ジェニファー・ポイズン

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ジェニファー・ポイズン
登場作品

電脳戦機バーチャロンシリーズ

声優 折笠富美子
デザイン
初登場SRW スーパーロボット大戦K
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属組織 打撃艦隊フォース・アンベルⅣ
所属部隊 薔薇の三姉妹
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ジェニファー・ポイズンは『電脳戦機バーチャロンシリーズ』の登場人物。

概要

薔薇の三姉妹の末妹という立場に居る女性。一見、薔薇の三姉妹と括られるのに疑問を覚える程おっとりとした性格で鈍くさい、ように見える。

月面プラント連合勢力「月光閥」傘下の非合法組織、「月影の一族」に属する者、という設定があり、アンベルⅣからは三姉妹の誰よりも信頼が厚い。即ち、上記のおっとりした性格は演技であり、実際の性格は怜悧、冷酷とされている。実際、三姉妹の目が届かないところで一人独自に行動をとっていることがあり、『電脳戦機バーチャロン マーズ』においても一人残ってプレイヤーに謎を投げかけることが多い。本人は「謎掛けが好き」と言っているが、これも全て真実かは怪しい。

小説『FRAGMENTARY PASSAGE』で初登場、ゲーム作品では『マーズ』に登場。上記設定を表してか、『マーズ』では三姉妹の中で1機だけ鈍くさい動きをしている。プレイヤーは単独、または僚機1機との2機編成で戦うことになるため、三姉妹戦は必ず数的有利を取られている状態なので、セオリーを理解したプレイヤーはジェニファーを真っ先に狙い、数的有利を覆しにかかることになる。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
初登場作品。途中までは作中通り敵対関係になるが、利害の一致により終盤では第3軍のNPCとして対ダイモン戦に協力する。

パイロットBGM

「Strike blue」
『K』で採用された『マーズ』の汎用BGM。

人間関係

ディフューズ・アルフレート・ド・アンベルIV
SRW未登場。自身の主であり、彼からは三姉妹筆頭を名乗るシルビーより信頼されている節がある。

薔薇の三姉妹 

シルビー・ファング
三姉妹の表向きの筆頭。彼女らの目を盗んで単独行動することが多い。
デボラ・バイト
三姉妹の長姉にあたる存在。血気盛んな彼女に合わせてのジェニファーの言動は真偽不明なところがある。

その他 

イッシー・ハッター
『マーズ』にて、MARZ所属時代の彼に何度も毒蛇呼ばわりされるが、少しばかりズレた形で抗議する。

名(迷)台詞

「えっ…戦うんですの?」
『マーズ』初登場時、アンベルIVの命で接触する筈が、「客を選ぶ権利がある」と戦闘を吹っ掛けるシルビーの独断に対して。本件に関しては演技なのか素のリアクションなのか怪しい。
「…そうそう、一つ、いいことを教えて差し上げますわ…姉がお渡しになったもの、「ダイモン・フラグメント」と言いますの…」
初登場時の戦いを勝利で収めた時に追加される台詞[1]。アンベルIVの本来の命で、シルビーは重要資材を渡すのだが、シルビーは機能は分からないと言うものの、一人残って話を続けるジェニファーはある程度この資材のことを理解している。ジェニファーが末妹でありながら格上であることが分かるシーン。
「…ダイモン、謎は月にあり…そんなところでしょうか」
「ふふ、これだけじゃ、なにもわかりませんよね。ごめんなさい。私、謎掛けが好きなんです…」
去る前に言い残す台詞。この時点でダイモンのことを言い当てているが、実際にプレイヤーが理解するのはかなり後となる。実際に理解してからこの台詞を再び聞くと、改めてジェニファーの末恐ろしさが分かる台詞である。
「お姉さま、嬉しそう…」
プレイヤーと再会した際、血気盛んに声を挙げるデボラを見てのリアクション。
「麗しの薔薇ですのに…」
地球でプレイヤーのみならず、ハッター軍曹とも再会し、出会い頭に毒蛇呼ばわりされた戦闘の終了後。何だかんだ彼女も毒蛇呼ばわりは嫌な様子だが、ズレた抗議の仕方である。
「あ、そうそう。禁制領域を脱出するには これが入用でしてよ…」
「「ワイルドクリスタル」っていうんですよ、これ。どうかいっぱい集めてくださいね」
地球での戦闘終了後、またしても一人残ってワイルドクリスタルというものをプレイヤーに渡してくる。禁制領域に飛ばされたプレイヤーにとって、一見この発言自体に間違いはないように思えるが、真に受けて集めすぎると禁制領域に封じられていたヤガランデが増殖するという最悪の事態に巻き込まれることになる。有体に言えば罠である。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「軍曹さん、筋肉脳の替えどきですよ!」
『K』における対ハッター用特殊戦闘台詞。何気に酷い。
「あらいやだ、お嬢様では物足りませんわ…。出来ればプリンセスとでもおっしゃって…」
『K』第35話「Another Sphere」にて第3軍NPCとして登場した時、「お嬢さん達は味方と考えていいのか?」とゲイン・ビジョウに言われてのリアクション。誰もお嬢とは言っていない上に、そもそも答えになっていない。底の知れない印象の強い彼女だが、原作での言動を考えると、このすっとぼけも素の言動で間違いないのかもしれない…。
ハッター軍曹「毒蛇ども、聞かせてもらおう! イディクス加担の意図は何だった?」
ジェニファー「それは私たちが毒蛇などではなく、薔薇の華だという事です」
同話エンドデモ。ダイモンを真の敵としながら何故イディクスの味方をしていたのかとハッターに問われた[2]が、ジェニファーのこの返答にハッターは困惑する。返答というより、懲りずにまたも毒蛇呼ばわりするハッターに対しての抗議であるが、無自覚なハッターには伝わらず彼は混乱していた。

搭乗機体・関連機体

バイパー540TGA
小説『FRAGMENTARY PASSAGE』にて搭乗。観測を目的としてセンサー類が強化されている。
マイザー・デルタI 「シャルロッテ」
『マーズ』における搭乗機。

脚注

  1. 三姉妹に敗北した際は、資材を受領できないため、ダイモン・フラグメントという名前に言及する台詞に変化する。
  2. ちなみに、アンベルIVからの指令を遂行する際に案件が混ざり合った結果であるとシルビーが答えている。