「ノル・バーコフ」の版間の差分
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2014年1月5日 (日) 21:18時点における版
ノル・バーコフ(Nol Berkoff)
『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』にてキリコが所属していた「バーコフ分隊」の分隊長。
気性の荒い者が多いAT乗りとしては珍しい学者肌の人物で、気象学・天文学などに造詣が深く、わずかな情報から零下200℃という前代未聞のダウンバーストの発生(さらにその原因も)を予見している。気さくで人当たりの良い性格であり、指揮能力やAT操縦の腕も優れており、ひとクセもふたクセもあるバーコフ小隊の面々をまとめ上げるのには一見最適である。
しかし本性は保身に拘泥し、危機を感じると逃亡する悪癖がある臆病者である。そのためキリコの危機に対して救助をためらったり、肝心な時に姿を消したりすることもあった。一時は中尉まで出世していたが、敵前逃亡のために下士官である曹長まで降格されている。
惑星モナド攻略戦において、古代クエント文明の遺産が引き起こした正体不明の出来事に恐慌を起こし、逃げ癖を引き起こして分隊を危機に陥れてしまう。だがキリコの語った驚異的な生存率を有す「異能生存体」の話、そしてバーコフ分隊結成の裏から自身らも異能生存体であると確信し、事態打開のため戦線に復帰する。異能生存体であるはずのコチャック、ゴダンが次々と命を落としていく中、かつて兵士として生きることを選んだ時の覚悟を思い出し、キリコ、ザキが脱出ポットを奪取する時間を稼ぐために乗機が大破するまで戦った。最後は包囲する無数の敵機を巻き込んで自爆する。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 第39話前半マップでスポット参戦。レアスキルである精密攻撃の他、指揮官技能を習得している。命中率に難のあるコチャック辺りと同行させよう。自身は集中を掛ければまず大丈夫。隠し要素のため、最低でも1機は撃墜しておこう。
単独作品
パイロットBGM
- 「鉄のララバイ」
- 『ペールゼン・ファイルズ』OPテーマ。
人間関係
- キリコ・キュービィー
- 部下。彼の発言から自分も異能生存体ではないかと思い込むが…。
- ガリー・ゴダン
- 部下。隊長としての手腕には一目置いていたものの、「命を張って戦おうとしない」という本性は見抜かれていた。
- ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ
- 部下。M7基地で何者かに襲撃されているキリコとゴダンを救出する際の態度と途中で行方をくらましていた事から本性に薄々気づかれていたようだ。
- ダレ・コチャック
- 部下。AT技術者としての前歴、そして何より自分と同じ臆病者という事から零下200℃でも凍結しないPR液の調合が可能と見ぬく。
- ヨラン・ペールゼン
- 彼の生存率の高さに目をつけ、「ペールセン・ファイル」にその名を記す。その本意は…。
名台詞
- 「ここは、俺が死守する!」
「ここが病院で、たくさんの医者がいて、薬がたんまりあっても無理だ……。俺も違うって事だよ」
「ちょっとその気になっちまったからバタバタしたが、大体兵士になった時に命なんて捨てたようなもんだったぜ……」 - 惑星モナドの爆発が確実となり、脱出ポッドの確保に動くキリコ、バーコフ、ザキの3人。だが、ザキを庇ったバーコフが被弾、致命傷を受けてしまう。自分が助からないと悟ったバーコフは、キリコとザキが脱出ポットを奪取する時間を稼ぐため、覚悟を決める。
- 「こいつらの中に、医者は……いないよなぁ……」
- 最期の台詞。
- 「もう、逃げるのは……止めだ……」
- 『劇場版』での最期の台詞。
スパロボシリーズでの台詞
- 「どういうことだ!? やられたぞ、コチャックが!」
- 中断メッセージでコチャックが謎の爆死を遂げた際に。バーコフでなくとも「ホントにどういうことだ」と言いたくなるのも無理はないだろう。
搭乗機体・関連機体
- スコープドッグ
- 武装はヘヴィマシンガン改とショルダーミサイルポッド。
- スコープドッグTC・ISS
- モナド攻防戦において諜報部特殊部隊ISS仕様の機体に搭乗。