真田志郎

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真田志郎
外国語表記 Shirou Sanada
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 大塚芳忠
種族 地球人
性別
年齢 29歳
出身 日本・長野県
所属 地球連邦
役職 宇宙戦艦ヤマト技術長兼副長
軍階級 三等宙佐
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概要

ヤマト副長技術長。艦長が何らかの事情で不在の場合は指揮を執る。「ヤマト計画」の中枢に関わっており、ヤマトの建造にも関わっている。

MITと宇宙防衛大学を経て国連宇宙軍に入隊しており、そのため科学分析や情報分析に強い。頼れる人物である。

性格はどんな時でも沈着冷静を崩さず、感情もほとんど表に出さないため古代進からは「コンピューター人間」と評されている。その一方で、親友である古代守から譲り受けた中原中也の詩集を大切にしており、進の成長に笑みを見せることもある。

解説好きな面があり、科学理論について話し出すと難しい単語を並べて畑違いの人間には理解しがたい会話となってしまうという悪癖がある。また、慎重を期するため思い切りが悪かったり戦闘指揮が苦手な面も。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。ヤマトのサブパイロット。ヤマトはもちろん、世界を取り巻く多くの事象の推察や対処法を首脳陣と共に考案していく。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

V
分析鉄壁かく乱

人間関係

ヤマトのクルー

新見薫
ヤマトの情報長。MIT時代の後輩であり助手のため信頼は篤い。
古代進
親友の弟。成長を見守っている。

地球連邦

古代守
MIT時代からの親友。彼の遺品となった中原中也の詩集を大切にしている。

他作品との人間関係

千鳥かなめ
『V』にてある理由から宗介と付き合っているのかと彼女に尋ねて怒られてしまう。
テレサ・テスタロッサ
『V』にて上述の質問を彼女から怒られてしまうが、ウィスパードの事を彼女から聞いている。
ブラックノワール
『V』にて高次元人を自称するブラックノワールがただのシステムでしかないと論破する。

名台詞

「ワープとは、このようにワームホールを人為的に発生させ、実質的に光速を超える航法です」
徳川「わしにはよく分からんが、本当にそんな事が出来るのかね?」
「理論上は可能です。ただ、タイミングを違えると時空連続体に歪みを生み、宇宙そのものを相転移させてしまうこともありえる」
第3話より。ワープの理論を解説するが、難しすぎて誰も理解できなかった(キャスト陣の中にも首を傾げた人がいたらしい)。最終的に、沖田艦長の「波動エンジンの運用には注意が必要」の一言で片付けられてしまった。
「ヘッ、知らないほうが幸せだと思うよ」
ヤマトの食糧供給システムの「O・M・C・S」が作る食事の原料について聞かれた時の返答。長期間の航海において有機物の循環システムは必要不可欠なので、そういうことだと思われる。なお、本人はカロリーブロックを食べていた。
「私には君に心があるかさえ分からない。君には私の中にあるような人間の意識はなく、只、人間らしく振舞っているだけなのかもしれない」
第9話にてオルタを気に掛けているのを皮肉ってきた伊東に対して。他人から「コンピューター人間」と評される彼がここまで言い切った辺り、伊東をどれほど嫌っているかが伺える。伊東もこの返しは流石に不愉快だった模様。

スパロボシリーズでの名(迷)台詞

戦闘台詞

「こんなこともあろうかと…というやつだ」
戦闘台詞の一つで波動障壁発動により攻撃を防いだ際の台詞。有名な台詞を遂に自分で言った。

シナリオデモ中

「さて…どの程度の値打ちものが来るかな」
シークレットシナリオ「長き旅路を支えるもの」にて。補給物資が予定より少なくなってメカマン仲間で「敵の残骸をあさって難をしのぐ」という結論に至ってそこに都合よく敵襲の警報が鳴って。笑顔でいってるのがまた笑いを誘う。
「大丈夫です。こんな事もあろうかと…」
第43話直前の分岐シナリオにて。戦闘中だけでなくシナリオデモにおいても口にしており、ウリバタケは「その台詞、言いたかったのに…!」と残念がっていた。

搭乗機体

ヤマト
真田志郎が建造に関わった宇宙戦艦。また、その艦における技術長および副長を務めている。

余談

  • 旧作版における真田志郎は、「事前に様々な機器を準備して有事に備えている用意周到さ」で知られており、視聴者から真田志郎=「こんなこともあろうかと」と認知される程であった。
    • ただし、実際の真田志郎は劇中でこのような発言をしたわけではない。[1]しかしながら、メカニックキャラクター=「こんなこともあろうかと」のイメージは、後続の作品に多大な影響を与えている。
    • 2199版では、流石に都合が良すぎる展開だと判断されたのか、有能ではあるものの旧作ほど万能というわけではなくなっている。

脚注

  1. もっとも、「こんなこともあろうかと」に近い意味合いの台詞は存在する模様。