ZX-07
ZX-07
ZX-07という識別コードは腕原種そのものに付けられたものであるため、原作ではいかなる姿をとってもこのコードで呼ばれる。
このページが作成された2013年3月の段階では、スーパーロボット大戦シリーズでこの名称が付いているユニットは45話「GGG、木星へ!」、46話「勇気ある者」で披露した木星の第1衛星エウロパとの融合形態だけなので、現時点ではその形態についてのみ記述することにする。
幻竜神・強龍神の活躍によって腕原種と腸原種が企てたゾンダーメタル精製作戦は失敗し、腸・胃袋・鼻の3体の原種が浄解されてしまった。 だが、超竜神の帰還に始まるこれらの奇跡を起こした「ザ・パワー」の力に目を付けたパリアッチョと腕原種はザ・パワーを利用した全宇宙の機界昇華を画策する。
原種の追撃のため木星に現れたソルダートJやGGGとの戦闘では腕原種自身は木星の第1衛星エウロパと融合し、残り17体の原種の中心となって戦う。 ZX-17(肺原種)など数体の原種を倒されながらも、原種4体によるキングジェイダーの拘束やGGG艦隊旗艦スサノオの大破など戦いを原種有利に進めていったが、一度は木星に落下したスターガオガイガーがザ・パワーを身に纏い復帰したことをきっかけに戦況は一変。腕と心臓を除く全ての原種は撃破・浄解され、腕原種もキングジェイダーの攻撃で原種核のみの状態での逃走を余儀なくされる。 しかし、心臓原種・パリアッチョ・パスダーはその間にザ・パワーの解析を完了しており、彼らと合流した腕原種は追ってきたキングジェイダーから29個のゾンダークリスタルを全て奪い返し、原種本来の姿であるZマスターに変貌する。
コミカライズやゲームで発表された外伝作品では、木星に向かう前の腕原種が休眠状態にある原種の回収などに奔走する様子が描かれている。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 27話「勇気ある者達の誓い」の後半戦に他の原種たちとともに登場する。パイロット(というか本人)である腕原種が他の原種より能力が高いうえ、後半戦は味方ユニットのHP・EN・SPが消耗している状態で始まるが、ザ・パワー発動イベントまで持ちこたえれば後は普通に戦える。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 基本的には『第3次α』と同様だが、初登場が木星の戦いより前になっている。今作は幻竜神と強龍神が登場し、原作で強龍神と戦った腕原種にもそれなりに戦える状態で出てもらう必要があったが故の処置だろうか。木星の戦いでは逃亡する間もなく浄解されたらしく、アリアがJからゾンダークリスタル30個を奪ってパリアッチョに渡す展開になっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 超重力波
- 腕原種の十八番である超指向性重力波。『W』では非常に質量の大きな天体相手に融合したために合体原種よりもパワーが増しているという設定になっている。
特殊技能
- ゾンダーバリア
- HP回復
移動タイプ
サイズ
- (3L)
- ※スパロボでの区分。同じ機体でも、形態や作品によってはサイズが異なる場合がある。
対決・名場面など
- vsキングジェイダー
- ザ・パワーを得た勇者ロボたちの猛攻で次々と倒される原種軍団。ザ・パワーの凄まじさに驚愕する腕原種は隙を突かれ、キングジェイダーの接近を許してしまう。戦士としてけじめを付けるべくZX-07のボディを破壊するJだったが、間一髪脱出した腕原種の核は最後の手段として心臓原種と合流する。