「ロックマン (ゲーム)」の版間の差分
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− | + | カプコンが発売する横スクロールアクションゲームシリーズの第1作目。ロボットと言わず、ゲーム史上に名を残すアクションゲームの金字塔の一つである。複数のステージから好きなステージを選択して攻略出来、倒したボスからそのボスの持つ特殊武器を獲得、さらにその武器が別のボスの弱点となっているといった要素がシリーズ共通の特徴。2018年にシリーズ30周年を迎え、最新作『ロックマン11 運命の歯車!!』が発売される予定。 | |
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『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』などと同様、巨大ロボットが殆ど登場しない作品。参戦は第1作名義だが、『ロックマン7』で初登場したフォルテも登場する。 | 『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』などと同様、巨大ロボットが殆ど登場しない作品。参戦は第1作名義だが、『ロックマン7』で初登場したフォルテも登場する。 | ||
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+ | :その技術力は後の時代をも凌駕しており、当時の天才をもってしても彼の遺産を完全には解明できなかったほどである。一方でお人好し過ぎる性格は欠点でもあり、シリーズでは幾度もワイリーに騙されている。 | ||
+ | :晩年にロックの後継機であるエックスを開発するも、その安全性を証明するだけの寿命はライトには残されておらず、検査装置を兼ねたカプセルに彼を封印する。 | ||
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− | : | + | :世界征服を企む悪の天才科学者。所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。 |
+ | :ワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''シーンは'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''という点と共にロックマンシリーズのお約束となっている。9に於いてはこれまでのワイリーの土下座を纏めた記録映像をラッシュに投影させるなど作中でもネタにされた。 | ||
+ | :このようにコメディリリーフ、往年の「憎めない悪役」としての側面が強いものの、彼が幾度となく繰り返してきた悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いない。7においてロックがついにワイリーの殺害を決意するほど。原作ではワイリーにロボット三原則を持ち出されたことで武器を下ろすものの、海外版では死ねとまで言い放ち、池原しげとの漫画版に至ってはワイリーが原作以上に冷酷な人物であったせいか武器を下ろすことはなかった(結局は未遂に終わっている)。 | ||
+ | :晩年には[[グレミー・トト|憎めない悪役の側面も完全に消え去り]]、その遺産は後の時代に於いて数々の惨劇を引き起こした。世間に対する復讐は見事成功させたといえなくもないが、その生涯最高傑作にして忘れ形見であるゼロがワイリーの思惑と全く逆の存在となってしまったのは皮肉といえる。 | ||
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:悪のエネルギーを撲滅させるために外宇宙から来たロボット。 | :悪のエネルギーを撲滅させるために外宇宙から来たロボット。 | ||
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+ | :ワイリーマシンに搭載された脱出装置。4から登場。形状は作品ごとに異なる。脱出装置というもののゲーム的にはラストボスの最終形態であり、作品によっては[[ブラッディII|本体より強力な場合]]も。 | ||
== 用語 == | == 用語 == | ||
;ライトナンバーズ | ;ライトナンバーズ |
2017年12月14日 (木) 21:57時点における版
- 1987年12月17日
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦X-Ω(2017年)
概要
カプコンが発売する横スクロールアクションゲームシリーズの第1作目。ロボットと言わず、ゲーム史上に名を残すアクションゲームの金字塔の一つである。複数のステージから好きなステージを選択して攻略出来、倒したボスからそのボスの持つ特殊武器を獲得、さらにその武器が別のボスの弱点となっているといった要素がシリーズ共通の特徴。2018年にシリーズ30周年を迎え、最新作『ロックマン11 運命の歯車!!』が発売される予定。
