「ゼンカイザー」の版間の差分
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=== スーパー戦隊シリーズ === | === スーパー戦隊シリーズ === |
2021年10月10日 (日) 16:41時点における版
ゼンカイザー | |
---|---|
外国語表記 | ZenKaiser |
登場作品 | 機界戦隊ゼンカイジャー |
俳優 |
駒木根葵汰 高田将司(スーツアクター) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
本名 | 五色田介人(ごしきだ かいと) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | 機界戦隊ゼンカイジャー |
ゼンカイザー / 五色田介人は『機界戦隊ゼンカイジャー』の主人公。
概要
人間の青年、五色田介人がギアトリンガーとゼンカイザーギアを用いて変身する戦士。メインカラーは白。
従来のレッドポジションに位置するがスーパー戦隊の初期メンバーとしては初めての男性ホワイト。一方、赤を初めとした虹色の戦士の側面も見られる。モチーフは『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーで、スーツやマスクのデザインにその要素が散見される。[1]
キカイノイドのメンバーと違い、この形態では固有武器や特殊能力を持たないため、ギアトリンガーによる射撃戦をメインに戦う。また、センタイギアを用いて歴代スーパー戦隊をイメージした技や能力を使用することもある。
巨大ロボット戦では他のメンバーを巨大化させる役割を担う他、変形合体した「ゼンカイオー」に乗って戦う。
五色田介人
普段は祖母の経営する駄菓子屋兼任のカフェ「カラフル」を手伝っている明朗快活な青年。「全力全開」が口癖で、分野を問わず「世界初」を目標にしている。どんな人物も見た目で判断しない懐の大きさを持ち、曲者揃いのゼンカイジャーを束ねるリーダー。常識に縛られない感性と突出した行動力を持つ一方、下記の迷台詞の項のように教養面はダメダメ。良くも悪くも少年のまま大きくなった男。
強化装備・特殊形態
- スーパーゼンカイザー
- ギアトリンガーにゼンカイジュウギアを装備してパワーアップした姿。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の剛龍神を模した姿となり、使用武器もドラゴンアントラーに似た槍「ゼンカイテンランス」を使う。歴代スーパー戦隊の強化形態と比較して変わりっぷりは凄まじい部類に入る。
- 通常形態では不可能だった巨大化[2]や、ゼンカイオーへの合体が可能となり、その場合「スーパーゼンカイオー」と呼称される。総合して、キカイノイドのメンバーに近い特性を持った強化形態であり、他のメンバーの機界モードに相当する形態でもある。
- ゼンリョクゼンカイキャノン
- イジルデが再現し、ハカイザーの武器として使用されたものを奪取した武器。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2021年9月のイベント「激突、王と王の戦い」にて期間限定参戦。ゼンカイオージュラガオーンのパイロット。声を務める駒木根葵汰氏はSRW初参加であり、スーパー戦隊シリーズ全体でも初の声付き参加となる。なお、担当「声優」ではないためか、図鑑では他のキャラクターと異なり「CV」と記載されている。
- 参戦発表時にはゼンカイザーを演じる駒木根葵汰氏からのビデオメッセージも公開された。
- 圧倒的な攻撃力を持つ代わりに他の能力に不安が残り、気力が上がらないと本領発揮できないゼンカイオージュラガオーンを全て補えるような精神コマンドを習得するのが特徴。更に最後には自分と仲間全員の攻撃力を大幅に上昇させる希少な精神コマンド怒涛を習得する。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
