百夜

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百夜
読み びゃくや
外国語表記 Byakuya
登場作品 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
初登場SRW 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
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スペック
分類 次元掘削機
全高 3 m級
所属 逢魔 → アグラッドヘイム
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百夜は『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』の登場メカ

概要

沙夜が『無限のフロンティア』におけるエンドレス・フロンティアからの去り際に漏らした謎の計画「百夜計画」において、逢魔が建造したと思われる機体。

建造された試作の三基はロック・アイの魔術によりエンドレス・フロンティアに召喚され、アグラッドヘイムによって運用されることとなる。本機は彼らの表現を借りれば「次元掘削機」とでも呼ぶべき機体であり、小規模ながら単体で次元を隔てた空間同士を繋げることが可能。この能力は闘士の移動手段として用いる他、遠隔地から魂を直接ヴェルトバオムへ送ることを可能とするものであったため、ロック・アイにより制御方法の研究が進められた。

一方、同じくロック・アイによってエンドレス・フロンティアに転移した沙夜は、本機を奪還するために彼の下に付くも目論見は奏功せず、止むなく破壊を試みるためにハーケンや零児達と行動を共にすることになった。彼らの協力によって百夜は三基全てが破壊されることとなったが、アグラッドヘイムはそれまでの間、同機を魂の運搬手段として十分に活用したようである。

フォルムとしては鎧に身を固めた男性の上半身のような格好で、片那が磔のような状態でくくり付けられている…というか、ぶっちゃけると「量産型九十九」(『NAMCO x CAPCOM』のラストボス)といった感じの風体をしている(片那の果たしている役割は不明だが、恐らくは生体エネルギーの供給源となっているのではないかと思われる)。彼女の力もあってか単体での戦闘能力もかなり高水準であり、炎や雷を用いた攻撃を行うことが可能。

なお、「百夜計画」の全容は本編中で明らかとならなかったため、百夜が本来どのような用途で用いられる予定だったのかは不明。ただ、逢魔の基本戦略を踏まえて考えると、恐らくは複数の次元を繋げて混乱を増幅するために用いられたのではないかと思われる。

登場作品と役柄

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
逢魔の新計画「百夜計画」の要…だったはずなのだが、本作ではアグラッドヘイムに強奪され、彼ら自身の計画の要として運用されてしまう。
基本的な用途はヴェルトバオムに魂を送ることのはずだが、戦闘能力もそれなりに高いためか、直接戦う機会も多い。

ステータス

能力値・使用技

マシーン類共通の高い攻撃力と防御力、そして重さが特徴。ダメージを蓄積しにくいので、持久戦の構えで戦いたい。

連雷
雷による基本攻撃。反撃攻撃にも使用。
豪炎
炎による攻撃。単体・複数いずれも使用してくる。

精神コマンド

HP70%以下とかなり早い段階で「熱血」の使用を開始してくる。

関連機体・人物など

沙夜
百夜の建造者。意図せざる事情により百夜が自分の手から離れてしまったため、零児達の協力を得て無事に全基を破壊する。しかし帰り際、彼女はまたしても「百一胎計画」なる新計画の実行を宣言。前作『NAMCO x CAPCOM』では99、本作で100と来て、次の101を作る気も満々のようである。
片那
百夜のパイロット?的な役割を担っていると思われる。
毒牛頭毒馬頭
ヘイムレンに洗脳されている際、不死桜で一基を持逃げし、アイスベルク監獄に運び込んでいた。ヘイムレンは羅刹機の量産化を進めるなど機械にも造詣が深いので、十分な時間さえあればひょっとしたら彼が量産化を成功させたかもしれない。
九十九
『NAMCO x CAPCOM』のラスボス。沙夜が組み込まれる形で起動するが、人格は独自のもの。上半身のみの姿は出撃時の事故で下半身が失われたためなのだが、百夜や百夜・改に下半身が無い理由は不明。下半身なしの戦闘データしか取れなかったためか?
百夜・改
PROJECT X ZONE』に登場する新型。赤と黒中心のカラーリングになり、より「量産型九十九」らしくなった。役目は次元の穴に指向性を持たせることだが、戦闘力も高い。しかし、ノーパンには変わらないので、下が寒いと本人が語っていた。性格や口調は亜片那に準ずる。

他作品の人物

ロック・アイ
百夜を物質界から召喚した張本人。彼の召喚術における本作最大の功績であるが、本編開始時には既に運用開始の段階であるため、残念ながら彼の手柄が描写されることはない。
リグ・ザ・ガードヴァナー・ガンド
エンドレス・フロンティア各地に百夜を従えて転戦。百夜は戦闘能力も高いのである程度仕方ないかもしれないが、百夜の戦略上の役目は魂の回収・運搬なので、本来前線で戦闘させるべきではないと思われる。実際、戦闘に参加させたが故に一機ずつ失っていく羽目になる。