「由詑かなみ」の版間の差分

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;「そう、そう思っているはず。あなたも……!」
 
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:最終話アバンタイトル。まるで一〇数年来の友人と語り合うように穏やかに、それでいて闘志を滾らせているカズマと劉鳳の間に響くかなみのナレーション。二人の間にただあるのは『決着』という二文字。眠るかなみが目を開いた時、史上空前の最終話の幕が開く――
 
:最終話アバンタイトル。まるで一〇数年来の友人と語り合うように穏やかに、それでいて闘志を滾らせているカズマと劉鳳の間に響くかなみのナレーション。二人の間にただあるのは『決着』という二文字。眠るかなみが目を開いた時、史上空前の最終話の幕が開く――
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;「夢を…夢を見ていたんです」
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:最終話。カズマ達の喧嘩の決着がつくときのモノローグ。ここでの「みんな」はロストグラウンドの住人だけでなく'''視聴者も含んでいる'''とも取れる。
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<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
  

2020年7月6日 (月) 22:12時点における版

由詑かなみ
読み ゆた かなみ
外国語表記 Yuta Kanami
登場作品 スクライド
声優 田村ゆかり
デザイン 平井久司
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 8歳
アルター能力 ハート・トゥ・ハーツ
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由詑かなみは『スクライド』のヒロイン

概要

2年前からロストグラウンドの朽ちた診療所でカズマと暮らす大きなリボンと腰まであるポニーテールが特徴の少女。カズマの事は「カズくん」と呼んでいる。物語の語り部でもある。

生活能力皆無なカズマに代わって家事の一切を仕切るしっかり者で、カズマが頭の上がらない唯一の存在。カズマがアルター使いである事は知らず、カズマ自身も彼女の前では「仕事を続けられないダメ人間」を装っている。だが、人見知りなため意識せず他人と距離をとってしまう彼女が唯一心を許せるのもカズマだけである。

当初は戦いから遠ざけられていたが、働いている牧場がホーリーの襲撃を受けた事件から戦いに巻き込まれていく。

ハート・トゥ・ハーツ

かなみが無意識化で発現させていたアルター能力。他人の深層心理にアクセスする精神感応能力で、記憶や感情と同調したり、相手の精神に影響を及ぼすことも出来る。モノローグはこの能力でカズマ達の気持ちを視聴者に伝えている。

かなみ自身は自分がアルター能力者である事は知らず、カズマも気付いていなかったが、眠っている間に無意識的に使って「夢」として見ていた。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年9月のイベント「我道」の期間限定参戦。SSRサポートユニットでシナリオにも登場。原作通りモノローグも担当する。

ステータス

サポートアビリティ

カズマを支える少女
SSR。セットしたアタッカーの攻撃力、クリティカル率、クリティカル倍率アップ。

人間関係

カズマ
一緒に暮らしており、唯一心を開ける存在。彼を「カズくん」と呼んでいる。
劉鳳
カズマを探しに来た彼に診療所を破壊されてしまう。後にとある事情から触れ合うことに。小さく、しかし強い信念をもつかなみに力を貸す。
君島邦彦
カズマの悪友。
牧場で働く人々
かなみがいつも働いている牧場での仕事仲間。気風が良いおじさんおばさん達で、仕事をサボってばかりいるカズマには厳しいが、働き者のかなみを温かく見守ってくれている。
桐生水守
ラウンウイルスに感染した際に、カズマ達が襲撃したホールドの医療用トレーラーにいた彼女に応急処置を受ける。後半でも、行方不明になった劉鳳を探して合流した彼女と行動を共にするようになり、最終的にはカズマと劉鳳という好対照の男に想いを寄せた者同士として、年齢を超えた親近感を覚えて一緒に暮らすようになった。
ドレッド・レッド
不良グループを率いるネイティブアルター。ロストグラウンド再隆起の後、カズマと離れ離れになった際に、一人放浪していた所を彼らに捕まり、同様のインナー住人らと共に山奥の砦で奴隷として強制労働をさせられた。
泰子
かなみと同じようにドレッドの砦で強制労働をさせられていたインナーの少女。疲労で倒れそうになった彼女を庇うが、それを見たドレッドの手下から因縁を付けられ警棒で殴られそうになる。中年男性に庇われて殴られずには済んだものの、彼女の分まで働いた結果、両手が赤く腫れあがってしまった。
吉井さん
ドレッドの砦で働かされていたインナーの中年女性。夜寝静まった頃に、かなみを心配して貴重なパンを分けてあげるなど心優しい性格の持ち主。しかし、彼女も泰子と同じように倒れたところをドレッドの手下が攻撃を加えていたところを、見過ごせず庇い立てし、代わりにドレッドの手下に折檻されそうになる。
常夏3姉妹
アルター能力によって彼女たちが人間じゃないと見抜いた。なお、籠絡中は集落の人々に邪魔されないようマッド・スプリクトで精神操作を施していたが、かなみは平然と無視しており、アクセス型のアルター能力が効かない=同じアクセス型のアルター能力者であることがはっきりと示されることになる。
ビフ
20話で、無常の指示を受け集落を襲撃した彼に誘拐されてしまう。
無常矜侍
彼に、他者の深層心理にアクセスする事のできるアルター能力者であることを見抜かれて、囚われ自身の力を利用される。
無法者リーダー
映画『スクライド オルタレイション TAO』の冒頭に登場するキャラクター。二年前、かなみは彼の一味に捕らえられていたが、仕事で君島と共にアジトに乗り込んできたカズマが襲撃をかけ、それがカズマとの最初の出会いとなった。

他作品との人間関係

東方不敗マスター・アジア
以前からの知り合いという設定。原作1話でかなみを家に誘った爺さんの要素が入っている。

名台詞

「夢を…夢を見ていました」
モノローグの語りだし。実はアルター能力者である事を示す伏線にもなっている。
「別に、別に目の前にいる人を恨んでいるわけじゃない。違う出会い方なら、こうはなっていなかった。でも、あの時出会ってしまった」
「だから戻れない。ただ上に行きたい。白黒はっきりさせたい。心に区切りをつけたい」
「目の前にいる人は壁、相容れぬ存在。嗚呼、すべては前に歩くために。すべては前に進むために」
「そう、そう思っているはず。あなたも……!」
最終話アバンタイトル。まるで一〇数年来の友人と語り合うように穏やかに、それでいて闘志を滾らせているカズマと劉鳳の間に響くかなみのナレーション。二人の間にただあるのは『決着』という二文字。眠るかなみが目を開いた時、史上空前の最終話の幕が開く――
「夢を…夢を見ていたんです」
「とても強く、荒々しく、雄々しい夢を…」
「ああ、私たちみんなで見ていたんです…」
最終話。カズマ達の喧嘩の決着がつくときのモノローグ。ここでの「みんな」はロストグラウンドの住人だけでなく視聴者も含んでいるとも取れる。


余談

  • 漫画版では、カズマと一緒に暮らしている点は同じだが、アルター能力者ではない一般人で、さらに大人びてたしっかり者だったアニメ版と違い、年相応の少女として描かれている。なお、舌足らずで「カズくん」と呼んでいたカズマの愛称が「かじゅくん」になっている場面も存在する。

脚注