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+ | **その後魔法を使えない者にも必殺技を搭載するRPGが登場する。中にはMPではなくHPを消費する形で区別する作品もあったが、仕様を統一して必殺技もMPを消費する方が分かりやすく、作りやすい。そうなるとMagicのMでは不自然になり、MentalやMind、あるいはMPではなく別の名前を付けたり、MPのMの意味を明示しないようになった。 | ||
+ | *2008年にバンプレストから発売されたゲーム『涼宮ハルヒの戸惑』に収録されたゲーム内ゲーム、スーパーロボット大戦のセルフパロディ作品『スーパーSOS大戦』では『UX』より早くENに当たる能力値がMPになっている。 | ||
+ | **しかしMPを消費する手段がないので、画面をスーパーロボット大戦のものに合わせるためのダミーデータの扱いである。 | ||
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2016年7月8日 (金) 10:54時点における版
概要
能力値の一つで、機体の魔力量を表すパラメータ。『スーパーロボット大戦UX』から登場した能力値で、魔法的な要素の強いユニットにおけるENの代用値である。
なお、SRWでは「MP」が何の略かは説明されていないので(実際のところHPやSPも明示されていないが)解釈が分かれ、「Magic Point」「Magic power」「Mental power」「Mind Point」のいずれとも受け取れる(余談も参照)。
スーパーロボット大戦UX
『UX』では、『機神咆吼デモンベイン』の鬼械神に分類されるユニットが所持。
基本的な仕様はENと同様で、補給装置や精神コマンド「補給」による回復は可能だが、機体改造の項目ではMPを改造する事は不可能となっている他Eセーブもパイロットに付加できない。代わりに魔導書技能によって最大値の底上げが出来る仕様となっており、また技能の特性により毎ターンMPが回復する為、実質的には非常に燃費が良くなっている。なお、改造できない特性上初期の最大MPは比較的高く設定されている。
MPが採用されている機体は当然ながらENを持っていないため、(EN削減によってユニットが撃墜判定になる)ELS系のユニットが持つ「融合」を完全に無効化できるという利点もある。
スーパーロボット大戦BX
『BX』では『SDガンダム外伝』のユニットが所持。
こちらのMPも『UX』と同じく改造並びにEセーブの付加は出来ないが、レベルの上昇によって最大値が増えるようになった。『UX』と違い、機体ボーナスの『EN+』はMP制ユニットにも機能する(ボーナス検索の画面では「EN、MPアップ」の表記になっている)。なお、同作では敵味方問わずもれなくEN・MP回復を別個に所持している。
MPの上昇値はレベル50までは「レベル×2」になっているが、それを超えるとレベルがそのまま反映されるため、51レベル以上になるとMPの最大値が低下することになる。なおその直後、MPが低下した最大値より現在値の方が多いと最大値まで落とされずそのままになり、MP量のバー表示がゲージから飛び出す現象が起こる。この状態はマップを終了するか一度戦闘するまで続き、それで最大値未満までMPを消費できなかった場合は最大値と同値になる。
『UX』と同様、MP制のユニットはENを減らすELSの「融合」の効果対象外。
所持ユニット
- 鬼械神
- 魔術師が駆る巨大ロボットであるが故に、ENではなくMPになっている。
- 『SDガンダム外伝』のキャラクター
- 法術士ニューや騎士アレックス等のみならず、魔法が使えない者も含め全員MPになっている。近年のRPGでは戦士の必殺技もMPを消費するとしているものもあるため、それに倣っていると思われる(余談も参照)。
関連する用語
余談
- 旧来のRPGではMPのMはMagicのMであり、魔法を使うための数値であった。そして魔法を使えない者はMPが0であった。
- その後魔法を使えない者にも必殺技を搭載するRPGが登場する。中にはMPではなくHPを消費する形で区別する作品もあったが、仕様を統一して必殺技もMPを消費する方が分かりやすく、作りやすい。そうなるとMagicのMでは不自然になり、MentalやMind、あるいはMPではなく別の名前を付けたり、MPのMの意味を明示しないようになった。
- 2008年にバンプレストから発売されたゲーム『涼宮ハルヒの戸惑』に収録されたゲーム内ゲーム、スーパーロボット大戦のセルフパロディ作品『スーパーSOS大戦』では『UX』より早くENに当たる能力値がMPになっている。
- しかしMPを消費する手段がないので、画面をスーパーロボット大戦のものに合わせるためのダミーデータの扱いである。