ルラーン
ナビゲーションに移動
検索に移動
ルラーン
- 登場作品:冥王計画ゼオライマー
- 声優:辻村真人
- 性別:男
- 年齢:推定50代
- 所属:鉄甲龍
- 役職:専属技術者
- 主な搭乗機:-
- キャラクターデザイン:
鉄甲龍に所属する技術者で、八卦ロボの開発・整備を担当。
幽羅帝の命令には忠実であり、技術者としての腕も確かだが、常に何かを恐れているような態度を見せ、奥歯に物の挟まったような物言いをする。実は彼はかつて木原マサキと共に八卦ロボの開発に携わっていた関係で、現在の鉄甲龍の中では唯一、マサキの野望、八卦集及び幽羅帝の正体などの真実を知る人物である。
15年前、彼はマサキと共に八卦ロボに開発に携わっていたが、マサキが天のゼオライマーを奪って逃亡(同時に他の八卦ロボを破壊)したことで冥王計画は頓挫、しかもそれがマサキの身勝手な野望によるものであることを知り、彼はマサキへの憎しみを募らせることになる。そのため彼は、残された八卦ロボの復元・完成に至らせ、天のゼオライマーを打ち倒させることで技術者として彼を越えることを目指し、また同時に、秋津マサトと共にマサキの血を最も色濃く受け継ぐ分身・幽羅帝についてもその身の破滅を秘かに願っていた。
しかし彼は、幽羅帝が幼い頃から付き従った事で、自身がいつの間にか彼女に親愛の情を抱いてしまったことに気付き、彼女を破滅に追いやることに迷いを抱くようになる。更に、氷室美久の解析によって次元連結システムの真実を知り、技術者としての敗北も認めざるを得なくなったことで、失意と葛藤の中、拳銃により自ら命を絶つ道を選んだ。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 本作では幽羅帝の専用機として、ハウドラゴン又はグレートゼオライマー(次元連結システム無し)を密かに造っており、木原マサキに引けを取らない技術者としての優秀さを見せつけている。
単独作品
人間関係
- 木原マサキ
- 裏切り者として、また自分より上を行く技術者として許せない存在。しかし彼を越えることは叶わなかった。
- 幽羅帝
- 主君であり、実の娘の様に愛情を注いでいたが、マサキの分身として憎しみを抱いてもいた。しかし、彼女が本当は帝としての地位を望んでいない心優しい人物である事も理解していた為、その葛藤の末、最終的にルラーンは自らの手で人生に幕を下ろし、幽羅帝もルラーンの死を悲しんだ。
- 氷室美久
- ロクフェルにより鉄甲龍要塞に拉致された彼女を研究することで、鉄甲龍はもとよりラストガーディアン、更には視聴者にも先んじて次元連結システムの正体に気づくことになる。
他作品との人間関係
- 北辰
- MXでは協力関係
名台詞
- 「次元連結システム…異次元に接続し、無尽蔵の力を得る究極のシステム。マサキ、ついに私はお前に及ばなかったか…」
- 終盤で自身が設計した八卦ロボがゼオライマーに全て倒された時の台詞。
- 「…私は見たかった…。マサキの生まれ変わりが滅びる様を…」
「…あなたは…本当に美しい…」 - 幽羅帝の問いに答え、自分の真意を吐露した台詞。
スパロボシリーズにおける名台詞
- 「私はマサキに勝ちたかった。奴よりも優れたシステムが開発できると信じていた。しかし…」
「ゼオライマーに代わるものとして最後に完成させたこの機体にも、次元連結システムを越えるものは搭載できなかった。ですが、搭乗者は貴女を登録してあります。お好きに使うがよろしい」
「貴女は…本当に美しい。ですが、お別れです」 - Jの中盤で自身の正体を知った幽羅帝に対して、今までの本心と遺言を告げた時の台詞。その直後に原作通りに自殺してしまう。
余談
「同志(本作の黒幕)に裏切られた過去を持つ」「その同志のクローンに愛憎を抱いている」という点では、ルラーンの立場が原作漫画版の同作に登場する氷室遼三のそれと類似している。