勇気爆発バーンブレイバーン
勇気爆発バーンブレイバーン | |
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外国語表記 | Bang Brave Bang Bravern[1] |
原作 | Cygames |
監督 | 大張正己 |
シリーズ構成 | 小柳啓伍 |
キャラクターデザイン |
かも仮面 (原案) 本村晃一 |
メカニックデザイン |
大張正己(ブレイバーンデザイン) MORUGA 桜水樹 石垣純哉 山根理宏 鈴木勘太 |
音楽 | 渡邊崇 |
制作 | CygamesPictures |
放送局 | TBS系列 |
放送期間 |
2024年1月11日 - |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
『勇気爆発バーンブレイバーン』はCygamesPictures制作のテレビアニメ作品。
概要
Cygames原作・大張正己監督によるオリジナルアニメ作品。
発表当初はタイトルに反してミリタリー系リアルロボット作品のように宣伝が行われていたが、第1話のラスト5分に主役ロボのブレイバーンを登場させ、リアルロボット系の世界観にスーパーロボットが現れる作風である事が明かされ、同時に公式サイトなども大幅に変更された[2]。ブレイバーンの存在は本放送まで徹底的に秘匿されており、第1話の先行上映会においても箝口令が敷かれた程である。
大張監督が得意とする勇者シリーズ風の作風であるが、一方で主人公イサミ・アオに執着するブレイバーンのキャラクター性や、それに戸惑いながらも共に戦うことになる仲間たち、スーパーロボットたるブレイバーンと共闘するリアルロボット「ティタノストライド」や空母・イージス艦等の実在兵器のミリタリックな描写など、スーパー・リアルの範疇にとらわれない一風変わった作風が話題になった。
ストーリー
人型機動兵器ティタノストライドが実戦配備された近未来。ハワイ・オアフ島での演習に参加していた自衛隊のパイロットイサミ・アオは、アメリカ海兵隊の軍人ルイス・スミスと出会い、友情を交わす。
しかし、突如として宇宙から巨大な塔のような物体と共に謎の機動兵器が現れ、迎撃に出動したティタノストライド部隊は全滅してしまう。撤退を命じられながらも動くことができなかったイサミだったが、その時宇宙から降りてきた謎のロボットブレイバーンに助けられる。
「待たせたな、イサミ!」
なぜかイサミの事を知るブレイバーンに戸惑いつつ、イサミは謎の敵デスドライヴズとの戦いに巻き込まれていくのだった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
自衛隊
- ヒビキ・リオウ
- 女性TSパイロット。イサミの同僚。
- ミユ・カトウ
- TSの女性整備士。
- ホノカ・スズナギ
- TSの女性管制官。
- リュウジ・サタケ
- TSパイロット。イサミの上官。
- アキラ・ミシマ
- 女性TSパイロット。
- イサオ・カワダ
- アド・リムパックの副司令官。
アメリカ軍
- ハル・キング
- アド・リムパックの司令官。
- トーマス・J・プラムマン
- 皆から一目置かれる上級曹長。
- カレン・オルドレン
- TSの女性管制官。
- ニーナ・コワルスキー
- 軍医の女性。
- ヒロ・アウリィ
- TSパイロット。スミスの同僚。
- シェリー・ローレン
- 女性TSパイロット。
その他
- ハイデマリー・バロウ
- ドイツ軍の指揮官。
- ボブ・クレイブ
- CIAに所属する男性。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ブレイバーン
- ブレイバーン
- デスドライヴズの襲来と共にイサミの前に現れた謎のロボット。
ティタノストライド
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 汎用型
- 自衛隊の主力量産型TS。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 誘導弾搭載型
- ミサイルランチャー搭載機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 狙撃型
- 大型の狙撃砲搭載機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 通信拡張型
- 通信機能強化の指揮官機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 アキラカスタム
- アキラ専用のカスタム機。
- M2 イクシード・ライノス
- アメリカ軍の主力量産型TS。
- M2 ストラグル・ライノス
- 近接戦闘型のTS。
- M2 ブラスト・ライノス
- 遠距離戦闘型のTS。
- M2A1 ディンゴ
- シェリー専用の重武装TS。
- XM3 ライジング・オルトス
- 日米共同開発の新型復座式TS。
デスドライヴズ
- ゾルダートテラー
- デスドライヴズの量産機。
- ゾルダートフィレー
- ゾルダートテラーの派生機で水中型。
- スペルビア
- 「高慢」の名を冠するデスドライヴズ。
- クピリダス
- 「強欲」の名を冠するデスドライヴズ。
- クーヌス
- 「淫蕩」の名を冠するデスドライヴズ。
- ヴァニタス
- 「虚栄」の名を冠するデスドライヴズ。
- ペシミズム
- 「悲観」の名を冠するデスドライヴズ。
- セグニティス
- 「怠惰」の名を冠するデスドライヴズ。
- イーラ
- 「憤怒」の名を冠するデスドライヴズ。
用語
- デスドライヴズ
- 宇宙から襲来した8体の機械生命体達の総称。それぞれが望む最上の「死」を求めており、そのために地球を侵略した。ブレイバーンからは侵略対象の天体にいる全生命体の抹殺を目的としていると語られている。
