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孤児であり、親の愛情を知らずに育った上に子供の頃から周囲の心の声を聴き続けたためか、C.C.に異常な執着心を示すなど精神は不安定であり、半ば狂気の域に達している(ヘッドホンは周囲の思考をかき消すためにC.C.の声が大音量で流れている)。なお、C.C.からは目的に合わないと判断され捨てられていた。 | 孤児であり、親の愛情を知らずに育った上に子供の頃から周囲の心の声を聴き続けたためか、C.C.に異常な執着心を示すなど精神は不安定であり、半ば狂気の域に達している(ヘッドホンは周囲の思考をかき消すためにC.C.の声が大音量で流れている)。なお、C.C.からは目的に合わないと判断され捨てられていた。 | ||
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*漫画『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』では'''少女'''という設定で登場し、TVシリーズを知る読者の度肝を抜いた。尤も実質的に名前が同じだけの別キャラとなっているが。 | *漫画『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』では'''少女'''という設定で登場し、TVシリーズを知る読者の度肝を抜いた。尤も実質的に名前が同じだけの別キャラとなっているが。 | ||
+ | *NDSゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ』(SRW未参戦)のオリジナルキャラ「キャスタール・ルィ・ブリタニア」が、相手に自身の思考を強制的に送り付けるという対照的な効果のギアスを所持している。 | ||
+ | *小説版ではマオの過去が掘り下げられている。子供の頃にC.C.によりギアスを与えられたが、飼い犬の事故死した際に相手の運転手が誠心誠意謝罪をしていても内心で賠償を払うのが嫌でマオを言葉巧みに宥めようとしており、その事を指摘して暴力を振るわれそうになった(C.C.が割り込んだため未遂)事件が発生。人の裏側を恐れ、唯一心を読むことが出来ないC.C.に助けを求め、彼女はマオを守るために山奥で共同生活を始める。しかし、徐々に情緒が暴走し、能力を悪用して数多の人々を密かに殺害するようになってしまい、遂には街一つを壊滅に追いやってしまう。この結果に、C.C.はマオにはコードを移植しても耐えられないと判断し、彼の前から姿を消すことになった経緯がある。C.C.自身はマオに助けを求められた際に、受け入れたことが間違いだったかもしれないと自身の選択を後悔している。 | ||
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2024年7月28日 (日) 15:06時点における最新版
マオ | |
---|---|
漢字表記 | 毛 |
外国語表記 | Mao[1] |
登場作品 | |
声優 | 草尾毅 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
生年月日 | 皇暦2000年1月1日 |
星座 | 山羊座 |
年齢 | 17歳 |
出身 | 中華連邦 |
身長 | 186cm |
所属 | フリーランス |
マオは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
6歳の頃にC.C.によって「人の思考を読む」ギアスを発現させた少年。常にサングラスとヘッドホンを装着している。
孤児であり、親の愛情を知らずに育った上に子供の頃から周囲の心の声を聴き続けたためか、C.C.に異常な執着心を示すなど精神は不安定であり、半ば狂気の域に達している(ヘッドホンは周囲の思考をかき消すためにC.C.の声が大音量で流れている)。なお、C.C.からは目的に合わないと判断され捨てられていた。
C.C.を連れ戻すためにエリア11へと訪れ、ルルーシュを翻弄させるものの全敗。最終的にC.C.自らの手で射殺された。
劇中でルルーシュ以外に初めて「ギアス使い」として登場したキャラクターであり(ただし、このときは明らかになっていないが「ギアス使い」のキャラクター自体はマオ以前に登場している)、またマオのギアスは力が増大し自力でオフにする事が出来なくなっている。そして、マオの存在自体が後の展開の伏線となっている。
総集編の『コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版』では関連エピソードが彼の存在ごとカットされたため、とある人物の運命は大きく変わることとなった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。KMFパイロットではないため、NPC扱いで声は無い。ルルーシュとの戦いは1回目は会話による原作再現だが、2回目は治安警察を自ら指揮し襲ってくるというものにアレンジされた。しかも、マオの指揮中は全機に「集中」の効果と中々厄介なものである。黒の騎士団やデュオなどは「エースクラスの敵を投入したのか」と錯覚したほど。
- しかし、リアルタイムでの指揮ではド素人なためにゼロが復帰すると有効な手が打てず、戦闘も「集中」のかからない通常の戦闘となる。最期は原作通りにC.C.に射殺された。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- C.C.
