アベルト・デスラー

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2017年3月5日 (日) 12:20時点における哪吒太子 (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
アベルト・デスラー
外国語表記 Abelt Dessler
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 山寺宏一
種族 ガミラス人
性別
年齢 32歳相当
所属 大ガミラス帝星
称号 大ガミラス帝星永世総統
軍階級 総統
テンプレートを表示

概要

大ガミラス帝星の永世総統。

大ガミラス帝星の前身「ガミラス大公国」を統べていた叔父「エーリク・ヴァム・デスラー」の死後、内乱状態となったガミラスを武力で再統一した。以後、軍事独裁制を敷いての領土拡大を行っている。

圧倒的なカリスマ性を誇り、紳士的な振る舞いなどから、多くのガミラス国民の支持を得ている。だが実際は、その紳士的な面とは裏腹に傲慢で冷徹な性格で、部下であろうと躊躇なく粛清する冷酷な独裁者である。

人を醒めた目で見ており、「愚かで従順な存在で、この上もなく退屈な生き物」と評している。

国家元首としてガミラス全軍の最高司令官を兼ねており、気まぐれに軍の作戦行動を指揮し、ゲームのように楽しんでいる。

第8話において、自らが立案した作戦をヤマトが突破したことから、これによりヤマトに少なからず興味を抱く。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。

人間関係

大ガミラス帝星

レドフ・ヒス
ガミラス副総統。
部下の中では唯一「ヒス君」と君付けで呼んでいるが、軽く扱っている。
エルク・ドメル
彼にヤマト討伐を命じる。
ドーテム・ゲルヒン
下品な冗談を飛ばした彼を処断した。

ヤマトのクルー

古代進
宿敵

名台詞

「では、諸君...。ゲームを始めよう」
ヤマトにガス状生命を差し向けた時のセリフ。彼の性格をよく現した言葉である。
「ガミラスに下品な男は不要だ」
宴の場で酔っぱらったドーテム・ゲルヒンのあまりにも品の無い行動と発言に対し、床に穴をあけて追放した際に発言。
ついでに、旧作でも発言しており、視聴者の印象に残ったのかこのシーンのパロディを行う作品も存在する。
V』では、なんとDVE

余談

  • ファンの間では、「デスラー総統」という称号を含めて呼称される事が多い。なお、『2199』におけるデスラーの「アベルト」というファーストネームは、リメイクに伴って設定されたものである。
    • かつて、「デスラーの名前の由来は第二次世界大戦時のドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーをもじったものである」とされていた。だが、原作者の松本零士氏曰く「エジプト神話太陽神『ラー』に由来する『ラー』と、死を意味する『デス(Death)』を組合わせたものである」との事。すなわち、「デスラー=死の太陽」を意味するとされるようになった。
  • 旧作に比べると、やや顎が細くなり、目つきが鋭くなっている。また、容姿も若々しいものに変更されている。
  • デスラーの声を担当する山寺宏一氏は、一部ゲーム作品および『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』において、古代進役を演じていた富山敬氏から引き継いで担当していた。
    • そのため『2199』における、古代進とデスラーの対峙は「新旧古代進対決」とも言える。