOLの頭部にあたるベクターマシン)だが、ヘッドとなって戦ったことはない。戦闘では、アクエリオンゲパルトのサブパイロットとなって『脆弱力』でサポートするのが主な役割である。

登場作品

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。声優の佐藤氏はOGシリーズ一般兵を経て、初の版権作品による参戦となる。アクエリオンゲパルトのパイロットとなる。
エレメント能力がなかなかに優秀。

人間関係

カイエン・スズシロ
同僚。当初は彼に対して敬語を使っていた。
アンディ・W・ホール
同僚。一緒になって女子陣の水着姿を品定めしたことも。モロイが『脆弱力』を応用して地面に穴を開けた際には「穴は俺の専売特許だってのに!」と憤慨していた。
サザンカ・ビアンカ
エレメント候補生の一人。作品上の立ち位置や能力が似通っている、モロイとは対になるキャラクター。
水着姿の彼女に対し赤面する場面もあったが、恋愛感情があるのかどうかは不明。
ユノハ・スルール
姿を現した際にある発言をする(後述)。
エイ・チャン
女子オペレーター。聖天使学園が男女共学になって、席が隣同士になって仲も良い。

名(迷)台詞

「その噂なら俺も聞いたことがある…」
第7話、アンディが即席で語った怪談についてこのように語る。どこぞの正義超人のような台詞であるが、この後エイ・チャンから「モロイまでそういうのなら…」と賛同され何故か怪談の信憑性が増したのであった。
アンディ「消えた転校生、まさか実在してたとは…」
モロイ「しかも、可愛い!!」
同じく7話、姿を現したユノハに対してストレートにこう言うのであった。
「モロ~イ!!」
16話での模擬戦にて妙に禍々しいオーラを出しながらエレメント能力を発動。何かの呪文のようにこう唱えた。やはり名前からの由来なのだろうか…?
第3次Zでも中断メッセージなどで発言。
「墓穴特訓で強化された俺の能力だ!間近で見せるのは初めてだったかな!?」
白い歯をキラーンと光らせながら。劇中で彼がエレメント能力を発動させるのはこれが初めてだったのでメタ発言でもある。
「南国生まれの俺にとっちゃ、 灼熱の太陽は友達みたいなもんだぜ!」
奪還したベクターゼドを駆って颯爽と現れ、海が干上がるほどの異常気象に包まれる中でも不敵に微笑む。が、この後クレアによって強制排出されるという出落ち扱いを受ける。

スパロボシリーズの迷台詞

「くっ! こちらからは角度的に見えない!」
「誠意のカタチ」にて。何が見えないのかというと水色のボーダー…。
「く、腐ってやがる…」
第59話にてジンとシュレードが生存していた場合での台詞。「あっちもこっちもカップルばかり」と発言したサザンカに対して「最後のは違うぞ」と突っ込むが、彼女が恍惚顔になった事でこう漏らした。別に何を今更と思ったユーザー数知れず。

搭乗機体・関連機体

アクエリアM型
アクエリオンゲパルト
正確には背と足底に構成されているベクターゼドに搭乗。第16話の模擬戦の際にカイエンとサザンカと同乗する。

余談

登場当初はモブ同然だったが、回を重ねるにつれて妙な人望の強さや、やたらと南国出身である事をアピールするなど、ネタ方向にキャラが濃くなっていった(第3次Zのライブラリでも人望の強さが記述されている)。その為か視聴者からは親しみを込めて「モロイさん」と呼ばれている。