スーパー戦隊シリーズ

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スーパー戦隊シリーズは東映製作による特撮ヒーロードラマシリーズ。

概要

「色とりどりのスーツを身に纏った変身ヒーロー達がチームを組み敵怪人や戦闘員と戦う」というコンセプトが最大の特徴。シリーズ第3作の『バトルフィーバーJ』以降は「巨大ロボットと巨大化した敵怪人による戦闘」が導入され、今日に続くシリーズの様式が確立された。

1975年放送の『秘密戦隊ゴレンジャー』の開始以降40年以上に渡り製作が継続されている長寿特撮シリーズである[1]

世界観は基本的に一つ一つの作品ごとに独立しているが、シリーズ第4作『電子戦隊デンジマン』とその続編である第5作『太陽戦隊サンバルカン』のみ世界観を共有している。

スパロボシリーズでの扱い

実写特撮作品という事もあり、長年スパロボシリーズの参戦作品となれるかの議論がユーザーの間で続いていた。

現時点ではソーシャルゲームアプリである『X-Ω』『DD』のみの参戦となっており、参戦自体も期間限定参戦が多い。出演俳優への肖像権の兼ね合いもあってか戦隊側の人物は変身後のみの登場。敵側の人物も顔出し俳優は基本的に起用されていない(台詞のみという形でならある)。

作品リスト

SRW参戦作品のみを記載。

恐竜戦隊ジュウレンジャー
第16作。シリーズ初の恐竜モチーフと本格的なファンタジー世界観を取り入れた作品。
海賊戦隊ゴーカイジャー
第35作。過去シリーズを踏まえた大規模なクロスオーバーが特徴。
機界戦隊ゼンカイジャー
第45作。平行世界をテーマに、1人の人間と4人のキカイノイドのヒーローチームの活躍を描く。

関連作品

宇宙刑事ギャバン
メタルヒーローシリーズ・宇宙刑事シリーズ第1作。『海賊戦隊ゴーカイジャー』と共演。

関連項目

その他

  • シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』と第2作『ジャッカー電撃隊』は原作者が石ノ森章太郎氏となっており、第3作『バトルフィーバーJ』以降は東映のペンネームである八手三郎が原作者となっている。
    • これらの関係で、第13作『高速戦隊ターボレンジャー』の時点では『ゴレンジャー』『ジャッカー』がシリーズ作品扱いされておらず、第17作『五星戦隊ダイレンジャー』にて「超世紀全戦隊」というこれら2作も含めたシリーズの総称が定義された[2]。その後、第24作『未来戦隊タイムレンジャー』にて現在まで続く「スーパー戦隊シリーズ」のシリーズ総称とシリーズロゴが制定され、『ゴレンジャー』『ジャッカー』も正式にシリーズに含められるようになった。
  • 40年以上にも渡る長期シリーズという事もあり、現在では新人若手俳優たちの登竜門のポジションも獲得しており、実際に本作への出演が切っ掛けとなった他、出演後にブレイクした俳優たちは多い。
    • シリーズ出演者の中には内田直哉氏、中田譲治氏、西凛太朗氏、土田大氏、松風雅也氏など声優業へ比重をシフトさせた人物も少なくない。これは作品制作の関係上アフレコを行う機会が多いことや、共演している本職声優を通じて他の現場に参加しやすいことが影響しているとみられる。
  • 長期展開故に国内における特撮作品としての認知度が高く、SRW参戦作品でも影響を受けたと思わしき要素パロディ描写などが見られている。
    • SRWオリジナル作品も例外ではなく、パロディ描写がいくつか存在している。
    • 漠然とした「スーパー戦隊っぽさ」を表す際には初代である『ゴレンジャー』か唯一の三人戦隊である『サンバルカン』の要素がイメージされやすく、必ずしもシリーズ全体の実態を反映しているとは限らない(例:「カレー好き」「太め」のイエローはほとんどいない、レッドが「話の中心」や「切り込み役」であってもチームリーダーではない作品も複数ある)。
  • 1997年4月6日より、第21作『電磁戦隊メガレンジャー』が「メタルヒーローシリーズ」の30分前[3]に放送されるようになってから、東映の特撮ドラマが連続するようなる。その縁もあってか「メタルヒーローシリーズ」ならびにその枠を引き継いだ[4]「仮面ライダーシリーズ」とのクロスオーバーがコンスタントに実施されている。
  • スパロボの兄弟分であるコンパチヒーローシリーズにおいては、最初の作品『SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所』に「戦隊部屋」が登場し、『超新星フラッシュマン』のフラッシュキング、『光戦隊マスクマン』のグレートファイブ、『超獣戦隊ライブマン』のライブロボ、『高速戦隊ターボレンジャー』のターボロボに加え、『超電子バイオマン』の悪役であるバルジオンが参戦を果たした。
    • その他特撮メインの『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』や『スーパー特撮大戦2001』にもゴレンジャー等が登場している。

脚注

  1. ただし『ジャッカー』と『バトルフィーバー』との間に1年ほどの休止期間が存在する。この休止期間の間に東映がアメリカのマーベル・コミック社とキャラクター相互使用契約を結んで制作した『スパイダーマン』が放映されている。同作には原作には無い巨大ロボットが導入されており、これが商業的に成功した事がシリーズ再開作の『バトルフィーバーJ』において巨大ロボットが導入される大きな要因となった。
  2. ただし、「超世紀全戦隊」の定義については講談社がその中心となっていた都合上、競合関係にある小学館では一切用いられる事はなかった。このような事情もあってか「超世紀全戦隊」は数年で使用されなくなっている。
  3. 日曜朝7時30の枠に移動。第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』の途中まで同枠で、その後は朝9時30分の枠で放送されているが、後述する「仮面ライダーシリーズ」との連続放送は途切れていない。
  4. 正確には、メタルヒーローシリーズ終了後に1年間『燃えろ!!ロボコン』を挟んでいる。

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