惑星Zi
惑星Zi(Planet Zi)
『機獣創世記ゾイドジェネシス』などのゾイドシリーズの舞台となる惑星。
地球からおよそ6万光年彼方、銀河の正反対(ゾイド・ゾーン)に存在している。
惑星Zi人による独自の文化が発展していたが、地球人の宇宙船が漂着したことから、地球の科学文明の影響を受けて急速な近代化が行われた。惑星Ziは元来より民族対立が絶えなかったため、近代化は軍備増強に容易く繋がり、ついには「戦闘機獣」を生み出すに至った。そして惑星Ziは大規模な戦乱が多発する世界となってしまった。
ゾイドシリーズの多くでは惑星Ziを、「帝国」と「共和国」との長きにわたる戦争が続いている近代的な世界として描いているが、シリーズの中の一つ『機獣創世記ゾイドジェネシス』は幾つもの戦乱で文明が崩壊した時代の惑星Ziを舞台にしており、他のシリーズとは雰囲気が大きく異なる。
惑星Zi土着の生物は金属含有率が地球より高いため、総称して金属生命体と呼ばれている。ただし、多くの生物種は地球の動植物と身体構成はあまり変わらない(惑星Zi人と地球人の混血、可能である)。しかし、ゾイドと呼ばれる生物種だけは飛躍的に金属含有率が高く外皮まで金属に覆われている。このゾイドを科学の力で改造したものが前述した「戦闘機獣」である。つまりゾイドとは正確にはロボットというよりもサイボーグである。
登場作品
- スーパーロボット大戦K
- 地球 (2)に含まれており、名称も『エリアZi』となっている。
関連用語
- ゾイド
- 惑星Ziに住む金属生命体。改造することで戦闘機獣になる。