「XNディメンション」の版間の差分
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:理論を構築。後々の事態まで的確に想定していた当たり、先見の明は大したものである。 | :理論を構築。後々の事態まで的確に想定していた当たり、先見の明は大したものである。 |
2024年2月7日 (水) 01:26時点における最新版
概要[編集 | ソースを編集]
「X Number Dimension」。数学用語で「Number Dimension」「無数次元」とも呼ばれる。
空間と空間を任意で繋ぎ合わせる現象。
この現象を引き起こすには様々な条件が必要とされる。現状(スパロボシリーズ)ではT-LINKシステムを介して最高の念動力者(サイコドライバー)が必要とされるが、その技術はイングラム・プリスケンと、イルイからもたらされた。
この技術を地球圏ではパーソナルトルーパー「バンプレイオス」で実証し、搭載することで実現した。バンプレイオスが使用する際の使用名は「次元斬」と呼ばれる。 システムの設計はイングラムがバルマー戦役以前から行っており、Rマシンのロールアウト時には既に理論が確立していた。しかし、この時点ではリュウセイの念動力が必要レベルに達しておらず、SRX自体もシステム搭載機としては未完成であった。このためイングラムは、離反後はリュウセイの能力開発を敵側から行い、戦役終盤で記憶を取り戻すまでこの作業を続行。 完成機「アルタード」はSRXの実戦投入後から開発が進められていたが作業が難航。封印戦争から銀河大戦中盤にかけて進められ、一部機能をオミットすることで何とか機動兵器として完成はしたが、肝心のXNディメンションは未実装のままだった。しかし、月面の研究施設近辺で戦闘が発生した際、イルイによって別宙域にいたライとマイが転送されて来た結果、そのデータとイルイ本人からの協力でシステムが完成。それでも安定した稼働にはリュウセイが必要(使用自体はマイでも可能)と言うネックは残ったが、かくしてXNディメンションは完成した。
『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』ではαナンバーズを異次元から救い出した他、広大な宇宙を最少労力で転移することが可能となった。このシステムはフォールドブースターなどの外付けのオプションによらず、機動兵器単体での空間・次元転移を前提として作られている。つまり本機自体が空間・次元転移装置でもあるのだが、現時点ではリュウセイの能力が必要な水準まで達していないのと、機体そのものがまだ未完成のため、あくまでもクロスゲートにアクセスするための機能として存在している。そのため大戦後はクロスゲートの機能停止に伴い、XNディメンションも事実上機能不全に陥っている。
システムを逆転状態で起動した場合、逆に空間を閉鎖することが出来る。これは、STMCを始めとする大規模な脅威が、クロスゲートから地球圏を襲う可能性を憂慮したイングラムが、理論構築時に導入したもの。劇中ではクロスゲートを使用し、銀河中心殴り込み艦隊の転移と襲来する宇宙怪獣の放逐を同時に行ったが、一時的な暴走状態で使用したため地球圏の空間座標が完全に閉鎖されてしまった(転移による移動ができないだけで、普通に航行することは可能)。これはアポカリュプシス終結後にアカシックレコードによって修正されている。
OGシリーズでは「単独の機動兵器による、周辺の物体の転移」は「XNガイスト」のシステムXNの中枢を移植したツヴァイザーゲインが実現しているに留まる。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- リュウセイ・ダテ
- システムの中枢を制御。バンプレイオスのメイン及びAR-1(AR-1パワード)のパイロットを務める。
- マイ・コバヤシ
- 事実上最初にこのシステムを使用。AR-3(AR-3パワード)のサブパイロットを務める。
- アヤ・コバヤシ
- システム全体の制御を担当。AR-3(AR-3パワード)のメインパイロットを務める。
- イングラム・プリスケン
- 理論を構築。後々の事態まで的確に想定していた当たり、先見の明は大したものである。
- イルイ
- システム完成の立役者。