インゲ・リーマン

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2015年8月24日 (月) 09:00時点における27.127.9.160 (トーク)による版 (他作品の人間関係を追記)
ナビゲーションに移動 検索に移動

インゲ・リーマン(Inge Lehman)

惑星オドンのレッドショルダー基地司令。ヨラン・ペールゼンの忠実な副官であり、彼の右腕ともされる。

不機嫌そうな目付きと割れ顎(いわゆる『ケツ顎』)が特徴的な男性で、グレゴルー・ガロッシュ等、彼に反抗的な隊員からは基地を収容所になぞらえて「所長」とあだ名されている。

「理想の兵士は徹底した訓練によって生まれる」というかつてのペールゼンの理想に共感し理想の戦闘集団の組織化に尽力してきた人物で、彼自身も卓越した技量を持つATパイロットである。 しかしペールゼンが「異能生存体の戦力化」に趣旨替えし、かつての理想を否定するとこれに反発、異能生存体であるキリコを殺すことでその考えが間違いであることを証明せんとするが、逆に異能生存体の常軌を逸した不死性を目のあたりにすることになる。

遂には自らの手でキリコを抹殺するべく、第三次サンサ攻略戦の最中に戦線から孤立したキリコを部下2名と共に襲撃する。死闘の末にキリコを出血多量で気絶する寸前にまで追い詰めるが、相討ちとなって死亡した。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。レッドショルダーを率いPMCトラストに所属している。はっきり言って、今回の『野望のルーツ』参戦は実質リーマンを出すためのものと言っても過言ではない。原作終了後だが、死亡しておらず、39話『ザ・ラストレッドショルダー』では原作では乗らなかったブラッドサッカーを駆っての出撃となるなど出番が多い。ただし、その乗り換えた39話で戦死する。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
原作同様の経緯で、第2章メイン9話-2「リーマンとの死闘」において戦うこととなり、そこで戦死。ゲームの都合上、プレイヤー側はグレゴルー隊4名、リーマン側も多数のレッドショルダー隊員を引き連れており、3対1ではない。破界篇より大幅に能力が強化され、大ボスクラスのスキルであるを習得しており、レッドショルダーの指揮官に相応しい能力値となっている。また、今作における名有りキャラで最初の戦死者となる。

人間関係

ヨラン・ペールゼン
レッドショルダー隊での直属の上官にして、かつての彼の理想に共感し敬意を表している相手。しかし、異能生存体に固執するようになってからは難色を示している。
キリコ・キュービィー
レッドショルダー隊での部下。異能生存体の実例たる彼の存在は、リーマンにとって『ペールゼンを惑わせる忌まわしき存在』に他ならず、ペールゼンの目を覚まさせるために抹殺しようと躍起になる。
グレゴルー・ガロッシュバイマン・ハガードムーザ・メリメ
レッドショルダー隊での部下たち。実力は認めているものの、素行不良で上官への態度も不実な彼らを『兵士として不適格』と断じて快く思っていない。キリコの抹殺に彼らを炊きつけ利用した上で、諸共に抹殺しようと目論んだ。

他作品との人間関係

パトリック・コーラサワー
第2次Z破界篇でグレゴルー、バイマン、ムーザ、キリコらを含むレッドショルダー隊員を彼の下へ派遣している。隊員らは彼の指揮の下で戦うも向こう見ずな指揮振りが祟り惨敗、敗北の責任を押し付けられ批判されたが、『どうやら貴官ではレッドショルダーは使いこなせなかったようだな』と切り返している。
実はリーマンはコーラサワーの浅慮を見抜いており、不良隊員の厄介払いのために彼を利用したに過ぎなかった。
アリー・アル・サーシェス
第2次Z破界篇ではPMCトラストでの同僚。彼の戦闘狂の本性を見抜いている。

名台詞

「キリコ、今度は俺が確かめてやる」
「死なぬはずがない、死なぬはずが!」
「必ず死ぬはずだ、人間ならば!」
第三次サンサ攻略戦にてキリコを襲撃した際の台詞。
『第2次Z』におけるキリコに対する特殊戦闘台詞にもなっているが、妙に声のトーンが高い。

搭乗機体・関連機体

スコープドッグ (リーマン機)
リーマンが乗った機体は指揮官仕様機で、右腕に電磁射出式パイルバンカー、ミッションパックに大型のブレードアンテナが装備されている。なお、この機体はターボカスタムではない。
ブラッドサッカー
原作ではこの機体が登場した時には既に死亡していたが、第2次Zでは生存していたため、最後はこの機体に乗り換える。

リンク