銀鳳騎士団
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概要
エルネスティ・エチェバルリアの護衛戦力を兼ねた、フレメヴィーラ王国直属の騎士団にして幻晶騎士開発集団。エルネスティの試作幻晶騎士開発の際、試作機テレスターレ(SRW未登場)をケルヒルト・ヒエタカンナス率いるスパイに奪われた騒動が発端で設立された。文庫版では西方暦1277年に成立。
当時ライヒアラ騎操士学園に在学中のエルネスティを団長とし、同学園の騎操士学科・鍛冶学科に在学中の人間や卒業生が所属することになった(学生は見習い扱い)。このため、設立時のメンバーにはエルネスティと学園で関りのある人間が多い。事実上フレメヴィーラ王国によるエルネスティの囲い込み(保護・独占の両方の意味)という側面もあり、作中では常にエルネスティが団長の座に居続けている。
クシェペルカ編の大西域戦争では、他国同士の戦争に関わる際、建前上は国家に属さない傭兵として動くために「銀鳳商会」という通り名を使用している。この際、本来騎士団に所属していないフレメヴィーラ王族エムリス・イェイエル・フレメヴィーラも、銀鳳商会の若旦那として所属扱いで同行した。
設立当初は幻晶騎士二個中隊、加えてメカニックである騎操鍛冶師隊という規模。幻晶騎士開発集団であるものの、長らく騎操士学園に間借りしていた。後に新築のオルヴェシウス砦に拠点を移している。銀鳳騎士団専用の研究施設が利用できるようになったのは設立から相当後(アニメでは最終話)となっている。
主な人物
- エルネスティ・エチェバルリア
- 団長。
- アーキッド・オルター、アデルトルート・オルター
- 団長補佐。
- エドガー・C・ブランシュ
- 第一中隊長。
- ディートリヒ・クーニッツ
- 第二中隊長。
- ヘルヴィ・オーバーリ
- 文庫版およびアニメ版で第三中隊が設立された際、中隊長になっている。
- ダーヴィド・ヘプケン
- 鍛冶師隊隊長。
- バトソン・テルモネン
- 文庫版およびアニメ版では鍛冶師隊に所属。
関連人物
- アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ
- 当初騎士団が仕えていた主。フレメヴィーラ第10代国王としての任期中、騎士団創設の命を出した。後に退位。
- リオタムス・ハールス・フレメヴィーラ
- フレメヴィーラ第11代国王。アンブロシウス退位後は彼が騎士団の仕える主となる。
- ノーラ・フリュクバリ
- エルネスティとフレメヴィーラ王国の間の連絡要員。エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ救出作戦にも同行している。
- エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
- 「銀鳳商会」という名目で動いていた際、商会を率いる若旦那として同行した。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 団長エルネスティ・エチェバルリアを含む一部メンバーが作中の世界に転移し、ドライクロイツに参加することとなる。
- エムリス加入時に、自軍に参加した以外の団員が別の戦線でジャロウデク等の軍勢と戦っていることが述べられている。「銀鳳商会」の名は使用されず、ジャロウデクからもフレメヴィーラの銀鳳騎士団と呼ばれている。
- また、エルネスティにのみ専用スキル「銀鳳騎士団長」が存在する。強化パーツに「銀鳳騎士団紋章」も存在。
余談
- 当初はライヒアラ騎操士学園に間借りしていたことで、Web版では設立にあたり一悶着が起きている。先述のように、学生が見習いで銀鳳騎士団に所属している事実を突き、「学園への入学=騎士団の見習い」という図式により貴族たちが進学を支援した結果、入学志望者数が前年度の30倍という前代未聞の事態になり、危うく学園が機能不全に陥る所まで悪化してしまった。この結果、エルネスティは祖父のラウリ・エチェバルリア学園長から立ち退きを要求されてしまい、その打開策として訓練を兼ね新拠点を新入生の手で作ることになり、2年程かけて完成したのが新拠点オルヴェシウス砦だった。
- 文庫版ではエルネスティらの卒業にあたり拠点を移動する真っ当な形となっている。アニメではこの辺りの明確な描写はない。
- 大西域戦争には「銀鳳商会」という名目で参加したので、西方諸国にはフレメヴィーラ王国の関与が知られていないことが原作では後に描写されている。その一方で、フレメヴィーラ王国内では大西域戦争での銀鳳騎士団が人形劇になっているなど、国内では大っぴらにされている描写もある。