グランディス・グランバァ

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グランディス・グランバァ
外国語表記 Grandis Granva
登場作品 ふしぎの海のナディア
声優 滝沢久美子
デザイン 貞本義行
種族 地球人
性別
生年月日 西暦1861年11月3日
星座 さそり座
年齢 28歳
出身 イタリア
髪色 赤髪
髪型 ロングヘア
血液型 AB型
所属 グランディス一味→ノーチラス号乗組員
特技 宝石鑑定
趣味 宝石集め
好きな物 渋めの男性
ワイン
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概要

赤く長い髪を持った妖艶な美女。当初はナディアの持つブルーウォーターを狙い、ナディアとジャンの前に立ちはだかっていたが、後にノーチラス号の一員となり、ナディア達と共にガーゴイルに立ち向かう。

元々はイタリアの資産家の娘だったが、結婚詐欺に遭い資産を全て失ったという過去を持つ。その際に、母が残した宝石が生活を支えてくれた事から宝石に執着するようになった[1]。この経緯の為、普段は悪人ぶっているが根は善良な性格であり料理も得意。ただし見た目は悪く、またグランディスが辛党なため味付けを辛くする癖がある。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X
初登場作品。第3話より登場する。乗機は完全サポート向きだが、本人の精神ラインナップはなかなか好戦的。

パイロットステータス

能力

精神コマンド

X
根性気合不屈突撃期待
気合の消費SPが10と異例の低さ(過去に似たような例が無いわけではないし、彼方はガチエースであったが)。強化パーツの「プラーナコンバーター」と下記エースボーナスの相乗効果を狙おう。

特殊技能(特殊スキル)

X
底力L8、ガードL3、気力+(DEF)サイズ差補正無視L1、闘争心L1

エースボーナス

獲得資金1.5倍。移動力+1
X』で採用。乗機の性能から無双の活躍は難しいが、資金補正は魅力的。要所でボスクラスに対するトドメを任せることで、資金稼ぎに一役買ってもらうと良い。

人間関係

サンソンハンソン
お供の二人。グランディスの実家が没落する前からの使用人でもある。
ナディア・ラ・アルウォールジャン・ロック・ラルティーグ
当初はブルーウォーターを狙っていたが、なし崩しに和解し彼女たちにとっての良き姉貴分となる。
ネモ
一目惚れし、ノーチラス号の乗組員となる。
メディナ・ラ・ルゲンシウス・エレクトラ
ネモを巡っての恋のライバル。
ゴンザレス
グランディスを騙して全財産を巻き上げた張本人。その為、彼のことは非常に恨んでいる。

他作品との人間関係

スーパー系

カトリーヌ・ビトン
宝石が好きで我儘な女傑という見事に同じ系譜のキャラクター。
『X』のDLCシナリオで対決し、「別の出会い方をしていたらいい友達になれたかもしれない」と心中で語っている。

バンプレストオリジナル

アマリ・アクアマリン
『X』では、自身の素性を知り苦悩する彼女を応援した。

名台詞

「やっておしまい!」
サンソン、ハンソンへの号令。直後、2人の「合点!」に続く。
由来は『タイムボカンシリーズ』の「三悪」の女ボスの台詞で、『X』でも主砲使用時に発言。
「グッバイ、アディオス、さようなら~!」
逃亡する際の台詞。
「子供と命とどっちが大事なんだい!」
第5回より。ナディア達が乗った飛行機がバベルの塔の砲撃を受けて墜落したのを見て、グラタンの修理が終わっていないにも拘らず現場に向かおうとした際の台詞。彼女が根っからの悪人ではない事がわかる発言。サンソン、ハンソンも嬉しそうな表情をしていた。
「せっかく補給もすんだってのに、あんた達はまたスープだけで、いいんだね!」
第19回より。南極の秘密基地にてエーコー達にネモがどこに言ったかを聞くも、いずれも場所を知らないため、この台詞で脅し、探しに行かせる。素直で結構とご満悦のグランディスだが、サンソンとハンソンからは「怖い女」と言われる。

迷台詞

「薬で眠ってらっしゃるのね。…じゃあ、何をしても気付かないわね…。ネモ様ぁ、も~う逃げられませんこぉ~と~よ~ホッホッホッハッハッハッハッ…ウワッハッハッハッハッハッハ…アーハッハッハッハ…!」
カセットコレクション『やったらこうなっちゃったナディア』「エレクトラがグランディスで、グランディスがエレクトラだったら」より。
エレクトラに代わってグランディスがノーチラス号の副長になるが、ネモの命令を自分の愛情と受け取り、さらには風呂や寝室にまで現れ心身の疲労でネモは寝込んでしまう。イコリーナから薬で医務室で眠っていると聞いたグランディスは、「何か」を企み悪役か魔女同然の高笑いをあげる。

搭乗機体

グランディスタンク
通称「グラタン」。グランディスだけは「カトリィヌ」と呼んでいる。

余談

  • グランディス一味は『タイムボカンシリーズ』のドロンボー一味を筆頭とする名物悪役キャラクター「三悪」のストレートなオマージュとして有名。構成も「姉御肌の妖艶な美女」「メカニック担当の男」「怪力担当の男」と三悪を踏襲している。後期作品に登場する「三悪の同行者」はナディアたちが当てはまるのかもしれない。
    • ただし大元の『ボカン』ではメカニック担当は痩せた男で怪力は太った男だが、こちらは痩せたサンソンが怪力担当で、太ったハンソンがメカ担当となっている。
    • なお、グランディス役を演じた滝沢久美子氏はボカンシリーズ第3作『ゼンダマン』にてゼンダマン2号ことさくらちゃんを演じていた。

脚注

  1. ブルーウォーターを狙っていたのも、ネオ・アトランティスがばら撒いたブルーウォーターの広告に書かれた懸賞金の他、趣味の宝石集めを兼ねてのもの。