デッドリーコング

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概要

ガラガが搭乗するゴリラ型の巨大ゾイド

背中に装備した棺桶のような武装ユニット「ヘルズボックス」が最大の特徴で、中にはメタルZi製の爪を持つ副腕が隠されているほか、副腕同様にメタルZi製の斧や大鎌(追加装備)が収納されている。

実はヘルズボックスの中には謎の節足動物型ゾイド(ヤスデに近い姿の自律ゾイド)が潜んでおり、デッドリーコングと共生関係にある。また、その分ゾイドコアが二つ存在しているため、本体のゾイドコアを破壊されても再起動が可能。

ボックス内の節足ゾイドは歩行用の7対の脚の他に、折りたたまれた状態の長い前腕を持っており、サブアームの正体はこの腕。

その他にも左手の封印武器「シザーアーム」や、処刑人の仮面を思わせるメタルZi製のフェイスカバー「ヘルズマスク」等を装備しており、ムラサメライガーと並んで謎多きゾイドである。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
優秀なAコンボ武器2種に自軍唯一の装甲値ダウンL3の追加効果を持つシザーアームなど、微妙な性能が多いゾイド勢の中では優遇されている。
弱点としては陸戦型ゆえの対空攻撃の弱さと移動力の低さだが、強化パーツスロットが3つあるため、フライトモジュールとメガブースターを装着すれば解決する。あとは高性能レーダーで射程を伸ばせば文句無し。
撤退する強敵撃破のための重要な役割を担える分、ぶっちゃけ主人公ルージのムラサメライガーよりも優秀との声も。ちなみに他のゾイドは強化後に名称が変更されるが、デッドリーコングのみ陸適正の強化と武器追加のみで元の表記のままとなっている。

装備・機能

武装・必殺武器

端的に言えば、コンボの鬼。どんな間合いでもコンボ武器を叩き込める上に主力のコンボ武器の攻撃力も非常に高い。

アームバルカン
通常の射撃武器。『K』ではコンボ武器であり、なおかつ射程が2~6と何気に凄いことになっている。もっとも、ガラガの射撃能力はそれほど高くない上に他2種のコンボ武器がぶっ飛んでいるのであまり使われないが、空を飛べるようにしないと空に撃てるコンボ武器がこれだけになる。
格闘
左手で殴りつけた後、ヘルズボックスの爪で切り裂く。射程1~3でEN無消費の優秀なコンボ武器。15段改造してガラガにインファイトL9を加えると攻撃力がなんと7000という破格の強さに化ける。ちなみにそれでなくても全コンボ武器中No.3の攻撃力である。
大鎌
ヘルズボックスに乗って滑走し、メタルZi(リーオ)製の大鎌で斬りつける。ボックスをひっくり返すと非常に気味の悪い事になっているはずである(節足動物ゾイドが下で走っている)。同じくコンボ武器であり、威力は上記の格闘よりも上(全コンボ武器中No.2の攻撃力)だが、EN消費するため使いまくってるとあっさりEN切れを起こす。…起こしたところで、わずか200しか攻撃力に差がない格闘に切り替えればいいだけなのであまり問題はなかったりもするが。
シザーアーム
左腕に巻いた包帯の下に封印されている、メタルZi製の巨大な鉤爪。一度その封印を解き放つと機体は暴走状態へ陥り、周りの全てを破壊するかレッゲルが尽きるまで暴れ続けることになってしまう。
『K』では1発限りの最強武器で、装甲値ダウンL3の特殊効果を持つ武器でもある。また、使用しても暴走状態に陥ることはない。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

陸適応はS。

サイズ

M

機体BGM

「夜鷹の夢」

関連機体

アイアンコング
「コングタイプ」の祖ともいえる帝国軍のゾイド。実際トミー(現タカラトミー)から発売された玩具はアイアンコングの動力とフレームを流用し、外装を変更したものである。
節足動物ゾイド(名称不明)
ヘルズボックスの中にいる、共生関係にある虫型ゾイド(むしろ、このゾイドを覆う形でヘルズボックスが作られている)。コングの背中で安全を確保する代わり、色々な局面でコングを手助けする。

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