「セイリュウ」の版間の差分
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− | :イベント中ではテレビシリーズ終盤の設定のため、既にブラックシンカリオン | + | :イベント中ではテレビシリーズ終盤の設定のため、既にブラックシンカリオン 紅に乗る仲間として登場。だが、ブラックシンカリオンに乗るセイリュウの過去のコピーが現れ、敵対することになる。 |
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:同族だが思想の違いから敵対関係。彼の行いのせいでゲンブの命が奪われる等セイリュウにとっては許せない敵。 | :同族だが思想の違いから敵対関係。彼の行いのせいでゲンブの命が奪われる等セイリュウにとっては許せない敵。 | ||
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+ | :ソウギョクの同士。彼にヒトの「好き」を伝えようとするも拒絶されてしまう。 | ||
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+ | :地上で人として暮らしハヤト達とは別の道で人とキトラルザスの共存を測ったキトラルザス。彼の凶行に責任を感じて彼との一騎打ちを望んだ。 | ||
=== 新幹線超進化研究所 === | === 新幹線超進化研究所 === | ||
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:ライバル。ブラックシンカリオンで戦った際に彼に黒星を付けられたことから強い執着を見せるようになる。再び激突した際にはソウギョクの策略によりハヤトに激しい憎悪を向けるようになるが、決死の覚悟で互いに余力を出し切った末に敗北。その後はハヤト、アズサのツテで超進化研究所に所属しハヤト達の正式な仲間となる。ハヤトとは同じ新幹線好き仲間であり、親友と言ってもいい絆を紡ぐ。 | :ライバル。ブラックシンカリオンで戦った際に彼に黒星を付けられたことから強い執着を見せるようになる。再び激突した際にはソウギョクの策略によりハヤトに激しい憎悪を向けるようになるが、決死の覚悟で互いに余力を出し切った末に敗北。その後はハヤト、アズサのツテで超進化研究所に所属しハヤト達の正式な仲間となる。ハヤトとは同じ新幹線好き仲間であり、親友と言ってもいい絆を紡ぐ。 | ||
+ | ;男鹿アキタ、大門山ツラヌキ | ||
+ | :ハヤトの仲間達。味方に加入して以降は彼等とも絆を紡いでいく。 | ||
+ | ;月山シノブ | ||
+ | :同じくハヤト達の仲間。ブラックシンカリオンを敵に盗まれた際に記憶喪失になった時、荒療治として彼からE3を借り受ける。以後はしばらく愛機として使用することになった。 | ||
+ | ;大空レイ | ||
+ | :ハヤトの後輩。敵対していた時は他の仲間同様にその力で圧倒するも、味方加入後はその蟠りを微塵も見せずに仲間として接してくれた。 | ||
;清州リュウジ | ;清州リュウジ | ||
:宿敵その1。ハヤトにライバル心を見せる前はゲンブの言葉から彼に対して敵対心を持っていた。 | :宿敵その1。ハヤトにライバル心を見せる前はゲンブの言葉から彼に対して敵対心を持っていた。 | ||
;[[シャショット]] | ;[[シャショット]] | ||
:ハヤトの相棒。仲間になって以降にハヤトとの会話が減って落ち込んでいる彼を荒療治で励ます。 | :ハヤトの相棒。仲間になって以降にハヤトとの会話が減って落ち込んでいる彼を荒療治で励ます。 | ||
+ | ;新多シン、大曲ハナビ、戸隠タイジュ | ||
+ | :次回作『シンカリオンZ』に登場するチームシンカリオン。ゲンブ共々先輩として彼等に助言を送る。…もっとも、'''セイリュウの鉄道ヲタクっぷりに若干置いてけぼりにはなっていた'''が。 | ||
