「ジュリア・システム」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(記述追加)
1行目: 1行目:
ジュリア・システム(JURIA SISTEM)とは、『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』に登場する機能。
+
ジュリア・システム(JURIA-SISTEM)とは、『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』に登場する機能。
  
 
==概要==
 
==概要==
6行目: 6行目:
 
パイロットと同一の遺伝子情報を機体のシステムに組み込み、パイロットの体の延長上の物として機体を操縦する事が出来る。ジュリアシステム側には大脳に当たる機能は搭載されてない為パイロットが乗らない状態で動く事は出来ず、パイロットとコネクトする事で初めてその真価を発揮する(と、MJP側は説明しているが、本当に大脳が搭載されてないかは不明でブラックボックスとなっている)。
 
パイロットと同一の遺伝子情報を機体のシステムに組み込み、パイロットの体の延長上の物として機体を操縦する事が出来る。ジュリアシステム側には大脳に当たる機能は搭載されてない為パイロットが乗らない状態で動く事は出来ず、パイロットとコネクトする事で初めてその真価を発揮する(と、MJP側は説明しているが、本当に大脳が搭載されてないかは不明でブラックボックスとなっている)。
  
搭乗すればするほど素体の遺伝子が育まれ、極まってくると自身のレーダーから危機察知し'''パイロットの指示よりも先に反応し回避行動に移る'''、と言った現象が起こる。パイロット側の指示と機体の反応速度を極限に短くする事で、機体の性能を大きく引き上げる事が可能となった。また[[ブルーワン]]から[[レッドファイブ]]の五機は[[パープルツー]]を通じて各種データを常に共有しており、共に行動する度に連携が取りやすくなっている。
+
搭乗すればするほど素体の遺伝子が育まれ、極まってくると自身のレーダーから危機察知し'''パイロットの指示よりも先に反応し回避行動に移る'''、と言った現象が起こる。パイロット側の指示と機体の反応速度を極限に短くする事で、機体の性能を大きく引き上げる事が可能となった。また[[ブルーワン]]から[[レッドファイブ]]の五機は[[パープルツー]]を通じて各種データを常に共有しており、共に行動する度に連携が取りやすくなっている。その特性から、遺伝子情報を共有する専用のパイロット以外は搭乗出来ない。培養まで時間が掛かる量産性の低さから、量産を前提としたブラックシックス以降の機体は、ベースがプレーンな生体コンピュータ化している可能性が高いとされる。
  
欠点としてパイロットの逃走本能が強まると、機体が言う事を聞かず戦闘に参加する事を拒否してしまう。また、戦意を低下させるような状況に陥ると機体が動き辛くなる等、パイロット側の感情に左右されやすい。この解決策としてMJPは、'''幼い頃の記憶を消去し本能的に逃げられる場所を奪い、戦う事でしか生き残れないと教育を施す'''事で解消している。これだけの処置を施しても戦闘中に不意な行動を行う事もあるため、パイロットには感情のコントロールも必要とされる。
+
欠点としてパイロットの逃走本能が強まると、機体が言う事を聞かず戦闘に参加する事を拒否してしまう。また、戦意を低下させるような状況に陥ると機体が動き辛くなる等、パイロット側の感情に左右されやすい。この解決策としてMJPは、'''幼い頃の記憶を消去し本能的に逃げられる場所を奪い、戦う事でしか生き残れないと教育を施す'''事で解消している。これだけの処置を施しても戦闘中に不意な行動を行う事もあるため、パイロットには感情のコントロールも必要とされ、学院時代の教師が上司となりパイロットのメンタルケアを行っている。
  
 
ジュリア・システムは機体を通し搭乗者の感情を大きく揺さぶる為、戦場で育まれた感情がパイロット本人に大きな影響を与える。一例として[[クギミヤ・ケイ]]は戦場で[[ヒタチ・イズル]]に命を救われた事で、それまで全く意識をしていなかったにも拘らず膨大な恋愛感情が生まれ、日常生活に影響を与えた。
 
ジュリア・システムは機体を通し搭乗者の感情を大きく揺さぶる為、戦場で育まれた感情がパイロット本人に大きな影響を与える。一例として[[クギミヤ・ケイ]]は戦場で[[ヒタチ・イズル]]に命を救われた事で、それまで全く意識をしていなかったにも拘らず膨大な恋愛感情が生まれ、日常生活に影響を与えた。

