「カッツェ・コトルノス」の版間の差分
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[[エンドレス・フロンティア]]の世界の一つ、[[エルフェテイル]]の[[デューネポリス]]を中心に活動するネコの獣人。オネエ言葉を操る怪しげな人物で、ハーケンからは「セクシーキャットガイ」などと呼ばれる。 | [[エンドレス・フロンティア]]の世界の一つ、[[エルフェテイル]]の[[デューネポリス]]を中心に活動するネコの獣人。オネエ言葉を操る怪しげな人物で、ハーケンからは「セクシーキャットガイ」などと呼ばれる。 | ||
2016年8月9日 (火) 21:39時点における版
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:置鮎龍太郎
- 種族:獣人
- 性別:男?
- 所属:オルケストル・アーミー→マーカス・タウン
- 年齢:???
概要
エンドレス・フロンティアの世界の一つ、エルフェテイルのデューネポリスを中心に活動するネコの獣人。オネエ言葉を操る怪しげな人物で、ハーケンからは「セクシーキャットガイ」などと呼ばれる。
クロスゲートの事情に通じていたりといろいろと謎が多い人物で、アブリエータ城での初接触から暫くの後、実はデューネポリスを駆け巡るジャイアント・マーカス号の艦長兼マーカス・タウン町長という重要人物であることが判明する。しかしその際にはオルケストル・アーミーのリーダー、エイゼル・グラナータと旧知の仲である素振りを見せ、また彼に劣らぬ戦闘能力を見せ付けるなど、謎は更に深まるばかりであった。
彼の素生が知れるのは物語のかなり後半であるが、実は彼の正体はオルケストル・アーミーの元サブリーダーである。彼はフォルミッドヘイム先王シュタール・ディープの変化を見極められず、戦争を止められなかったことに責任を感じてエイゼルと袂を分かち、デューネポリスでの戦災復興活動に身を投じることを決め、紆余曲折を経て現在のポジションに落ち着いたのである(尚、シュタール・ディープの変化には気づけなかった彼だが、妖精族を裏切ったハーム・ダームが「ハーム・ダームではない何か(アインスト)」であることには気づき、彼自ら処断したことを後に語っている)。
一度は戦いから身を引いたはずであったが、彼の因縁の相手でもあり、世界を浸食しつつある存在「アインスト」の真実へ近づきつつあるハーケン達に対し、彼らの覚悟を見極めるべくその前に立ちふさがることを決意する。その戦いにより、真実に近づくものとしての彼らの「資格」を感じ取った彼は、再び静かに身を引くのであった。その後は従来通り、デューネポリスの砂漠地帯を根城に、縦横無尽に活動を続けていたが、『無限のフロンティアEXCEED』ではジャイアント・マーカス号がアルクオンの攻撃により中破してしまうという不運に遭う。アレディ達と出会ったカッツェは、エイゼルの命令で派遣されていたキュオンに事の報告を頼み、その場はマーカスタウンに残ったものの、アグラッドヘイムの暗躍を感じ取り、程なくしてアレディ達と合流、新たな戦乱を止めるために戦うのであった。なお、プロローグ以降、波国に飛ばされていた妖精族はカッツェの保護の元、マーカスタウンに避難しているようである。
戦闘は足技主体で「マウス・イーター」「ラウンド・エイティ」などの技を持ち、その切れ味は抜群。上記の最終戦ではなんと最終ボスより高いHPでもってプレイヤーの前に立ち塞がり、圧倒的な存在感を見せつけてくれる。「本気を出すと漢らしさが顔を覗かせるオカマキャラ」にして「飄々としていながら実は人並み外れた実力者」という反則的なカッコ良さ要素を兼ね備えているため、ある意味当然にカッコよく、OGサーガ全体の中でも非常に人気が高いキャラクターである。
ちなみにオルケストル・アーミーは「ブレーメンの音楽隊」がモチーフになっており、彼は猫である。また、その他に長靴をはいた猫がモチーフになっている。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 役回りは概ね上述の通り。第1戦ではエイゼルやソルダード・ヘッド2体と共に登場。最終戦での彼の能力値は前述の通り恐ろしいことになっており、単体だからと甘く見ていると必ず痛い目を見る。更にこの後エイゼル・ヘンネ・キュオン3人との戦いも控えているので、余力を残しておかないとならないのが厳しいが、ハーケンのランページ・スペクター等の必殺技や精神コマンドは出し惜しみしない方がいい。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 支援キャラとして登場。初っ端からジャイアント・マーカス号を壊されてしまい、程なくしてアレディ達に同行する。本人は「元」と付けているが、キュオン達現オルケストル・アーミーの面々からも「副長」と慕われ、周囲からは完全にオルケストル・アーミーの一員として扱われている。
- 事実、後半でエイゼルが仲間になった際にはエイゼル、カッツェ、ヘンネ、キュオンの4人が並んだ上でキュオンが「オルケストル・アーミー全員集合だね」と言っている(この後、ハブられたアシェンが一人でさらにオルケストル・アーミーの集合を強調する)。支援キャラとして使用した場合、最後のラウンド・エイティの際に敵を空中に止めることができるため、コンボが繋げやすい。
パイロットステータス設定の傾向
能力値・使用技
全体的に能力は高いが、特に初代作での2戦目は関門。HPは421500で、これは最終ボスであるヴァールシャイン・リヒカイトのHP405000を上回る数字。また、攻撃の強制回避率も恐ろしく高く(50%)、後述の閃き効果もあって非常に倒しにくい。反撃攻撃率も非常に高いので、きっちりコンボを繋がないと不屈や閃きを無効化される。
- ヘアー・ハンティング
- 上回し蹴り。単発だが、威力が恐ろしく高い。
- スクラップキック
- 蹴り上げた相手を連続蹴りで吹っ飛ばす。
- ラウンド・エイティ
- カッツェ最強奥義の蹴り技フルコース。支援攻撃としても使用する。ちなみに『EXCEED』の敵バージョンは、吹っ飛んだキャラが反対側から返って来る。本当に一周したのか……?