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;「ああいう拗ねた奴の扱い方はちょっとは知ってるんでな。」 | ;「ああいう拗ねた奴の扱い方はちょっとは知ってるんでな。」 | ||
:55話、ハヤトとの会話が減って意気消沈するシャショットを奮起させるべく名乗り出た際の台詞。かつて不貞腐れた自分のメンタルケアをしてくれたゲンブやビャッコの事を重ね合わせたのだろう。 | :55話、ハヤトとの会話が減って意気消沈するシャショットを奮起させるべく名乗り出た際の台詞。かつて不貞腐れた自分のメンタルケアをしてくれたゲンブやビャッコの事を重ね合わせたのだろう。 | ||
+ | ;(駄目だっ駄目だっ…!逝っちゃ駄目だっ…!)<br>「スザクゥウーッ!!!」<br>「嫌だぁああああああああああああーっ!!!」 | ||
+ | :59話、セイリュウが正式にチームシンカリオンに加わったことで、己の存在がセイリュウの邪魔になると判断したスザクが自らシンカリオンに討たれる道を選んだ際の叫び。ハヤトの奇策によりブラックシンカリオンが単独でスザクの救出に向かう。そして… | ||
+ | ;「「さよなら」なんて言うなよ…もう「家族」は、お前しか残ってないんだぞ…!」<br>「だから…最後までこの世界で生きてくれ。ゲンブとビャッコだってそれを願ってる…!…俺達が…「家族」として居続ける事を…!」<br>スザク「っ…なんなのよ…その「家族」って…!」<br>「「鍋料理」ってのがあるんだ…!それを…食べさせたい人達だよ…!」 | ||
+ | :同上、セイリュウにとってはこれまでに父と言えるビャッコ、兄と言えるゲンブを立て続けに失ってきた。だからこそ、唯一残った母と言えるスザクを失うことなど耐えられるわけがない。人と関わって「家族」が何なのか知ったセイリュウはスザクに願う。「最後までこの世界で生きてほしい」と。出撃前に食べた鍋料理を共に食べ、笑い合えるような暖かい家族でスザクと有りたいと心から願った。スザクもその想いに感化され自殺を取りやめ、二人の間に改めて家族の絆が生まれたのだった。 | ||
+ | ;「「ヒト」だからだ。」<br>「俺も思っていた。ヒトは無駄な執着を持つ。同じ種族で無意味な争いを起こし、他の種族を辛い目にあわせる。」<br>「「そんなヒトが作った物が、すごい力があるわけない」とな、」<br>「でも違うんだ。ヒトは何かを「好き」という力を持っている。だから守りたいという心が強くなる!…ハヤトのように。」<br>「お前も「好き」という力を知ってみろ!それを知れば、もう少し違う視点で見られるかもしれない。…俺に出来たんだ。だから…お前も…!」 | ||
+ | :64話、ついに対峙したキトラルザスのリーダー格・カイエンとの決戦の際の台詞。人間と共に地上で生きていくうちにセイリュウは人間が他者と関わることで得る強さ、何かを好きになることで湧き上がる強さを知った。自分やゲンブにもできたこの「好き」を他の同族にも伝えたい。それを知らないカイエンもこれを知れば人と歩めるかもしれないと説得するも、カイエンからは拒絶されてしまった。 | ||
+ | ;「…俺もスザクも、地上で言うと「故郷を捨て、新幹線で都会に出た人」…なんだな。」 | ||
+ | :73話、キトラルザスの生き残り・キリンにシンカリオンの力による2種族同士の共存を持ちかけられた日の夜、スザクに対しての台詞。すっかり人間に馴染んだセイリュウ達だが、同時にそれはキトラルザスとしての自分から離れつつあることでもあり、彼なりにキリンの境遇について思い悩む。かつてキトラルザスとして戦っていた彼ならではの考えとも言えるだろう。 | ||
+ | ;「ずっと思っていたことだ!キリンとの決着は、キトラルザスの俺が付ける!!」<br>「俺達のせいでお前達の世界が、お前達の生活が変わってしまった。今の俺は「それ」を望んでいない!」<br>ハヤト「そんなこと関係ないよ!仲間だろう!?」<br>「っ…ああ、仲間だ!仲間だからこそっ!俺達は…違う世界に生きるべきなんだ!」<br>「シノブ…ツラヌキ…アキタ…アズサ…ハヤト…!仲間になってくれてありがとう!」<br>「…じゃあな!」 | ||
