モモカ・荻野目

概要

大きなリボンが特徴のアンジュの筆頭侍女。幼い頃にアンジュの護衛とノーマである事の機密保持のために皇帝ジュライにより連れてこられた。健気な性格であり、主であるアンジュに仕える事を無上の喜びとしている。

当初はアンジュ同様にノーマに対して差別意識を持っていた^[1]が、共にアルゼナルで過ごしていくうちにそのような面は見られなくなっていった。また、アンジュへの忠節のためならば自らの身命を厭わない覚悟を持ち合わせ、同時に主の目的遂行を誰よりも応援している。

モモカは「下衆、曲者、変態」が揃っている『クロスアンジュ天使と竜の輪舞』作中で白無垢のような清純さを持ち続けた稀有なキャラクターで、「作中最大の良心にして清涼剤」である。最初から最後までアンジュへの忠節を持ち続け、忠義を全うした彼女だからこそ、他キャラクターより別方向で輝いて見える。

アンジュ: 正体が「ノーマ」であろうと、彼女を公私共に強く慕っている。; アルゼナルに来た当初はアンジュから疎ましがられたが、やはり放っておけない存在として見られている。そんなアンジュとは、深い絆で結ばれている。
タスク: アンジュの騎士。彼と共にアンジュの支えとなり、同時に二人の恋路を見守る。
ジル: アルゼナルにやって来た当初、彼女にスパイと疑われて処刑されそうになる。

モモカは、初期設定では「途中で主であるアンジュを裏切る腹黒メイドで、アンジュを突き落とすという役回り」だったが、クリエイティブプロデューサーを務めた福田己津央氏によってキャラクター設定変更となった経緯が有る。まさに英断といえるもので、彼女がいなければアンジュは途中でリタイア（タスクが生きていたとしても）していたかもしれない。