「ローズスリー」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(→‎装備・機能: 記述ミス修正)
(概要に機体のGにまつわる話を追加)
32行目: 32行目:
  
 
最大20Gオーバーものの急加速・急停止を行う事が可能。強力なG耐性と極度な動体視力を持つタマキに依存した性能を持つ。本来デブリ避け用のバリアが張られていたが、作中の戦いでタマキの突撃癖に合わせてバリア機能を強化し、体当たりに使えるように設定されている。
 
最大20Gオーバーものの急加速・急停止を行う事が可能。強力なG耐性と極度な動体視力を持つタマキに依存した性能を持つ。本来デブリ避け用のバリアが張られていたが、作中の戦いでタマキの突撃癖に合わせてバリア機能を強化し、体当たりに使えるように設定されている。
 +
 +
上述の通り、本機は最大20Gオーバーの猛烈なGがかかる。参考までに挙げると、戦闘機の通常飛行は3G、アクロバット飛行は4~5G。そして、どれだけ訓練されたパイロットが耐Gスーツを着用していようと、9Gが人間が耐えられる限界である。その9Gでさえ、一時的に視力を失う『ブラックアウト』や、そこから『脳虚血による失神』へと繋がるリスクがある。
 +
無事に機体から降りられても、腰は痛み、顔に酸素マスクの痕が残り、二の腕やふくらはぎなどの柔らかい部分が内出血するほどのダメージが全身に残る。
 +
更に、10~12Gが瞬間的にかかるだけで、パイロットも機体も精密検査を受けるほどで、15Gともなれば戦闘機の翼がもげてしまうほどである。
 +
つまり、20Gオーバーに余裕で耐えられる(機体から降りても体に一切のダメージが無く、意識も平常通りの)タマキは、言葉通りの意味で『化け物』レベルの頑健な肉体の持ち主であると言えるだろう。
 +
仮に『作中のパイロットスーツの耐G性能が高い』としても、タマキの耐G運動能力が無ければ扱えない、恐ろしくピーキーな機体である。
  
 
全身に取り付けられたブースターユニットは任意にパージが可能だが、本体は火器を一切所持してない。分離した状態は他のコア・モジュールより簡素な作りになっている。
 
全身に取り付けられたブースターユニットは任意にパージが可能だが、本体は火器を一切所持してない。分離した状態は他のコア・モジュールより簡素な作りになっている。
82行目: 88行目:
 
==余談==
 
==余談==
 
*タマキの初期設定が'''自殺願望がある女の子'''という物だった為、ブースター装備形態はそれに合わせた機体造形にしている(船頭で前倒れ気味に手を広げている少女のような見た目)。全体的なシルエットは儚い蝶の羽根なのもその初期設定に一役買っていたようだが、それらの設定が消えた為に「突撃癖」という機体特徴だけが残った。
 
*タマキの初期設定が'''自殺願望がある女の子'''という物だった為、ブースター装備形態はそれに合わせた機体造形にしている(船頭で前倒れ気味に手を広げている少女のような見た目)。全体的なシルエットは儚い蝶の羽根なのもその初期設定に一役買っていたようだが、それらの設定が消えた為に「突撃癖」という機体特徴だけが残った。
*コア・モジュールはタマキのグラマーな体型をイメージして描かれており、装飾が簡素で体のラインが見える女の子のようなデザインとなっている。<!-- == 商品情報 == -->
+
*コア・モジュールはタマキのグラマーな体型をイメージして描かれており、装飾が簡素で体のラインが見える女の子のようなデザインとなっている。<!--  
 +
== 商品情報 == -->
 
<!-- == 脚注 ==
 
<!-- == 脚注 ==
 
<references /> -->
 
<references /> -->

2021年7月9日 (金) 17:42時点における版

ローズスリー
外国語表記 ROSE THREE
登場作品 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
デザイン 谷裕司
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
開発秘匿名称 88式多用途戦術戦闘兵器B型「スィフト」
分類 AHSMB BOOSTER type(アッシュ 高機動遊撃型)
型式番号 AHSMB-003
全高 30.0 m
動力
主機
コーディエレフMAA-004E型アイオネス転換機
副機
MBA-108A型アイオネス転換機×2
ブースター
MJP標準二段単列III型D式アイオネス機、GDF技研III式改2融合機関
光学装置 88式超深度三次元立体探査測距儀
主計算機 J-M87ZZ×2
MMI JURIA-SYSTEM
開発 MJP機関
所属 MJP機関
パイロット イリエ・タマキ
テンプレートを表示