+ | :同上、キリンとの交渉が決裂し、彼との決戦になった際の台詞。増援に来たハヤト達をあえて跳ねのけ、ブラックシンカリオンオーガと共にかつてのキトラルザスの故郷である桜島の火口へと突っ込んでいく。仲間だからこそ、同族がその仲間に迷惑をかけるならばそれは自らの手で決着を付けなければならない。地上で出来た仲間達への今生の別れともとれる感謝の言葉を残し、彼はキリンとの単機決戦へ赴いていく…。 | ||
+ | :尚、その後のハヤト達の行動で取り返しのつかない事態には発展せずに味方の戦線復帰を果たした。 | ||
+ | == 迷台詞 == | ||
+ | 敵側にいた時はまごうこと無きライバルキャラだったのだが、味方に正式加入した後はハヤトに感化されてどんどん鉄道ヲタクの道へと突き進んでいく為ハヤト同様に鉄道に関する迷台詞が多い。 | ||
+ | === 本編 === | ||
+ | ;「シンカリオンが147体…シンカリオンが148体…」 | ||
+ | :65話、カイレンを倒しキトラルザスとの戦いに一応の終止符が打たれた後の上田家での台詞。戦いが終わったのはいいが、戦士としてずっと戦ってきたセイリュウは'''燃え尽き症候群になってしまい'''、アズサでもどうしようもないぐらいにうなだれてしまう。 | ||
<!-- == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == --> | <!-- == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == --> | ||
==搭乗機体== | ==搭乗機体== | ||
;[[ブラックシンカリオン]] | ;[[ブラックシンカリオン]] | ||
+ | :愛機。ドクター・イザに譲り受けて以降、適合率の関係で彼のみ操縦が可能となっている。 | ||
:;[[ブラックシンカリオン 紅]] | :;[[ブラックシンカリオン 紅]] | ||
::本来の姿。 | ::本来の姿。 | ||
+ | ;シンカリオン E3つばさ | ||
+ | :本来はシノブの愛機。キリン陣営にブラックシンカリオンが奪われた際に彼の計らいでしばらく愛機として使用する。 | ||
<!-- == 余談 == | <!-- == 余談 == | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2023年9月5日 (火) 18:07時点における最新版
セイリュウ | |
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登場作品 | 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION |
声優 | 真堂圭 |
デザイン | あおのゆか |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | キトラルザス |
性別 | 男 |
所属 | キトラルザス → 新幹線超進化研究所・大宮支部 |
セイリュウは『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
キトラルザスのエージェント。少年のような姿をしている。
地上に侵攻し、速杉ハヤトたちと戦いを繰り広げていたが、後に和解。人間との共存を考え、仲間となる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦。
- イベント中ではテレビシリーズ終盤の設定のため、既にブラックシンカリオン 紅に乗る仲間として登場。だが、ブラックシンカリオンに乗るセイリュウの過去のコピーが現れ、敵対することになる。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
