ソゴル・キョウ
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ソゴル・キョウ | |
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漢字表記 | 京 十凍 |
外国語表記 | Kyou sogoru |
登場作品 | |
声優 | 浅沼晋太郎 |
デザイン |
幡池裕行(原案) 山下明彦(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 人間(幻体) |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 176 cm |
体重 | 65 kg |
所属 |
セレブラム 千葉県立舞浜南高校 同校水泳部 |
概要
千葉県立舞浜南高校に通う一年生。水泳部所属だが部員は彼しかおらず、部の存続のために奔走している。直情型の性格で水泳の為の肉体作りを心掛けた食生活を送っている体育会系だが、頭は悪いわけではなくむしろテストの成績は優秀であり、学者の名前や花の伝説を知っている博学な一面を持っている。
あるとき謎の少女ミサキ・シズノから「この世界を救ってほしい」と懇願され、荒廃した世界で巨大ロボット・ゼーガペインに乗りこみ、未知の敵ガルズオルムと戦うことになる。戦いをリアルなゲーム程度にしか思っていなかったが、少しずつ世界の違和感に気づき、ついには「ガルズオルムに滅ぼされた世界こそが現実であり、自分たちは量子コンピュータ内の仮想空間に生きるデータ化された人間(幻体)である」という衝撃の事実を知る。一時は自身の存在意義に悩むものの、幻体であろうと生きていることに変わりはないと悟り、ガルズオルムと戦う決意を固める。
実は第1話以前に既にセレブラントとして覚醒しており、ミサキ・シズノらと共に戦っていた。しかしガルズオルムとの戦いの中でデータ上での死亡と復元を繰り返す事で精神的に消耗し続け、最終的には半ば自殺のような形で決定的なデータ破損を受け[1]、残された幻体データからどうにか復元されたのが現在のソゴル・キョウである。このために記憶の多くが欠落しており、世界の現状や以前の仲間のことを忘れてしまっていた。ちなみに本編前のセレブラント時代は現在とは逆の冷静な人物[2]であり、更にそれ以前の生前は終盤で記憶を完全に取り戻したキョウが最も近い人物像だったという。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2016年9月のイベント「それぞれの痛み」では『ゼーガペインADP』の公開を記念して、ボイス付きパイロットパーツが実装された。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド4第10話にて加入。出典は『ADP』となっている。初の戦闘フルボイスSRWのため、『X-Ω』よりも多くのボイスが収録されている。
- 序章ではゼーガ本編前の決定的なデータ破損のシーンから始まるという衝撃的な登場だが、ユニットとしては問題なく使用できる。1章Part1からはTV版の原作再現が始まり、メインの役どころに着く。シナリオ上でも自軍に同行する。キョウが舞浜を離れている間は、外国に留学しているということになっている(シマからはキョウが居ないことを不自然に思われないためのデータ改竄を提案されたが、キョウが断っている)。
- 自軍内では博学な面が目立ち、界塚伊奈帆らとインテリトークをしている場面が描かれている。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
- DD
- セレブラント(キョウ)
- 攻撃力、運動性に補正がかかる。
- ガンナー(キョウ)
- 運動性が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「強靭」(LVが上がると「直撃」も追加)がかかる。
- セレブアイコン(キョウ)
- メインスロットの必殺技威力、攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。
- 覚悟(キョウ)
- 攻撃力・運動性が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度「熱血」(LV20で「集中」が追加される)がかかる。
