「冥王星」の版間の差分
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2017年5月1日 (月) 23:39時点における版
- 外国語表記:Pluto
- 分類:太陽系第九惑星→太陽系外縁天体内準惑星(冥王星型天体)
- 小惑星番号:134340番
- 軌道長半径:39.445 AU
- 離心率:0.25025
- 衛星の数:5(カロン、ニクス、ヒドラetc)
- 直径:2,274 km(地球の18%)
- 表面積:1.795 × 107 km2 (地球の0.033倍)
- 体積:7.15 × 109 km3 (地球の0.0066倍)
- 質量:1.3 × 1022 kg
- 平均密度:2 g cm−3
- 重力:0.059 G
- 自転周期:6 日 9 時間 17 分 36 秒
- 公転周期:247.74 年(90,487 日)
概要
太陽系外縁天体内のサブグループに属する、準惑星の一つ。衛星はカロン、ニクス、ヒドラ、ケルベロスとステュクスがある。
1930年2月18日に発見され、かつては太陽系第九惑星に分類されていたが、現在は準惑星に分類されている。 そもそも、冥王星はその発見当初から「『惑星』と呼ぶには質量が小さすぎる。むしろこれは『ちょっと大きめの小惑星』レベルの天体にすべきでは?」と指摘され続けていたのだが、1992年8月30日に『エッジワース・カイパーベルト天体』、海王星の外側に多数の小惑星の存在が確認されてからその議論は過熱する。その後もなし崩し的にそのままにしていたが、2005年1月5日、冥王星より大きい小惑星エリスが発見される。 遂に惑星の定義が改められ、2006年8月24日にて冥王星は『ちょっと大きめの小惑星』を現す「準惑星」に分類されることになる。その後、冥王星に小惑星番号134340が与えられた。 2015年7月、アメリカの惑星探査衛星ニューホライズンズが冥王星に接近、表面にハート型の氷原がある事が初めて判明し、大きな話題になった。
なお、冥王星が惑星として扱われていた頃は、SF作品等において「太陽系の端っこ」をあらわす記号として多様されていた。
冥王星を舞台とした作品
- 超時空要塞マクロス
- TV版第3話にて、ゼントラーディの攻撃から緊急避難する為にフォールドしたマクロスが冥王星宙域に辿り着いている。
- 真ゲッターロボ 世界最後の日
- 最終話において、次元断層に食われそうになった。真シャインスパークの余波で吹っ飛んでいる星はこいつと思われる。
- 宇宙戦艦ヤマト2199
- ガミラスの前線基地が設置され、地球に遊星爆弾による無差別攻撃を敢行。地球を死の惑星に変えた。また、その施設を利用した反射衛星砲があり、死角なき砲撃でヤマトを苦しめた。
- なお、波動砲で冥王星ごとガミラス基地を吹き飛ばしてしまおうと提案した人物がいる。
登場作品
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 中盤、マクロスのフォールドによってこの宙域に飛ばされる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 現在の基準同様、太陽系の準惑星として登場。「昔は有名だったらしいが、今では人々の記憶からも忘れられた星」とカズマの航海日誌に記載され、実際作中でもその名を思い出せない人物や存在自体を知らない人物が多い。だが、最終局面にてこれがザ・データベースの本拠地と言う衝撃の事実が判明した。
- 第4話の航海日誌で「旧世紀は太陽系の惑星は9つだったが、一番端の惑星が落選して今は8つ」と語られ、プレイヤーには当初から冥王星だと分かるようになっている。
- 驚くべき所は、冥王星が準惑星に分類されて(2006年8月24日)から約半年程で(2007年3月1日)で本作が発売したと言うところか(当時は「準惑星」という訳語がまだ無かったので「矮惑星」という表現になってはいるが)。
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 新正暦世界では『宇宙戦艦ヤマト2199』原作同様、ガミラスによって改造されている。
関連用語
- ザ・データベース
- ザ・データベースの本拠地は、冥王星宙域の人工惑星に存在する。