- ビルドバーン
- ブレイバーンが作り上げた超次元3Dプリンター。ブレイバーン曰く「作れないものはない」らしい。
- ティタノストライド
- 本作に登場する人型装甲兵器。略称は「TS」。実戦配備が進んだ後、「軍の花形」として扱われており、TSパイロット志願者が増えた結果、航空機パイロットが不足しているという。
- なおTSパイロットのコールサインには「ダイダラ」「タイタン」など、各国の「巨人」にまつわる単語が使用されている。
- アド・リムパック
- ハワイ諸島で行われた世界各国軍による合同軍事演習。
楽曲
- オープニングテーマ
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- 「ババーンと推参! バーンブレイバーン」
- 作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:ブレイバーン(鈴村健一)
- 平成期の王道ロボットアニソン調の主題歌。第1話では挿入歌およびエンディングテーマとして使用。挿入歌としてはブレイバーン自身が作中で実際に流しており、その事をイサミに突っ込まれている。
- エンディングテーマ
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- 「双炎の肖像」
- 作詞:古屋真 / 作曲:磯崎健史、TSUKASA / 編曲:磯崎健史 / 歌:イサミ・アオ(鈴木崚汰)、ルイス・スミス(阿座上洋平)
- 第2話より使用されるエンディングテーマ。オープニングとは打って変わってこちらはムード歌謡を思わせる。イサミとスミスが半裸になって歌い出す演出が特徴。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初参戦作品。放送中における参戦発表となった。2024年4月中旬以降に期間限定イベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」が開催予定であり、放送終了直後のタイミングとなる。
各話リスト
サブタイトルは全てブレイバーンの台詞となっているのが特徴。
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
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1 | 待たせたな、イサミ! | ブレイバーン ゾルダートテラー |
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2 | イサミーーッ!そろそろだよな、イサミィーー!! | スペルビア | ||
3 | ルル……それが、彼女の名前だ | ゾルダートフィレー | ||
4 | イサミ、キミはまだ、人というものを分かっていないようだ | |||
5 | それはきっと、私には出来ないことだろう | |||
6 | 絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ! | |||
7 | どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ! | クピリダス XM3 ライジング・オルトス |
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8 | また会おう、スミス | クーヌス ヴァニタス ペシミズム |
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9 | イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!! | バーンブレイバーン バーンドラゴン |
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10 | 日本(ジャパン)ではそれをOMIAIという | |||
11 | オペレーション・ボーンファイア、開始だ! | セグニティス イーラ |
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12 |
余談
- ブレイバーンのキャラクター性もあってか、「令和の勇者シリーズ」「汚いニチアサ[3]」とネタ的に評す声も多く見られている。
- 他、「リアルロボットの世界観に現れたスーパーロボット」という点で『ビデオ戦士レザリオン』、「ヒーローに憧れる男の物語」の点で『機動戦艦ナデシコ』、「リアルロボット主体の戦力でスーパーロボット主体の敵と戦う」点で『アルドノア・ゼロ』など様々なロボット作品との類似点を指摘する意見も存在する。
- 「スーパーロボットとリアルロボットの共闘」という点はそれこそスーパーロボット大戦シリーズそのものでもある。
- 各デスドライヴズ幹部の退場時は、Cygames公式より「Memories of Deathdrives」という敵役の追悼動画が公開されるのがお約束になっている。
- 番組終了後、エンド絵(提供イラスト)で毎回様々なイラストが挿入されるが、第1話のエンド絵のみアイドルユニットSMAP(現:新しい地図)の草彅剛氏(画伯※画力最悪)が描いたブレイバーンが披露され予想外の人物からの寄稿に、こちらも多くの反響があった。
脚注
- ↑ タイトルと併記。
- ↑ ただし、タイトル名やロゴデザイン、同じCygamesが関与したアニメで同様の試みを行った前例の存在などもあり、多くの視聴者からは「何かあるな」と勘付かれていた。
- ↑ 『ブレイバーン』と同時期に女児アニメを元ネタにしたアニメ『魔法少女にあこがれて』が放送しており、主に両者を一纏めにしたネタ呼称。