カウボーイビバップ
2018年12月6日 (木) 21:50時点における153.204.61.81 (トーク)による版
カウボーイビバップ | |
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外国語表記 | COWBOY BEBOP |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 渡辺信一郎 |
シリーズ構成 | 信本敬子 |
脚本 |
信本敬子 横手美智子 村井さだゆき 他 |
キャラクターデザイン | 川元利浩 |
メカニックデザイン | 山根公利 |
音楽 | 菅野よう子 |
制作 | サンライズ |
放送局 |
テレビ東京 WOWOW |
放送期間 |
1998年4月3日 - 6月26日(テレビ東京) 1998年10月23日 - 1999年4月23日(WOWOW) |
話数 |
全12話+総集編(テレビ東京) 全26話+総集編(WOWOW) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
『カウボーイビバップ』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。
概要
宇宙開発が進んだ2071年の太陽系内を「ゲート」を使って移動し、賞金首の犯罪者を狙う宇宙船「ビバップ号」の賞金稼ぎ達の物語。ハードボイルド路線を基本に据えつつ、スラップスティックコメディやメカアクション、ラブロマンス、ホラー等と、回によって著しく趣を変えるバラエティに富んだ作風が特徴。本作や劇中曲やOP曲の「Tank!」は非常に高い評価を受けており、ハリウッドで実写化企画が持ち上がったほどである。2001年には映画『カウボーイビバップ 天国の扉』が制作されている。
アニメの放送は当初テレビ東京にて行われたが、放映枠が1クール分しかとれず、全26話の所を12話+総集編として放送されたため、エピソードの繋がりが極めて分かりづらい作品となってしまった。さらに放映当時のテレビ東京はもっとも自主規制が激しかった時期であり[1]、台詞や映像演出には無残までの修正を施された[2]。最終話の「よせあつめブルース」は制作スタッフがこの惨状に抗議するような内容を盛り込んだ異例の総集編となった[3]。その後、WOWOWのノンスクランブル放送で全26話が修正抜きで無事放送された。現在における作品の評価はそちらがベースである。
2018年11月28日、全10話の米国実写TVシリーズとなって、Netflixにより全世界(一部地域を除く)へ向けて配信される事が正式に決定し、本作を手掛けた渡辺信一郎監督もコンサルタントとして参加する旨が報道された。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
- スパイク・スピーゲル
- 本作の主人公。元マフィアの賞金稼ぎ。ジークンドーの達人。
- ジェット・ブラック
- スパイクの相棒の賞金稼ぎ。元警官で、ビバップ号の船長。
- フェイ・ヴァレンタイン
- イカサマが得意な賞金稼ぎ。過去の記憶を失っている。
- エド / エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
- 凄腕の天才ハッカー。容姿が中性的な女の子。
- アイン
- ビバップ号で飼われる犬。かなり知能が高い。
レッドドラゴン
- ビシャス
- スパイクと因縁を持つマフィアの幹部。
- ジュリア
- 物語のキーパーソンの女性。
その他
- パンチ、ジュディ
- 賞金稼ぎ番組の司会者二人組。
- アントニオ、カルロス、ジョビン
- 度々登場する老人三人組。
- ラフィング・ブル
- 占い師。予言のような言い回しをする。
- ボブ
- 警官。I.S.S.P.時代のジェットの同僚。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ソードフィッシュII
- スパイク専用の高速戦闘機。
- ハンマーヘッド
- ジェット専用の高出力牽引機。
- レッドテイル
- フェイ専用のVTOL機。
- ビバップ号
- 漁船を改造したスパイク達の母船。
用語
- カウボーイ
- 賞金稼ぎ達の通称。普通に暮らしている一般人からの評判は悪い。
- カウボーイ法
- 多発する犯罪に対応して制定された法律。犯罪者の摘発を一般公募する。
- 賞金首
- カウボーイ法で賞金が掛けられた人物を指す。死者に賞金は出ず、生け捕りが必須。
- BIG SHOT
- パンチとジュディがMCを務める、賞金稼ぎ御用達の情報バラエティ番組。
- ウーロン
- 本作における通貨の単位。太陽系全域で使用可能。主に電子マネーが使われている。
- I.S.S.P.(Inter-Solar Systems Police)
- 太陽系刑事警察機構。惑星・国家間を超えた警察組織で、ジェットの元所属先。
- モノ・システム
- 作中での宇宙船や戦闘機が搭載する共通規格。機体の制御や航路管理を担う。
- 位相差空間ゲート
- 惑星間の距離を高速移動できるゲート。自動車の高速道路のようなもの。
- レッドドラゴン
- 主に火星宙域を拠点とするチャイニーズ・マフィア。組織力が高い。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「Tank!」
- 作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS)
- イントロのカウントダウンが印象的な本作を象徴するメインテーマ。
- インストゥルメンタルゆえ使い勝手が良いのか、ひと頃のバラエティ番組では流用BGMとして用いられる事が非常に多かった。
- エンディングテーマ
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- 「THE REAL FOLK BLUES」
- 作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣
- 「SPACE LION」(第13話)
- 作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS)
- 「BLUE」(第26話)
- 作詞 - ティム・ジェンセン / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