サポートアビリティ
- 負けず嫌いの正義漢
- SSR。ボスWAVE時に攻撃力、回避率大アップ。
人間関係
- カミナギ・リョーコ
- 幼馴染であり、同じマンションの向かいの部屋に住んでいる。
- ミサキ・シズノ
- キョウを戦いに導いた張本人。様々な秘密を隠しているが……。
- ソゴル・ミサキ
- 妹。シズノの名前の由来の一つ。キョウとは異なり幻体になっておらず、現実世界でオルム・ウィルスに感染して死亡。
- トミガイ・ケイ
- 友人の一人。
- ハヤセ・トウヤ、ウシオ・タケル、カワグチ・ケンタ
- 中学時代の友人たち。
他作品との人間関係
- フカイ・アオ
- 『X-Ω』イベント「遠く広がる空の下で」にて共演。
- 京乃まどか
- 『X-Ω』イベント「遠く広がる空の下で」にて共演。彼女から鴨川を紹介される。ちなみに同じ千葉県民。
- 時縞ハルト
- 『DD』ではデフテラ領域でピンチに陥ったところを彼に助けられ親しくなる。
- 界塚伊奈帆
- 『DD』では度々インテリートークを行っている場面が描かれ、馬の合う友達となっている。
名台詞
- 「ありえねぇ!」
- 口癖。衝撃を受けた時のみならず静かな怒りを込めながら言う場合もある。
- 「なめんなよ!千葉県民を!」
- 廃墟と化した現実世界の舞浜でガルズオルムの復元者・アビスと対峙した際の台詞。
- 「エンタングル!」
- オケアノスから戦場へと転送する際に発する出撃時の台詞で、他のメンバーも出撃する際に言っている。帰還の際は「エンタングル、タイムアウト」となる。
- 『X-Ω』のイベント「それぞれの痛み」ではDVEとなっている。ちなみに、『X-Ω』でのDVEはこれが初めてとなる。
- 「俺の拳が、俺の上腕二頭筋が、俺の魂が怒り狂ってる!」
- 他者の痛みを解さないナーガが自身の望みを語り、その狂気にキョウ達を誘った際に強い拒否と共に言い放った台詞。拳も筋肉も魂でさえもデータでしかない幻体が、それでも生の痛みを選び肯定する事で自己の存在を証明してみせる。
- 「舞浜シャイニングオーシャンパーンチ!!」
- アビスとの決戦に終止符を打つための”裏ワザ”。一話冒頭でアルティールの左腕が吹き飛び戦いが決するシーンとの対比になっている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「そこのチビッコがあんたらのボスだって方が、よっぽどファンタジーに思えるけどな」
- 『X-Ω』イベント「遠く広がる空の下で」にて、転移した後ファロスへ案内された際の一言。これには田所も「痛いとこ突くじゃねぇかよ…」と漏らした。
- キョウ「うおおおーッ!なめんなよー!」
まどか「千葉県民をー!」 - 同上。転移したアビスとシンに向け、まどかと共に名台詞のアレンジを言い放った。ちなみに、この台詞が出るシナリオクエストのサブタイトルは「鴨川の空は青いか」とゼーガペイン25話のサブタイトルのアレンジとなっている。
- シマ「我々はペルシダーモードと呼んでいます」
- キョウ「ドリルは付いてねえけどな」
- 伊奈帆「ドリルが付いているのは鉄モグラだよ。ペルシダーは地底世界の名前」
- キョウ「さすがは伊奈帆、いいツッコミだ。ただ、そういう名前の地底戦車も…」
- 『DD』1章Part6より、オケアノスに関する世間話。伊奈帆が言っているのはエドガー・ロイス・バローズによるSF小説『地底世界ペルシダー』、キョウが言おうとしているのは『ウルトラマン』もしくは『GEAR戦士電童』に登場する同名の兵器の事。
- ちなみに火麻はどちらも知らなかったようで「ドリルガオーの話か?」と困惑していた。
- 「戦争は、他の手段をもってする政策の継続に過ぎない。そのはずなのに…」
- 「ああ、戦争の自己目的化って奴に陥ってる。相手を倒し尽くすまで止めない、そういう戦いにな」
- 『DD』1章Part7より、連合とプラントの泥沼の戦線に対し苦悩する一幕。シマからはプロイセン王国の軍事学者・クラウゼヴィッツ将軍の発言であることを指摘された。
搭乗機体・関連機体
- ゼーガペイン・アルティール
- ガンナー(メインパイロット)として搭乗。
余談
- 担当声優の浅沼晋太郎氏はキョウでTVアニメ初主演となる。浅沼氏は元々演劇、および脚本家・構成作家として活動していたが、『ゼーガペイン』以降は本格的に声優としても活動していくことになる。