- DD
- 全力全開
- 攻撃力が増加する。気力が120、150のとき、ステージ中一度「熱血」(Lv20で「直撃」が追加される)がかかる。
- 秘密のパワー
- 攻撃力が増加する。気力上限が20増加する(LV10で追加される)。
人間関係
ゼンカイジャー
- ジュラン / ゼンカイジュラン
- ゼンカイジャー結成時のメンバーの片割れ。
- ガオーン / ゼンカイガオーン
- 介人が人間である為ゼンカイジャーメンバーの中でも特に懐かれている。
- マジーヌ / ゼンカイマジーヌ
- 介人によって趣味を肯定されその後仲間となる。
- ブルーン / ゼンカイブルーン
- 彼の好奇心に乗っかって一緒に暴走することも多い。
- ゼンカイレッド
- スピンオフ作品『ゼンカイレッド大紹介!』に登場するゼンカイザーに似た存在。リーダーの座を巡り争うことになるが後に互いを認めて共闘する。
家族
- 五色田功、五色田美都子
- 両親。センタイギアとギアトリンガーを開発した科学者。関係はとても良好だったが現在は行方不明。介人にとっては親であり目標、そして戦う目的でもある。
- 五色田ヤツデ
- 祖母。介人のどこまでも前向きな性格は彼女の影響が大きい。
- セッちゃん
- ナビゲーターを担当する鳥型メカ。元々は介人が幼少期に両親から手渡された手作りの玩具ロボだった。
ゴールドツイカー一家
- ゾックス・ゴールドツイカー / ツーカイザー
- 戦う目的はほぼ一緒だが認識の違いから敵でも味方でもない第三勢力に。しかし似たもの同士なこともあり共闘することが多い。
- フリント・ゴールドツイカー
- 彼女とはウマが合うらしく度々共闘している。
- カッタナー・ゴールドツイカー、リッキー・ゴールドツイカー
- 彼らの兄弟喧嘩に巻き込まれてひどい目にあうことが多々ある。
トジテンド
- ステイシー / ステイシーザー
- ライバル。彼がヤツデのことを気に入っているため共闘することもある。
- ハカイザー
- ゼンカイザースーツの試作型を元にトジテンドが生み出したロボット戦士。
スーパー戦隊シリーズ
- アカレンジャーを始めとした歴代のレッド達
- 映画『赤い戦い!オール戦隊大集会!!』にて対面した歴代戦隊のレッド45人。その際にアカレンジャーから「お前、赤じゃないのか!?」と言われてしまった。
- 鶴姫 / ニンジャホワイト
- 映画版の後日談のスピンオフ『ゼンカイレッド大紹カイ!』に登場する、シリーズ第18作『忍者戦隊カクレンジャー』のリーダー。「戦隊リーダーなのにレッドじゃない」事をよりにもよって大先輩に直接指摘されたのはポジティブな介人も流石に気にして落ち込んでいたが、彼女との対話で「リーダーがレッドじゃないスーパー戦隊も沢山いる」と激励を貰い元気を取り戻す。……が、それはそれとして「レッド以外のスーパー戦隊リーダー」の「世界初」の座を逃した事は残念がっていた。
他作品との人間関係
- 獅子王凱
- 『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」で共演した、もう一つの王を駆る勇者。
- 世界の事情も分からぬまま、流れで彼と激突するコトになったが、町を守る勇姿を見て彼こそが勇者と悟り、残ったメンバー総出でGGGに接触。共闘体制を確立する。
- ただ、(これでも本編よりだいぶマイルドとはいえ)ゼンカイジャーのあまりのゼンカイ脳に直面した際はドン引きを隠せなかった…。
- ゴルディーマーグ
- 同イベントにて、ゼンカイジャーと入れ替わりでゼンカイジャーの平行世界に飛ばされてしまったため、帰還の際に彼をGGGの元に届ける。
- ピッツァ
- 同イベントで平行世界からゼンカイジャーを呼び寄せた張本人で、転移後成り行きで彼に協力することになる。偶然か否か、機界四天王と機界戦隊の共演と相成ったが、人々に危害を成したことで早々に敵と見定め、戦うことになる。