2021年10月25日 (月) 06:49時点における版

ジュリア・システム(JURIA-SISTEM)とは、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』に登場する機能。

概要

MJPが開発・所有している機動兵器に組み込まれている人機一体システム。

パイロットと同一の遺伝子情報を機体のシステムに組み込み、パイロットの体の延長上の物として機体を操縦する事が出来る。ジュリアシステム側には大脳に当たる機能は搭載されてない為パイロットが乗らない状態で動く事は出来ず、パイロットとコネクトする事で初めてその真価を発揮する(と、MJP側は説明しているが、本当に大脳が搭載されてないかは不明でブラックボックスとなっている)。

搭乗すればするほど素体の遺伝子が育まれ、極まってくると自身のレーダーから危機察知しパイロットの指示よりも先に反応し回避行動に移る、と言った現象が起こる。パイロット側の指示と機体の反応速度を極限に短くする事で、機体の性能を大きく引き上げる事が可能となった。またブルーワンからレッドファイブの五機はパープルツーを通じて各種データを常に共有しており、共に行動する度に連携が取りやすくなっている。その特性から、遺伝子情報を共有する専用のパイロット以外は搭乗出来ない。培養まで時間が掛かる量産性の低さから、量産を前提としたブラックシックス以降の機体は、ベースがプレーンな生体コンピュータ化している可能性が高いとされる。

欠点としてパイロットの逃走本能が強まると、機体が言う事を聞かず戦闘に参加する事を拒否してしまう。また、戦意を低下させるような状況に陥ると機体が動き辛くなる等、パイロット側の感情に左右されやすい。この解決策としてMJPは、幼い頃の記憶を消去し本能的に逃げられる場所を奪い、戦う事でしか生き残れないと教育を施す事で解消している。これだけの処置を施しても戦闘中に不意な行動を行う事もあるため、パイロットには感情のコントロールも必要とされ、学院時代の教師が上司となりパイロットのメンタルケアを行っている。

ジュリア・システムは機体を通し搭乗者の感情を大きく揺さぶる為、戦場で育まれた感情がパイロット本人に大きな影響を与える。一例としてクギミヤ・ケイは戦場でヒタチ・イズルに命を救われた事で、それまで全く意識をしていなかったにも拘らず膨大な恋愛感情が生まれ、日常生活に影響を与えた。

システム名はシステム開発主任の故ジュリア・ツダ博士から取られている。元はウルガルから齎された技術の一つで、それを地球側で再現した形になっている。

ハーモニック・レベル

ジュリア・システムによる機体とパイロットの合一値を表す言葉。ハーモニック・レベルが高ければ高い程機体を操作しやすくなり、戦いに向かいやすい。

チームラビッツではリーダーのヒタチ・イズルはハーモニック・レベルが非常に高い数値を出す事が出来、次点でイリエ・タマキがテンション次第ではあるが向上しやすい。逆にクギミヤ・ケイアサギ・トシカズはハーモニック・レベルが上がりにくく合一性が低いとされる。スルガ・アタルはどの状況でも冷静な感情コントロールが出来高い位置で安定している。

主な採用作品

スパロボではジュリア・システム、ハーモニック・レベルはそれぞれ別の特殊能力として採用されている。

スーパーロボット大戦30
アッシュ各機に搭載。ジュリア・システムはHPが減ると発動する運動性上昇能力と、気力が高まる事で攻撃力やバリア能力が高まる攻撃性上昇能力が一つに格納される形で再現されている。同時に高レベルの底力もパイロットが保有している為、HPが減ると回避能力が一気に向上し、ダメージが飛躍的に伸びる。
ハーモニック・レベルは戦闘の結果で値が上下し、その値によってパイロット能力が修正されていく。主に攻撃のヒットや回避、撃墜等で変動していき、前線で戦わないと値が上がらない。特徴として原作通りスルガの数値を中心としてイズル・タマキは初期値が高く、ケイ・アサギは初期値が低い。ハーモニック・レベルの数値はパイロットステータス画面で確認する事が出来る。

関連機体

ライノスA型(ジュリア・システム搭載型)
ホワイトゼロ
ブルーワン
パープルツー
ローズスリー
ゴールドフォー
レッドファイブ
ブラックシックス
オレンジセブン
シルバーエイト
グリーンナイン
マゼンタテン