ローズスリーは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場メカ

概要

JURIA-SYSTEMにイリエ・タマキの遺伝子を組み込んだ専用機。多重高加速偏向推進機と重力抑制機を搭載し、惑星間高速艦以上のスピードを出すことができる高機動遊撃型。

最大20Gオーバーものの急加速・急停止を行う事が可能。強力なG耐性と極度な動体視力を持つタマキに依存した性能を持つ。本来デブリ避け用のバリアが張られていたが、作中の戦いでタマキの突撃癖に合わせてバリア機能を強化し、体当たりに使えるように設定されている。

上述の通り、本機は最大20Gオーバーの猛烈なGがかかる。参考までに挙げると、戦闘機の通常飛行は3G、アクロバット飛行は4~5G。そして、どれだけ訓練されたパイロットが耐Gスーツを着用していようと、9Gが人間が耐えられる限界である。その9Gでさえ、一時的に視力を失う『ブラックアウト』や、そこから『脳虚血による失神』へと繋がるリスクがある。 無事に機体から降りられても、腰は痛み、顔に酸素マスクの痕が残り、二の腕やふくらはぎなどの柔らかい部分が内出血するほどのダメージが全身に残る。 更に、10~12Gが瞬間的にかかるだけで、パイロットも機体も精密検査を受けるほどで、15Gともなれば戦闘機の翼がもげてしまうほどである。 つまり、20Gオーバーに余裕で耐えられる(機体から降りても体に一切のダメージが無く、意識も平常通りの)タマキは、言葉通りの意味で『化け物』レベルの頑健な肉体の持ち主であると言えるだろう。 仮に『作中のパイロットスーツの耐G性能が高い』としても、タマキの耐G運動能力が無ければ扱えない、恐ろしくピーキーな機体である。

全身に取り付けられたブースターユニットは任意にパージが可能だが、本体は火器を一切所持してない。分離した状態は他のコア・モジュールより簡素な作りになっている。

アッシュで唯一、単独で大気圏を突破し、地表へと降り立つことができる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」期間限定参戦。SSRブラスター。限界突破を2段階行う事で大器型を取得することが出来る。
2019年8月のイベント「穿て!エーメル」では水着バージョンの大器型SSRシューターが実装された。

装備・機能

武装・必殺武器

標準武装

88式内蔵式重粒子砲
ブースター両腕部・腰部に装備されている広範囲ビーム砲。高機動で突撃しながらビームを全方位にばら撒く。
89式重粒子投射機メガビームランチャー
ウェポンコンテナを兼ねた背部ブースター先端に装備されたビーム砲。『X-Ω』では通常攻撃に採用。
87式高機動誘導弾マジックワンド
GDF共通規格の誘導ミサイル。ウェポンコンテナ内に装填。
86式巡航対艦誘導弾トライデント
対艦ミサイル。ウェポンコンテナ内に装填。
91式複合多弾頭中距離迎撃誘導弾スプリント
多弾頭ミサイル。発射後上下に割れ対象に突き刺さる。ウェポンコンテナ内に装填。
89式対遮蔽物貫通大型誘導弾フォートバスター
ビームドリルを備えた貫通ミサイル。脚部ブースターから射出する。

必殺技

突撃
『X-Ω』での必殺スキル。シールドを発生させての体当たり。敵陣を割って入り突破する際に使う。小型の機体ならそのまま撃墜も可能。

特殊機能

JURIA-SYSTEM
アッシュ各機に搭載されているシステム。機体AIにパイロットのDNAを組み込み、生物の持つ生存防衛本能とリンクする事で機体の性能・反応速度を高める。

移動タイプ

サイズ

L

関連機体

レッドファイブブルーワンパープルツーゴールドフォー
兄弟機。
ブラックシックス
後継機。

余談

  • タマキの初期設定が自殺願望がある女の子という物だった為、ブースター装備形態はそれに合わせた機体造形にしている(船頭で前倒れ気味に手を広げている少女のような見た目)。全体的なシルエットは儚い蝶の羽根なのもその初期設定に一役買っていたようだが、それらの設定が消えた為に「突撃癖」という機体特徴だけが残った。
  • コア・モジュールはタマキのグラマーな体型をイメージして描かれており、装飾が簡素で体のラインが見える女の子のようなデザインとなっている。