ジェイダー
ジェイダー(J-Der)
ジェイアークの艦橋部分が分離した戦闘艇ジェイバードにソルダートJがフュージョンし、人型に変形した形態。ガオガイガーにとってのガイガーに相当する形態である。
艦橋が分離したジェイアークはトモロ0117が制御を務め、アルマは艦の右後方にある第二艦橋に移る。この形態はジェイキャリアーと呼ばれる。ジェイダーからさらにジェイキャリアーとメガフュージョンすることでキングジェイダーに変形する。
キングジェイダーに比べ大幅に火力は劣るが、高機動力に特化し、両腕に装備されたプラズマソードを使っての高速近接戦闘を得意とする。背には高速移動時にアルマやパルス・アベルの持つ光の羽に似た形状の6枚3対のプラズマウイングと呼ばれる推進用の光の羽が展開する。ガイガーに相当する形態ではあるが、殆ど単体で活躍することがなかったガイガーと違い、パイロットであるソルダートJ自身も機動力を駆使した高速近接戦闘を得意とするタイプであるため、ジェイダーの機体性能と相まって非常に高い戦闘能力を有する。
「遅い、遅い!」の口癖の通り、ソルダートJはこのジェイダー形態で敵攻撃に被弾したことは殆ど無い(ピア・デケム・ピットの衝角突撃をもろに食らった事はあるが、それはソルダートJ及びジェイダーのエネルギー源を強制的に止められ、動作不能になったため)。
分離変形機構上、両脚部に反中間子砲・メーザー砲を持つが、姿勢制御の問題かまたは火器制御を行なうトモロ0117が分離したジェイキャリアー側に残るせいか、ジェイダー形態のままで反中間子砲やメーザー砲を使用したことはない。また、ジェイバードを上半身部分だけジェイダー形態に変形させ、ジェイキャリアーと半合体した状態での運用も可能(ジェイライダーモードと呼ばれる)。
なお、ジェイダーの脚部がキングジェイダーの腕部になるのだが、明らかにジェイダー時から巨大化している。これは高速分子増殖を行なって「実際に巨大化」しているものである。
『第3次α』にはユニットアイコンも登場しているが、携帯機の『W』と共にジェイアークの一武装扱いで実際に使用可能なユニットとして登場した事はない。
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