プラン1211 アラストル

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プラン1211 アラストル(Plan-1211 Alastor)

「第三世代型AS」を基にして、対人用に作られた人間サイズのAS

基本構造は第三世代型ASとほぼ同じであり、それを人間と同じサイズにまで小型化したものである。動力源であるパラジウムリアクターの小型化や限られた容量での柔軟な判断能力など高い技術が用いられている。

腕部に12.7mm機銃を仕込んでいる他、行動不能に陥った際には自爆装置を作動させてボール・ベアリングをバラ撒く、そして人間を上回る身体能力と標準的な歩兵用の銃器に耐える高い耐久性を生かした格闘戦をこなすため、厄介な兵器となっている。しかし、通常のASには分が悪いのか、それらと対峙した際はやられ役と化してしまうのがオチである。また、人型をしている為か関節部分が脆く、そこを突かれた事もある。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
NPC。原作通りに玉蘭を殺害している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇

単独作品

スーパーロボット大戦V

人間関係

レナード・テスタロッサ
開発者。自身の護衛としてアラストルを連れ歩いている。
夏玉蘭
レナードの命令により彼女を殺害する。
クルツ・ウェーバー
原作長編6巻「踊るベリー・メリー・クリスマス」(未アニメ化、SRW未登場エピソード)にて、豪華客船「パシフィック・クリサリス号」内で交戦。作中の人物では初めて、アラストルを生身での戦闘で撃破したことになる。
上記の玉蘭(原作小説版では『飛鴻』という男)が殺され、レイスが一蹴されるシーンを見ていたかなめから話を聞いていたとはいえ、拳銃一挺で機体の弱点を見抜いて撃破に成功している点は、彼の兵士としての非凡さの一端ともいえる。
アル
同「踊るベリー・メリー・クリスマス」エピソード内で交戦。
複数体で宗介達を追い掛け回していた所、豪華客船の甲板に誘い出され、ECSで隠れていたアルの操るアーバレストの機銃掃射を浴び、踏み潰されて全滅した。
本編完結後の短編では復元・修復されたアラストルを遠隔操作し、外界で活動する上での肉体代わりにしている。
小野寺孝太郎
ドラマCD「ありえない授業」二時間目では宗介と誤解した彼を殺害してしまう。

関連機体

ボン太くん
奇しくも、アラストルと同じような性能をもつパワードスーツ。

余談

  • 同サイズのASとしては宗介が独自に改造した着ぐるみであるボン太くんがあるが、作者はネタでボン太くんの方が強いと答えた事がある。