- マウス・イーター
- 3体を対象とした複数攻撃で、高速回転による体当たり攻撃。
精神コマンド
HPが50%以下になると、第1戦では「熱血」、第2戦では「魂」を高確率で使うようになる。特に第2戦では驚異的な火力を発揮。また初戦・二戦目とも、HP25%以下になると100%の確率で「閃き」を使う。ある程度HPを減らしたら一気に倒してしまいたい。
特殊技能(支援効果)
詳細は下記記事を参照。
キャラクターBGM
- 「ほんの少しの休息(ティータイム)」
- 通常イベント時や、彼が店主を務める取引所「ナイスガイズ」でのBGM。元は『IMPACT』の中断メッセージのテーマ。
- 「ORCHESTRE ARMY」
- オルケストル・アーミーの専用テーマ曲。2戦ともこの曲が流れる。正体判明前の第1戦はエイゼルが同伴。
- 「NOBLE WANDERER」
- 『無限のフロンティアEXCEED』ではこの曲がカッツェの戦闘時のテーマ曲になる。
人間関係
- エイゼル・グラナータ
- オルケストル・アーミーにおけるかつての上司。『無限のフロンティア』の時点では袂を分かっているが、アインストの侵攻を契機として再び接点を持つようになり、『無限のフロンティアEXCEED』ではお互い離れて活動していたがかつてのように信頼し合う間柄へ戻っていた。
- ヘンネ・ヴァルキュリア、キュオン・フーリオン
- 彼がオルケストル・アーミーを抜けた後に加入したメンバーで、再編成組。直接の面識は『無限のフロンティア』ではなかったが、『無限のフロンティアEXCEED』では面識が出来ている。2人とも元サブリーダーであるカッツェを「副長」と慕っている。
- ハーケン・ブロウニング他
- 素性のほとんどを隠したまま彼らに近づく。時には敵対し時には協力していたが、最終的には彼らがアインストと接触し世界の真実に迫る資格があるかどうかを見極めようとする。
- アレディ・ナアシュ
- 彼に気がある素振りを見せるためか、アレディからは苦手意識を持たれている。
- ネージュ・ハウゼン
- 10年戦争における元敵で、初見でカッツェの素性を見抜いた数少ない人物。
- ルボール・ククルス
- 彼と仲が良いかのように語る事が多い(ルボールの方はそうでもなさそうだが)。声が同じだからだろうか。
名台詞
- 「何度来たってムダよ、エイゼル。……アタシの役目は終わったの。」
「……アタシの戦いは、あの時終わっちまったんだ、エイゼル。……いや、”見抜けなかった”時から、終わってたのかもしれない。」 - 中盤でハーケン達がエイゼルと初対面した時の場面にて。
- 「……お心遣い感謝するわ、カウボーイ。でもね、これはケジメなの。オルケストル・アーミーのサブリーダだった……アタシの、ね。」
- バレリアネア塔でハーケン達と対峙した時の台詞。かつてのフォルミッドヘイムの王、シュタール・ディープの異変に気付けず、戦争を阻止できなかった自分にケジメをつけている事が伺える。それを知らない神夜から何に対してのケジメかと聞かれ……。
- 「……おしゃべりはおしまいだと言った。貴様らが、この先でエイゼルを止めるのにふさわしい者たちかどうか……アタシが見極めてやるよ。つべこべ言わずに……来い。」
- 普段のオネエ言葉を使う彼からは想像できないドスの利いた台詞を言う。同時に漢らしさに溢れた台詞でもあり、彼の本気をうかがうことができる。
- 「これもまた、運命なのだろうな」
- 『EXCEED』における戦闘開始前台詞。数少ない本気モードのボイスである。
- 「アタシに出会った不幸を呪ってねん♪」
- 戦闘時の台詞の一つ。同じ声の人のパロディである。
- 「ネコの手もあるわよ」
- 恐らく元ネタは中の人繋がりである某地獄先生の「鬼の手」であろう。
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