ブラックガイン

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ブラックガイン
外国語表記 Black Gaine
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 松本保典
合体形態 ブラックマイトガイン
所属 アジアマフィア→勇者特急隊
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概要

原作16話「ブラックガイン」に登場。ホイ・コウ・ロウマイトガインをスキャンして正確にコピーしたガインの同型機

ガインとの違いは体色が黒くなっている事と、一部頭部の形状、胸部のライトの形状が異なっており、ガインに比べると目つきが鋭い。

当初ホイ・コウ・ロウは橋を落とし、それを支えるガインをブラックガインに攻撃させて倒そうと目論んでいた。だがガインの超AIまで完全にコピーした結果、ガインの正義の心までコピーしていたため、ガインの手助けをした上、勇者特急隊の仲間となる。

しかし、ホイ・コウ・ロウの作った制御マスクで超AIを制御され、ブラックマイトガインに合体してマイトガインの前に立ちはだかった。

最後は制御コントローラーが切り離されたため正義の心を取り戻し、今度はマイトガインに取り付こうとした制御マスクからマイトガインを守るために自爆した。最終回にて他の勇者特急隊と一緒に修復されている様子が映っている。

登場作品

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。シークレットシナリオ「黒い勇者特急」で登場する。こちらの状態はNPCとして登場し、機体としてはMAPアイコンのみでユニットとして使用は不可能。
隠し条件を満たさないと一切登場しないが、条件を満たして加入すると『マイトガイン』のシナリオには必ず台詞が用意されている厚遇ぶり。本作で付加された設定として、ブラックは生まれたばかりで経験が不足していることが語られている。勇者特救隊に入隊した際に早口言葉「東京特許許可局」を教えられているが上手く言えず、上記のアドバイスの際に仲間達が行った早口言葉に釣られている最中に救い出されている。その後正式参戦時までに練習したため言えるようになっている。

装備・機能

武装・必殺武器

ブラックガインショット(仮称)
独特の形状をしたビーム銃。ガイン同様左腕脇下のホルスターに収納されている。
ガインバスター(仮称)
両脚に装備されたビーム砲。何気に本家の方は使用していない。
ガインとの模擬戦において使用。遠景のため動輪剣と同じものなのかは不明。

人間関係

ガイン
同型機のため、兄弟と言える存在。
ホイ・コウ・ロウチンジャ・ルース
彼らによって製造される。

他作品との人間関係

アルナイン
V』では同じAIとして教育係を勤める。
ジュドー・アーシタキラ・ヤマト神勝平
『V』では早口言葉が言えなかった仲間。だがブラックマイトガインを救出する際に完璧な早口言葉を披露し、彼の救助を後押ししている。
ちなみにもう一人早口言葉が言えなかった人がいるのだが、彼女は(ブラックマイトガインに隙を作れないかと考えはしたものの)これには参加せずじまいであった。
剣鉄也
『V』では直接絡む事はないが、ブラックマイトガインとグレートマジンガーの合体機構の類似性から、救出方法を思いつき舞人に託す。

名台詞

「ら…来臨!ブラックガイン!!」
「我が名はブラックガイン!最強の戦士!!」
起動時の台詞と名乗り口上。この後、ホイは身動きが取れないガインを攻撃するよう命令するが…。
「橋が下がっているぞ、一緒に持ち上げるんだガイン」
ガインを攻撃すると思いきや救助活動に参加して。この予想外の言動にその場にいた全員(視聴者含む)が面食らってしまった。[1]
「何を言うか、 私は正義の戦士だ!」
ガインと共に救助活動に加勢しているのを見て「お前は悪の戦士だ、さっさとガインをやっつけろ!」というホイ・コウ・ロウの命令を無視した際に。
「お…? 特許許可する、特許…許可する、特許許可…」
浜田から言語能力のテストをするといわれ、早口言葉をガインに続けて言うことになるも、苦戦する。どうにも落雷で言語回路の一部が破損したようである。その後しばらく首を傾げて練習していた。
余談ではあるが、アフレコ現場ではガイン役の中村大樹氏が上手く言えなかったことが語られている。
「マイトガイン、私とお前は一つ、お前の中で私は生きる」
「特許許可する東京都特許許可局…これでいいのか?」
「特許許可する東京都特許許可局…特許許可する東京都きょ、許可…」
コントロールマスクを破壊し頭部だけになった際に。黒き勇者は早口言葉を言った後、そのまま動かなくなってしまった…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「うう…これは超AIへの負担が大きい…」
V』シークレットシナリオ「黒い勇者特急」より。早口言葉に苦戦した時に漏らした弱音。
超AIへの負担は原作にはなかった要素であり、後の伏線となっている。
「と、きょ、きょかするきょ、きょ、きょか…(エラー音)」
「ガイン! 貴様を倒す!」
『V』中断メッセージ「ブラックガインの特訓」より。「黒い勇者特急」とは逆に早口言葉のせいで暴走している。これをホイ・コウ・ロウが知ったらどう思う事か…。

余談

ブラックマイトガイン時のパイルダーが印象的だが、超AIコントロール装置がマスク状になり顔に装着された姿はどことなくアクロバンチを彷彿とさせる。

脚注

  1. エフェクトがかかった声のため"脚が下がって~"とも聞こえる、どちらでも状況からセリフ的に違和感はない。