キトラルザス[編集 | ソースを編集]
- ビャッコ
- 仲間。人とキトラルザス、そしてシンカリオンについて思い悩むセイリュウを心配している。セイリュウにとっては父親のような存在。
- スザク
- 仲間。ビャッコとは別の方向性から彼の事を心配しており、セイリュウが人間に興味を示すきっかけを作った。セイリュウにとっては母親のような存在。
- ゲンブ
- 仲間。彼との絡みが最も多くその身を案じられている。セイリュウにとっては目上の兄のような存在。
- ドクター・イザ
- 上司。ブラックシンカリオンを駆り戦場へ赴く彼へ様々な助言をしてきた。
- ソウギョク
- 同族だが思想の違いから敵対関係。彼の行いのせいでゲンブの命が奪われる等セイリュウにとっては許せない敵。
- カイエン
- ソウギョクの同士。彼にヒトの「好き」を伝えようとするも拒絶されてしまう。
- キリン
- 地上で人として暮らしハヤト達とは別の道で人とキトラルザスの共存を測ったキトラルザス。彼の凶行に責任を感じて彼との一騎打ちを望んだ。
新幹線超進化研究所[編集 | ソースを編集]
- 速杉ハヤト
- ライバル。ブラックシンカリオンで戦った際に彼に黒星を付けられたことから強い執着を見せるようになる。再び激突した際にはソウギョクの策略によりハヤトに激しい憎悪を向けるようになるが、決死の覚悟で互いに余力を出し切った末に敗北。その後はハヤト、アズサのツテで超進化研究所に所属しハヤト達の正式な仲間となる。ハヤトとは同じ新幹線好き仲間であり、親友と言ってもいい絆を紡ぐ。
- 男鹿アキタ、大門山ツラヌキ
- ハヤトの仲間達。味方に加入して以降は彼等とも絆を紡いでいく。
- 月山シノブ
- 同じくハヤト達の仲間。ブラックシンカリオンを敵に盗まれた際に記憶喪失になった時、荒療治として彼からE3を借り受ける。以後はしばらく愛機として使用することになった。
- 大空レイ
- ハヤトの後輩。敵対していた時は他の仲間同様にその力で圧倒するも、味方加入後はその蟠りを微塵も見せずに仲間として接してくれた。
- 清州リュウジ
- 宿敵その1。ハヤトにライバル心を見せる前はゲンブの言葉から彼に対して敵対心を持っていた。
- シャショット
- ハヤトの相棒。仲間になって以降にハヤトとの会話が減って落ち込んでいる彼を荒療治で励ます。
- 新多シン、大曲ハナビ、戸隠タイジュ
- 次回作『シンカリオンZ』に登場するチームシンカリオン。ゲンブ共々先輩として彼等に助言を送る。…もっとも、セイリュウの鉄道ヲタクっぷりに若干置いてけぼりにはなっていたが。
その他[編集 | ソースを編集]
- 上田アズサ
- スザクによって人間の姿をもらった際に人間世界で初めてコンタクトをとった人間。人間世界の常識を知らないことから彼女からは外国人だと思われていた。その後正体を知られ、正式に仲間になった後にスザク共々上田家にに居候させてもらっている。スザクにとっては超進化研究所関係者以外は初めてできた人間の、それも一般人の友達、そして自身が人間世界において帰るべき「家」を与えてくれた存在であり彼にとって大切な存在となっている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
本編[編集 | ソースを編集]
- 「チェンジ!ブラックシンカリオン!!」
- ブラックシンカリオン搭乗時の変形時の掛け声。仲間になって以降も使用しているが、全員同時に叫ぶ際には仲間達と同じく「チェンジ!シンカリオン!」と叫ぶ。
- 「どちらのシンカリオンが強いか…試そうじゃないか!」
- 18話、記念すべきブラックシンカリオンの初陣の際の宣戦布告。この言葉と共にブラックシンカリオンの圧倒的な強さで超進化研究所陣営のシンカリオンを圧倒する様はまさしく戦神。
- 「緑のシンカリオンッ…貴様!名前は!?」
ハヤト「俺の名前は…速杉ハヤト!!」
「速杉ハヤト…!俺はセイリュウ!覚えておけっ!」 - 19話、1度はハヤト達を圧倒したセイリュウであったが、連携によるチームプレイを覚えた彼らによって大敗し、ドクター・イザに撤退命令を下された際の台詞。