すべてのロックマンシリーズの原点であり、エグゼ・流星を除くシリーズは(詳細な関係はボカされているものの)いずれも本作の未来にあたる。エグゼ・流星とはパラレルワールドの関係にあり、ロボット工学が発達したのが本作、情報ネットワーク技術が発達したのがエグゼ~流星となる。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』などと同様、巨大ロボットが殆ど登場しない作品。参戦は第1作名義だが、『ロックマン7』で初登場したフォルテも登場する。
ストーリー
西暦200X年、悪の天才科学者Dr.ワイリーはライト博士の開発した6体のロボットを奪って改造し、世界征服を始める。家庭用お手伝いロボットであったロックは自ら改造を志願し、ロックマンとなってDr.ワイリー打倒を目指すのであった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- トーマス・ライト
- 平和のためのロボットを開発する科学者。心優しき天才であり、作中世界におけるロボット工学の父。
- その技術力は後の時代をも凌駕しており、当時の天才をもってしても彼の遺産を完全には解明できなかったほどである。一方でお人好し過ぎる性格は欠点でもあり、シリーズでは幾度もワイリーに騙されている。
- 晩年にロックの後継機であるエックスを開発するも、その安全性を証明するだけの寿命はライトには残されておらず、検査装置を兼ねたカプセルに彼を封印する。
- アルバート・W・ワイリー
- 世界征服を企む悪の天才科学者。所謂自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。
- ワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡するシーンは物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶という点と共にロックマンシリーズのお約束となっている。9に於いてはこれまでのワイリーの土下座を纏めた記録映像をラッシュに投影させるなど作中でもネタにされた。
- このようにコメディリリーフ、往年の「憎めない悪役」としての側面が強いものの、彼が幾度となく繰り返してきた悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いない。7においてロックがついにワイリーの殺害を決意するほど。原作ではワイリーにロボット三原則を持ち出されたことで武器を下ろすものの、海外版では死ねとまで言い放ち、池原しげとの漫画版に至ってはワイリーが原作以上に冷酷な人物であったせいか武器を下ろすことはなかった(結局は未遂に終わっている)。
- 晩年には憎めない悪役の側面も完全に消え去り、その遺産は後の時代に於いて数々の惨劇を引き起こした。世間に対する復讐は見事成功させたといえなくもないが、その生涯最高傑作にして忘れ形見であるゼロがワイリーの思惑と全く逆の存在となってしまったのは皮肉といえる。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ロックマン
- 元々は家庭用お手伝いロボット「ロック」だったが、Dr.ワイリー打倒のため自ら戦いに身を投じた正義のロボット。
- ブルース
- プロトタイプとして開発されたロックマンの兄貴分。
- ロール
- ロックマンの妹分のお手伝いロボット。
- ライトット
- ライト博士の弟子を自称するロボット。
- ラッシュ
- ロックマンのサポートをする犬型ロボット。
- エディ
- ロックマンのサポートをする小型ロボット。
- ビート
- ロックマンのサポートをする鳥型ロボット。
- フォルテ
- Dr.ワイリーがロックマンを模倣して開発したライバルロボット。
- ゴスペル
- フォルテのサポートをする狼型ロボット。
- デューオ
- 悪のエネルギーを撲滅させるために外宇宙から来たロボット。
- ワイリーマシン○号
- ワイリーが直々に搭乗する機動兵器であり、ナンバリングタイトルのラストボス(例外あり)。○の部分には主にナンバリングと同じ数字が入る。
- ワイリーカプセル
- ワイリーマシンに搭載された脱出装置。4から登場。形状は作品ごとに異なる。脱出装置というもののゲーム的にはラストボスの最終形態であり、作品によっては本体より強力な場合も。
用語
- ライトナンバーズ
- ライト博士が開発したロボットたちの総称。『ロックマン』と『ロックマン9』のボスはこちらに分類される。
- ワイリーナンバーズ
- Dr.ワイリーが開発した戦闘ロボットたちの総称[1]。『ロックマン2』~『ロックマン8』まではプレイヤーがボスをデザインする募集企画が行われていた。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。ロックマンシリーズ30周年を記念して期間限定参戦が発表された。
脚注
- ↑ ライトとワイリーが共同開発した作業用ロボットや、脅迫や強奪などの手段で手に入れた他の科学者が開発したロボットも、ワイリ-本人はワイリーナンバーズとして数えている。
商品情報
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