- ちなみに、自己紹介早々、介人には美味しそうな名前やらピザさんやら好き放題言われている。
名台詞
- 「秘密のパワー!ゼンカイザー!!」
「秘密のパワーアップ!スーパーゼンカイザー!!」 - 名乗り口上(通常時は上段、強化時は下段)。ゼンカイジャーの名乗り口上は、モチーフ由来の単語の後ろに「パワー!」をつける形となり、ゼンカイザーのモチーフは『秘密戦隊ゴレンジャー』が主となっているためこうなっている。強化時はそのまま「パワーアップ」となるだけで、『ジュウレンジャー』のモチーフは入らない。入った場合ゼンカイジュランと被るが。
- ちなみに名乗り口上はノリと勢いで変わる場合がある。というか、誰かしらが変則的なパターンになることが多く、5人揃う真っ当な名乗りが出来る方が少ない。『DD』でも…(後述)。
- 「世界全快!オールオッケー!」
- 勝利時の決め台詞。こちらは名乗りと違って固定で使っている。
- 「全力全開!」
- 介人の口癖。派生して、言葉の後に全開と着けて「〇〇全開!」という使い方も頻繁にされる。
- 「ちょあー!」
- 特徴的な掛け声。親から引き継いだものと思われる。
- 介人「だったら考えなきゃいい」
凌牙「仲間が心配じゃないのか?」
介人「心配だよ。だからこそ、失うことより助けることだけを考える」 - 第20カイ!(映画公開記念『仮面ライダーセイバー』コラボSP)にて。敵怪人ヒコボシワルドをおびき寄せるため、ヒコボシワルドがポニーテールの女性を狙う[3]ことから女装を行う作戦に出て、それに巻き込まれ(コラボ相手にも関わらず女装させられ)反発する『仮面ライダーセイバー』(SRW未登場)の神代凌牙に対して。妹が攫われたことで焦りを感じ、「妹を失うことなど考えられない」と発言した凌牙に対しての台詞である。
- 「だから、俺たちは全力全開で! ヒコボシワルドをおびき出す。そんで倒す!」
「それが、皆を助けることに繋がるんだ」 - 続けてゼンカイジャーの仲間たちが、攫われた仲間に対する信頼を示した後、介人がこの台詞で〆る。なんだかんだでゼンカイジャーのリーダーとしての風格が出た台詞であり、この台詞を受けて凌牙は折れ、作戦をやり直すことになる。作戦内容が女装でなければ恰好はついたのだが…。[4]
- 「烈火抜刀! 物語の結末は、俺が決める!」
- 同話の戦闘において、仮面ライダーセイバーのライダーギアを使用し火炎剣烈火を使用しての必殺技「火炎十字斬」を発動した際の台詞。
- 同作品の主人公・神山飛羽真の決め台詞が元ネタ。ただし、同話では互いにサブキャラクターを相手の世界に出張させる形式でのコラボだったため、飛羽真との共演は行われず、共闘は映画『スーパーヒーロー戦記』を待つコトになった。
- 「思いついた! この世界にはいろんなヒーローがいるって解ったし、これからもっと沢山のヒーローに…会えますように」
- 同話の〆の台詞。七夕(2回目)の願い事として、更なるヒーローたちと出会う事を願う。
- 直後の場面からして、映画『スーパーヒーロー戦記』に繋がる前振りの台詞。その映画公開の告知に合わせて『スーパーロボット大戦DD』への参戦が決定したため、メタ的に言えばそれも表しているのかもしれない。
迷台詞
- 「ピザすき焼き食べようって盛り上がってたのに!!」
- 『赤い戦い!オール戦隊大集会!!』にて歴代の悪役達に捕まった際に発した台詞。予告でもこのシーンが流れた為、印象に残った人は多いと思う。ちなみに「ピザすき焼き」とは、劇中に登場する料理の事。
- 介人「”ヒョーガキ”って、何だ!?」
ジュラン「えっウソでしょ?」
ガオーン「介人?」 - 第3カイ!より。すべてを凍らせるコオリワルドの地上侵攻を見守るバラシタラの「既にこの世界は、氷河期まっしぐらである!」という挑発に対して。
- この発言に、一緒にいたジュラン、ガオーンはもとより、バラシタラまでもが唖然とし、場が凍り付いてしまう[5]。