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Session #1 | アステロイド・ブルース Asteroid Blues |
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Session #2 | 野良犬のストラット Stray Dog Strut |
地上波版第1話 | ||
Session #3 | ホンキィ・トンク・ウィメン Honky Tonk Women |
地上波版第2話 | ||
Session #4 | ゲイトウェイ・シャッフル Gateway Shuffle |
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Session #5 | 堕天使たちのバラッド Ballad Of Fallen Angels |
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Session #6 | 悪魔を憐れむ歌 Sympathy For The Devil |
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Session #7 | ヘヴィ・メタル・クイーン Heavy Metal Queen |
地上波版第3話 | ||
Session #8 | ワルツ・フォー・ヴィーナス Waltz For Venus |
地上波版第4話 | ||
Session #9 | ジャミング・ウィズ・エドワード Jamming With Edward |
地上波版第5話 | ||
Session #10 | ガニメデ慕情 Ganymede Elegy |
地上波版第6話 | ||
Session #11 | 闇夜のヘヴィ・ロック Toys In The Attic |
地上波版第7話 | ||
Session #12 | ジュピター・ジャズ(前編) Jupiter Jazz (PART 1) |
地上波版第8話 | ||
Session #13 | ジュピター・ジャズ(後編) Jupiter Jazz (PART 2) |
地上波版第9話 特殊ED1 |
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Session #14 | ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody |
地上波版第10話 | ||
Session #15 | マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine |
地上波版第11話 | ||
Session #16 | ブラック・ドッグ・セレナーデ Black Dog Serenade |
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Session #17 | マッシュルーム・サンバ Mushroom Samba |
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Session #18 | スピーク・ライク・ア・チャイルド Speak Like a Child |
地上波版第12話 | ||
Session #19 | ワイルド・ホーセス Wild Horses |
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Session #20 | 道化師の鎮魂歌 Pierrot Le Fou[4] |
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Session #21 | ブギ・ウギ・フンシェイ Boogie Woogie Feng Shui |
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Session #22 | カウボーイ・ファンク Cowboy Funk |
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Session #23 | ブレイン・スクラッチ Brain Scratch |
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Session #24 | ハード・ラック・ウーマン Hard Luck Woman |
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Session #25 | ザ・リアル・フォークブルース(前編) The Real Folk Blues (PART 1) |
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Session #26 | ザ・リアル・フォークブルース(後編) The Real Folk Blues (PART 2) |
特殊ED2 | ||
Session XX | よせあつめブルース | 地上波版最終話 未ソフト化 |
商品情報
Blu-ray
DVD
書籍
楽曲関連
動画配信
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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Amazonビデオ | ○ | |
dアニメストア | ○ | |
GYAO! ストア | ○ | 配信期限あり( - 2019年3月29日) |
hulu | ○ | |
U-NEXT | × | |
バンダイチャンネル | ○ |
余談
- 本作は日本国内は元より海外においても高い評価を得ており、初放映から現在に至るまで再放送が繰り返され、国によってはガンダムシリーズ以上の知名度と人気を誇っている。
脚注
- ↑ 神戸児童連続殺傷事件をはじめとして未成年の凶悪犯罪の報道が増えていた頃。
- ↑ 何と予告まで修正が入り、『死』を想起させるような言葉は一切無くなってしまった。
- ↑ この回は現在に至るまで再放送・映像ソフト化もされていない。
- ↑ 外国語表記の元ネタはジャン=リュック・ゴダール作品『気狂いピエロ』より。