ファイナ・S・篠崎

ファイナ・S・篠崎は『無限のリヴァイアス』の登場人物。

概要

天王星圏チタニアの出身で、チタニア首相ロレンスの孫娘。

令嬢ゆえの気品さに加え、天王星圏で信奉される「聖母アルネの教え」を熱心に守っており、独自の倫理観で行動する。

リーベ・デルタ崩壊時、相葉昴治と尾瀬イクミに助けられたこともあって、リヴァイアス内では、2人の知人の蓬仙あおいたちのグループに所属。ブルー政権以降、ブリッジクルーにもなり、艦内に居場所のない少女たちの居場所・ファイナーズを作り上げていく。

昴治からの求愛を受け入れ、交際を始めるが、過去を断ち切ろうとしていることやチームブルー追放の件から、過去から逃げていただけの昴治は過去を断ち切るのではなく、向き合うことが大事であることに気づき、別れを言い渡されてしまう。

実は過去を断ち切ると称して、知人を2人以上殺しており、昴治も殺そうとするが、覚悟を決めた昴治に自身の罪を公にされて沈黙することになる。尚、殺害方法は、いずれも絞殺。

事件後、故郷のチタニアに戻るが、改心したのかまでは描かれず、昴治は彼女と話をするために、リヴァイアスの最初の進路をチタニアにしてもらった。

ラーフラ: ペットのフェレット。可愛らしい外見とは裏腹に、あおいが昂治のために作った弁当を貪る獰猛な面を見せたことから、ファイナの生き写しでもある。
ロレンス: 祖父。チタニアの首相であり、イクミ政権時、イクミに自身の素性を明かしたファイナは「祖父が首相なので保護してくれる」と伝え、チタニアに進路を取らせた。

相葉昴治: リーベ・デルタ崩壊時、彼とイクミに助けられた縁から親しくなり、昂治からは想いを寄せられ、ブルー政権の最中、交際を始める。しかし、自身の論理感から、すれ違っていき、昴治から別れを言い渡されてしまう。昴治のことを諦めきれず、あおいを亡き者にしようとしたり、昴治自身を亡き者にしようとしたが、最終的には覚悟を決めた昴治に自身の殺人を公にされたことで沈黙。
相葉祐希: 昴治の弟である彼からは「最悪」と評されている。
尾瀬イクミ: リーベ・デルタ崩壊時、彼と昴治に助けられた縁から親しくなり、イクミが独裁者と化して以降、彼を軍神として崇拝する形で利用していく。