シャイア・トーブ

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シャイア・トーブ (Shaya torb)

エマーンの名家、トーブ家の長女。本来ならトーブ家の当主となるはずであったが双子の妹マニーシャ・トーブが跡を継いでおり、シャイアはグローマの艦長兼ファクトリーのチーフとなり世界中を渡り商売をしている。

性格は優柔不断で楽観主義であり、艦長としては些か頼りないが人望があり、同じエマーン人はもとより他種族の人間(ロボットを含む)からも信頼されている。また女性のエマーン人は妊娠期間を過ぎると女性的羞恥心が欠如する為、妊娠期間を過ぎたシャイアは桂木桂と一緒に風呂に入っても意に介さなくなっている。

ファクトリーのチーフになる前は両思いの男性がいたが、双子の妹マニーシャもその男性を愛しており、最終的にはトーブ家の次期当主の座も含めてシャイアが身を引く形となる。そのことでマニーシャに無責任と思われ姉妹の間に亀裂が生じてしまう。エマーンに帰国した時、特異点である桂を拘束・洗脳し意のままに操ろうとするマニーシャに反発し桂を救いだしファクトリーのメンバーとともにエマーンを脱出するという行動に出た為姉妹の関係が完全に切れてしまうが、シャイアがトーブ家を捨てた経緯をマニーシャが知り誤解が解消される。和解後はエマーンの代表として時空変換装置の開発を後押ししたり、チラムの総裁との交渉なども行うなど、桂とオルソン・D・ヴェルヌが大特異点に向かう手助けをした。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。滝沢氏はこの作品でスパロボ初参加となった。
エマーン代表兼チラム代表として、コペルニクス会談に臨んだ。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク

スパロボシリーズの名台詞

「上手く言えませんけど、あれは人が人として生きるのを放棄しているものだと思います。自分の中の可能性を活かすのも、眠らせたままにしておくのも、その人の生き方であり、責任なのですから」
コペルニクス会談にて、デュランダルデスティニープランに対して。
「…私が妹のために身を引いたと、議長は思ってらっしゃるのでしょうね…でも、私はそれを不幸だなんて、一度も思った事はありません。だって、それは誰かが…自分の意志以外の何かが決めたのではなく私自身が決めた事ですから」
自身とマニーシャの件をちらつかせて尚も迫るデュランダルに対して。この言葉にデュランダルは何も言い返せず、黙り込むのであった。
「で、でも...まったくの平行線で結論は出ないようだけど…」
「既に言葉は出尽くした」と語るロジャーの発言を受けて。コペルニクス会談を的確に評した台詞といえる。

搭乗機体・関連機体

グローマ
グローマ・ファクトリーの交易船。