戦闘の前に彼はゲンブに「緑のシンカリオンに気を付けろ」と忠告を受けており、戦闘力の差でリュウジだけを警戒していたこともありハヤトに黒星をつけられたことに激しい怒りを感じて以後彼をライバル視。二人の因縁が始まった瞬間だった。 - ちなみに緑のシンカリオンはこの場においてH5もいる為「セイリュウがミクを目の敵にしている」と視聴者にネタにされた。
- 「何故だ!?速杉ハヤト…お前は…お前達は…何故止まらない!?」
- 27話、再びチームシンカリオンとの戦闘で新たな力・バーサーカーモードにより圧倒的な戦力差を見せるものの、それでもチームシンカリオンは諦めずに立ち向かってくる。何故そんな無謀とも言えることをするのかわからずセイリュウは問いかける。だがしかしハヤトはそんな問いにも迷うことなく「新幹線は止まらない」と返すのだった。
- 「…ブラックシンカリオンの負けじゃない…!俺の負けだ!!」
「…嬉しいか!?速杉ハヤト…!」 - 同上、「家族」から思いを託され戦ったセイリュウ。「仲間」から思いを繋ぎ戦ったハヤト。二人の思いがぶつかり合いその勝者はハヤトとなった。潔く己の弱さと負けを認め「勝てて嬉しいか」と皮肉を言うセイリュウだったが、ハヤトからは「新幹線同士が戦って嬉しくなんかない」ときっぱり返される。この台詞は彼の心に重くのしかかり、その後のセイリュウの運命を大きく変えてゆくことになる。
- 「あれが…速杉ハヤト…!」
- 37話、スザクの手助けにより人間の姿で人間界の様子を見た際にアズサにハヤトの名前を教えてもらった時の台詞。ずっと追ってきたライバルの姿をようやく見た瞬間である。
- 「速杉ッ…ハヤト…!!」
「どうした…!?…ゲンブをどうしたっ!!?」
「俺は…セイリュウだっ!!」
「…ゲンブを…殺したのか!?」 - 45話、ソウギョクにより「ゲンブが超進化研究所に捕まり、逃げようとした所をシンカリオンに殺された」と偽情報を教え込まれ、真実を確かめるべく再び人間の姿でハヤトの前に現れた際の台詞。セイリュウ自身、先の戦闘以降人間と戦うことに迷いを感じていたのだが、ゲンブがハヤトの手によって討たれたという事実によりハヤトへの強い憎しみを持ってしまい、その恨みをハヤトにぶつける。
- 「ッ…」
(戦わずに済む…シンカリオンと…!)
「っ…違う!お前は…ゲンブの仇だ!だから…戦わない道は無い!」 - 47話、3度目となるE5とブラックシンカリオンの激突の際にハヤトとの対話になった際、ハヤトによって「好き」が何かを教えられた際の返答。セイリュウ自身もこの語らいによってハヤトの人となりを知り、そしてシンカリオンに…新幹線に強く惹かれていく自分を感じていた。しかし、それでもハヤトは自分の家族であるゲンブを殺した怨敵であることに変わりはない。己の気持ちにケリをつける為、彼はハヤトとの決着を望む。
- 「やめろ。」
「俺はお前達がゲンブを捕らえ、逃げた時に命を奪ったと聞いた。」
「…でも、俺はお前がそんなことはしないと思っていた。」
「本当の事はわからない。…でも今は、あの時の自分の感覚を信じてみる。」
「何より、ゲンブと同じことを感じたのだからな。」 - 同上、激戦の末に敗北した後、夕陽の見える田舎道でハヤトとの語らい。まるで憑き物が落ちたかのように穏やかな口調で彼は己の心情を正直にハヤトに話す。
- 「お前の言ってた通りだ。」
「前に聞いただろう?…俺もシンカリオンが好きだ。」 - 同上、様々な経験の末ついにセイリュウは己の中の「好き」を見つけることができた。この回以降彼の生き方が決定的に変わり、ハヤトと共に人とキトラルザスの共存の為に手を取り合い戦っていくこととなった。
- 「ああいう拗ねた奴の扱い方はちょっとは知ってるんでな。」
- 55話、ハヤトとの会話が減って意気消沈するシャショットを奮起させるべく名乗り出た際の台詞。かつて不貞腐れた自分のメンタルケアをしてくれたゲンブやビャッコの事を重ね合わせたのだろう。
- (駄目だっ駄目だっ…!逝っちゃ駄目だっ…!)
