「ドラグニウム」の版間の差分
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2017年6月26日 (月) 00:43時点における版
ドラグニウムとは、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場するエネルギー。
概要
「本来の地球」において、500年以上昔にエンブリヲが発見した多元宇宙に働きかける力を持つエネルギー。彼や彼の作り上げたラグナメイルの超常的な能力の源となっている。
その一方強力な汚染能力を持ち、終末大戦に投入されたラグナメイルの次元共鳴兵器「ディスコード・フェイザー」によってドラグニウム反応炉が連鎖爆発、生身の人間の居住が困難となった。
その後生き残った人類は自らを遺伝子改造によりドラゴン化させ、その身にドラグニウムを溜め込むことによって地球の浄化作業を行っている。
マナ
人類が進化の果てに得たとされている魔法に似た技術。「偽りの地球」において、マナを扱えることが「普通の人間」の絶対条件である。使えないものはノーマとして扱われる。
意志の力で物理現象に干渉し、物質の浮遊・移動、拘束・防護用の結界の展開、光や熱を発生させられる他、統合システムへのアクセスによる情報共有によるマナ使い間でのコミュニケーションツールともなる。このマナ技術の発展により、人々は相互理解を深めて差別や戦争などの諸問題を克服。貧困や格差の存在しない、平和で穏やかな理想郷を築きあげたとされている。
その正体は、エンブリヲが生みだした新人類「ホムンクルス」に先天的に供えられた能力である。
しかし、「偽りの地球」においてマナは無尽蔵に供給されているわけではない。そこでエンブリヲはドラグニウムを供給するため始祖竜アウラを捕獲。のちに神聖ミスルギ皇国となる地の「暁ノ御柱」に幽閉、アウラにドラグニウムを与え、マナへと変換させる。
つまり、マナの力はもともとがドラグニウムなためアウラの民も行使出来るが、ホムンクルスたちと異なって発動時の色が赤い(ホムンクルス達は緑)。
ドラグニウム自体も「偽りの地球」では供給できず、「本来の地球」のドラゴンの軍勢がアウラ奪還のために「偽りの地球」に襲撃することをエンブリヲは利用、メイルライダーがドラゴンを殺害し、その遺体からドラグニウム結晶を抽出、アウラへ供給するというシステムを構築した。
また、マナ技術によって人々は自主性や主体性を失ってある意味で堕落してしまったとエンブリヲは語っている。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 今作の西暦世界においてマナを扱えるのは始祖連合国の人間に限定されている(=西暦世界出身の他作品のキャラにマナ使いは存在しない)。
- また、ゲッター線と同一存在であるという衝撃的な設定として登場。
- さらに、強化パーツの1つとして「ドラグニウムの結晶」(SP50回復)が登場。従来作ではSP回復を本作にも登場する火星丼をはじめとした食料品系統が担っていたがまさか食べているのだろうか…?