ミレッタ・ルルージュ

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ミレッタ・ルルージュ(Miletta Le Rouge)

宇宙の騎士テッカマンブレード

通称ミリー。スペースナイツのオペレーター。普段はフリーマンに付き添っているが、アキのかわりにブルーアース号に乗り込むこともある。Dボゥイからミユキの面影を重ねられていた…が特に似ているわけではない。この事はドラマCDでネタにされてしまうほど。コミックコンプ版ではこの設定を上手くアレンジしている。

アキと同じく、フルネームは本作の時点では判明しておらず、後々の媒体で明らかにされている。

宇宙の騎士テッカマンブレードII

回想シーンのみの登場。スペースナイツ解散後もオペレーターとして活躍していたが、プラハの黒い九月の事件の際にノアルより軍が反応弾を撃ち込む強行をとろうとする事を知らされる。なお、この事件の際に友人がプラハの首謀者、テッカマンミハエルと化していた。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
中盤でブルーアース号にサブパイロットとして乗り込む。
スーパーロボット大戦W
前作と同じくブルーアース号にサブパイロットとして乗り込む。本作ではレアな再動を覚えるので、サポートとして役立つ。

人間関係

Dボゥイ
ミユキの面影を重ねられている。
如月アキ
同僚。
ノアル・ベルース
同僚。
本田
同僚。ミリィと同じ非戦闘員であり、ミリィにとっては父親のような存在。
レビン
同僚。年こそ離れてはいるものの、ミリィとは気の合う友人同士。時々彼(?)に冗談を言ってからかうこともある。
ハインリッヒ・フォン・フリーマン
上官。
グロリア
第32話「待ちわびた少女」ゲスト。ラダムの侵攻が行われた半年前、城を下りた祖父の言いつけを守りひとり古城に住む少女。初めての同い年なのか、ミリィと友人に等しい存在になる彼女の出生には、秘密が隠されていた…。
ロビー
第32話「待ちわびた少女」ゲスト。ラダム樹に侵食されかかった古城に住む護衛ロボット。半世紀も前のモデルであり、グロリアと共に城に住み執事として仕えていた。ペガスと電子音で会話したり、紅茶を淹れることも可能。ラダムの襲撃に崩れ落ちる城からミリィを守り、自身はグロリアを抱えてシェルターへと潜るが…。なお、グロリアとロビーの名前はSF小説の巨匠・アイザック・アシモフによる初のロボットSF『ロビイ』の登場人物から。

他作品との人間関係

紫雲統夜カルヴィナ・クーランジュ
Dボゥイが暴走した際、説得に向かうミリーを機体に乗せてポイントまで送り届けた。
ミヒロ・アーディガン
同じくミユキの面影を重ねられており、Dボゥイが暴走したときには二人で止めにはいった。
ミリアリア・ハウ
愛称が被るため、彼女からは本名で呼ばれていた。原作では「ミレッタ・ルルージュ」という本名すら明かされていないので、何気にミリアリアはミリィを本名で呼ぶ珍しい人物となった。

名台詞

「頑張ってね、ノアル!ブイブイっ♪」
第1話、探査車のモニター越しから両手でVサインを作りながら。
「ああ、神様…どうかテッカマンに力を与え下さい…」
第4話、『成層圏の悪魔』こと飛行ラダム獣の迎撃に向かうブルーアース号 、そしてDボゥイの生還を願う際に。彼女のこの台詞と裏腹に、Dボゥイは幾度も過酷な試練を課せられることになる。
(神様、お願い…時間を止めて…Dボゥイを守って…!)
第5話、フリーマンの命令により、意識不明のアキに代わってミリィがブルーアース号のコンピューターオペレーションを担当する事になった。テッカマンブレードがラダムバルーン内に潜むラダム獣を蹴散らす中、彼女はただDボゥイが地球に破壊をもたらす悪魔へと変貌せずに帰還する事を願うのだった。
「ノアルさん!早くDボゥイを助けて!」
「ディ…Dボゥイ…『ラダムの手先になるくらいなら、仲間に殺してもらう方が幸せだ』って…!」
「このままじゃ、Dボゥイが悪いテッカマンになっちゃう…!」
飛行ラダム獣の攻撃でブルーアース号の舳先が食いつかれ、その影響でブルーアース号内の時計は機能停止してしまう。テックシステムの活動制限時間である30分が迫る中、ミリィは作戦前夜にDボゥイが託した望みをノアルに伝える。演じる横山智佐女史の演技もあって、聞いてるこちらも彼女の悲痛さが伝わってくる。
「もうやめて、Dボゥイ!これ以上…これ以上誰も傷つけないで!」
「お願い…戻ってきて!あたし達の所に!Dボゥイ!!」
「お願い、Dボゥイ!!」
第15話より。テッカマンエビルの策略によりブレードは制限時間の30分を超えて暴走、防衛軍を無慈悲に攻撃し続ける。以前、Dボゥイがミリィに妹の面影を重ねていた事もあってか、フリーマンのはからいにより、彼女はブレードに決死の説得を試みる。
「ひどい…」
「軍ってそんなに偉いんですか?人の命を天秤に掛けるほど偉いんですか!?命に大きさなんてありません!代わりなんてありません!」
「たった一人の命だって、その人の家族とか友達とか、周りの皆からすれば大きいはずです!人が…人が命をなくすってそういうことじゃないんですか!?」
第25話より、コルベット准将の非道な作戦の内容に対する、眼に涙をたたえての反論。この時、ミユキがテックシステムの不適合の影響で余命幾許もない状態だったこともあったのか、コルベットの強行手段に納得できなかったようだ。