「スザクゥウーッ!!!」
「嫌だぁああああああああああああーっ!!!」 - 59話、セイリュウが正式にチームシンカリオンに加わったことで、己の存在がセイリュウの邪魔になると判断したスザクが自らシンカリオンに討たれる道を選んだ際の叫び。ハヤトの奇策によりブラックシンカリオンが単独でスザクの救出に向かう。そして…
- 「「さよなら」なんて言うなよ…もう「家族」は、お前しか残ってないんだぞ…!」
「だから…最後までこの世界で生きてくれ。ゲンブとビャッコだってそれを願ってる…!…俺達が…「家族」として居続ける事を…!」
スザク「っ…なんなのよ…その「家族」って…!」
「「鍋料理」ってのがあるんだ…!それを…食べさせたい人達だよ…!」 - 同上、セイリュウにとってはこれまでに父と言えるビャッコ、兄と言えるゲンブを立て続けに失ってきた。だからこそ、唯一残った母と言えるスザクを失うことなど耐えられるわけがない。人と関わって「家族」が何なのか知ったセイリュウはスザクに願う。「最後までこの世界で生きてほしい」と。出撃前に食べた鍋料理を共に食べ、笑い合えるような暖かい家族でスザクと有りたいと心から願った。スザクもその想いに感化され自殺を取りやめ、二人の間に改めて家族の絆が生まれたのだった。
- 「「ヒト」だからだ。」
「俺も思っていた。ヒトは無駄な執着を持つ。同じ種族で無意味な争いを起こし、他の種族を辛い目にあわせる。」
「「そんなヒトが作った物が、すごい力があるわけない」とな、」
「でも違うんだ。ヒトは何かを「好き」という力を持っている。だから守りたいという心が強くなる!…ハヤトのように。」
「お前も「好き」という力を知ってみろ!それを知れば、もう少し違う視点で見られるかもしれない。…俺に出来たんだ。だから…お前も…!」 - 64話、ついに対峙したキトラルザスのリーダー格・カイエンとの決戦の際の台詞。人間と共に地上で生きていくうちにセイリュウは人間が他者と関わることで得る強さ、何かを好きになることで湧き上がる強さを知った。自分やゲンブにもできたこの「好き」を他の同族にも伝えたい。それを知らないカイエンもこれを知れば人と歩めるかもしれないと説得するも、カイエンからは拒絶されてしまった。
- 「…俺もスザクも、地上で言うと「故郷を捨て、新幹線で都会に出た人」…なんだな。」
- 73話、キトラルザスの生き残り・キリンにシンカリオンの力による2種族同士の共存を持ちかけられた日の夜、スザクに対しての台詞。すっかり人間に馴染んだセイリュウ達だが、同時にそれはキトラルザスとしての自分から離れつつあることでもあり、彼なりにキリンの境遇について思い悩む。かつてキトラルザスとして戦っていた彼ならではの考えとも言えるだろう。
- 「ずっと思っていたことだ!キリンとの決着は、キトラルザスの俺が付ける!!」
「俺達のせいでお前達の世界が、お前達の生活が変わってしまった。今の俺は「それ」を望んでいない!」
ハヤト「そんなこと関係ないよ!仲間だろう!?」
「っ…ああ、仲間だ!仲間だからこそっ!俺達は…違う世界に生きるべきなんだ!」
「シノブ…ツラヌキ…アキタ…アズサ…ハヤト…!仲間になってくれてありがとう!」
「…じゃあな!」 - 同上、キリンとの交渉が決裂し、彼との決戦になった際の台詞。増援に来たハヤト達をあえて跳ねのけ、ブラックシンカリオンオーガと共にかつてのキトラルザスの故郷である桜島の火口へと突っ込んでいく。仲間だからこそ、同族がその仲間に迷惑をかけるならばそれは自らの手で決着を付けなければならない。地上で出来た仲間達への今生の別れともとれる感謝の言葉を残し、彼はキリンとの単機決戦へ赴いていく…。
- 尚、その後のハヤト達の行動で取り返しのつかない事態には発展せずに味方の戦線復帰を果たした。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
敵側にいた時はまごうこと無きライバルキャラだったのだが、味方に正式加入した後はハヤトに感化されてどんどん鉄道ヲタクの道へと突き進んでいく為ハヤト同様に鉄道に関する迷台詞が多い。
本編[編集 | ソースを編集]
- 「シンカリオンが147体…シンカリオンが148体…」
- 65話、カイレンを倒しキトラルザスとの戦いに一応の終止符が打たれた後の上田家での台詞。戦いが終わったのはいいが、戦士としてずっと戦ってきたセイリュウは燃え尽き症候群になってしまい、アズサでもどうしようもないぐらいにうなだれてしまう。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ブラックシンカリオン
- 愛機。ドクター・イザに譲り受けて以降、適合率の関係で彼のみ操縦が可能となっている。
- ブラックシンカリオン 紅
- 本来の姿。
- シンカリオン E3つばさ
- 本来はシノブの愛機。キリン陣営にブラックシンカリオンが奪われた際に彼の計らいでしばらく愛機として使用する。