スパロボシリーズの名台詞
- 「機界昇華とか言うから騙されちゃった! こっちのキカイ、機界戦隊はみんなの平和のために戦うんだ! いくぞ!!」
- 『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて。転移当初は、元の世界に帰る手段を握っているピッツァの言い分を見定める理由もあってゾンダーに協力していたが、ゾンダーが人々に害を成すと分かったことで街を守り、ゾンダーとの敵対を宣言する。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「機界四天王!? それにピザ!? 美味しそうな名前…ピザすき焼き食べたくなってきた!」
- 『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にてピッツァの接触を受け、自己紹介をされた際の台詞。確かにそういう名前ではあるのだが、自己紹介早々に言うものではない。
- 「ああ! しまったぁ~~ マジーヌとブルーンがいないから、『3人合わせて』バージョンだった~~!!」
- GGGと合流し、自己紹介の際に名乗りを披露した直後、天海護に「どう見ても三人」と突っ込まれて。
- この時点でマジーヌとブルーンはペンチノンに拉致されており、『DD』でもやっぱり普通に名乗り口上を上げられなかった。
搭乗機体
ゼンカイオーの合体にはゼンカイザーの存在が必要不可欠だが、合体・搭乗せずとも戦うことはできる。
スーパーゼンカイザー形態での巨大化を介し、他メンバーやスーパーツーカイザーSDとの合体が可能。スーパーゼンカイオーの合体担当は右半身。
- ゼンカイオージュラガオーン
- ジュランティラノとガオーンライオンが合体した姿。接近戦を得意とする。必殺技は「ジュランソード円月クラッシュ」。
- ゼンカイオージュラマジーン
- ジュランティラノとマジンドラゴンが合体した姿。背中の翼「マジーヌウィング」による空中戦が可能。
- スーパーゼンカイオージュラン
- スーパーゼンカイザー自身がジュランティラノと直接合体した姿。重武装、高火力ながら飛行も可能。
- ゼンカイオーブルマジーン
- ブルーンダンプとマジンドラゴンが合体した姿。必殺技は「ブルーンピッカーアクセルストライク」。
- ゼンカイオーブルガオーン
- ブルーンダンプとガオーンライオンが合体した姿。パワーとスピードを兼ね備える。
- ゼンカイジュウオー
- スーパーゼンカイザー自身がスーパーツーカイザーSDと合体した姿。人間2名による合体だが怪獣のような形態で、姿通り広範囲を暴れ回り焼き払う戦法を得意とする。
- ゼンリョクイーグル
- ゼンリョクゼンカイキャノンを変形・巨大化させた戦闘機。
- ゼンリョクゼンカイオー
- ゼンリョクイーグルにジュランティラノ、ガオーンライオン、ブルーンダンプ、マジンドラゴンが全開合体した最強形態。
脚注
- ↑ 白基調のカラーリングかつ戦隊のリーダー格である事と虹をあしらった部分などから『ゴレンジャー』の主要メカであるバリドリーン及び『ジャッカー電撃隊』の行動隊長ビッグワンなどもモチーフの一つではないかと考察されている。
- ↑ この時のサイズは全高50m。重量は2500t。
- ↑ トジテンド側の作戦は「フリントの拉致」だったのだが、作戦立案者のイジルデがフリントの顔をまともに覚えていなかったため、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の論理でポニーテールの女性を手あたり次第に攫う事になった。ちなみに当のフリントは、戦艦クロコダイオーにて新たなギアを製作していたため、難を逃れている。
- ↑ なお、介人の女装はガオーンや視聴者に好評だった。
- ↑ ちなみにそのバラシタラも「氷河期」について答えられなかった。
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