- 自身にギアスを与え、母代わりとなった存在。そのためか異常なまでの執着心を示している。なお、C.C.にはギアスが効かないので、彼女の思考が流れ込むことはない。
- ちなみに、マオはC.C.の手で討たれることになるが、その際に「好きだったよ」と言葉を掛けているあたり、C.C.はマオに対しては母親のような愛情を抱いていたようである。
- ルルーシュ・ランペルージ
- C.C.を巡る恋敵であるため、彼女からから引き離すため三度策を弄するが結局は全敗する。マオがスザクのトラウマを明かしたために彼はスザクの変化の原因を知った。
- 枢木スザク
- 最後の敗北は彼のせい。対峙した際に彼のトラウマを抉り出す。
- シャーリー・フェネット
- C.C.を連れ戻すために彼女を利用する。
- ナナリー・ランペルージ
- ルルーシュに二度敗れた後、復讐として彼女を誘拐する。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ロジャー・スミス
- 『第2次Z破界篇』ではエリア11で遭遇した際、彼の思考を読み取り驚愕させる。ネゴシエイターという彼の職業上、ルルーシュ同様、天敵といえる。
- ちなみに、マオはロジャーの連れていたドロシーのことは気に入っていた(心が読めなかったため)。
- セルジュ・ボロー、ギムアール・イスクイ
- 『第2次Z破界篇』では秘密結社の幹部クラスの人間しか知らない情報を話すことで彼らに自分を結社のエージェントと思わせ、治安警察の部隊の指揮権を得た。マオの死後、組織と無関係であることを知った。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「だけど、オーストラリアに行くには飛行機に乗らなくちゃいけないんだ。でもC.C.を飛行機に持ち込むには、ちょっと大きすぎる」
「だからさ、コンパクトにしてあげる」 - 四肢を銃弾に貫かれて動けないC.C.に対して。この後チェーンソーを取り出す。
- 「ルルーシュウウゥゥゥ! 出てこいッ! ルルーシュッ! こっちに来いッ! 僕の中に来いッ! お前を覗き見てやるッ! このぉッ! 嘘つきィッ!」
- 東京タワーからのルルーシュと大画面のモニター越しの口論で彼から「俺はC.C.の全てを手に入れた。お前が見たこともない部分を含めて...」と色々な解釈が出来そうな言葉に逆上した際の台詞。
- 罵りながらアトラクションのモニターをチェンソーで刻み続けるが、ルルーシュからはマオの「負け」を宣告される。しかし、東京タワーと遊園地では距離が有りすぎるため、まだマオは余裕だったが……
- マオ「ウソだ! だってさっきまでタワーにいたじゃないか!」
ルルーシュ(お前馬鹿か? 録画だよ、今までのは)
マオ「ウソだッッ! だって喋ってたじゃないか! 僕と!」
ルルーシュ(お前の思考はシンプルすぎる。心を読めるのがアダになったな)
マオ「僕の答えまで予想できたってのか。ふざけんなこのガキ! 警察に捕まってもな、すぐ出てきてやるッ!!」 - 上記の直後、突如警官隊に囲まれてしまい、警官に扮したルルーシュがC.C.を抱えるのを見てのやり取り。
- 心が読めるのがアダとなり、心理戦ではルルーシュに良いようにされてしまっている。また、ルルーシュは声ではなく思考でマオに語りかけている為、一人意味不明な叫び声を上げ続けるマオは警官たちからは狂人としか思われなかった。
- マオ「なぁにが最期だ!! ポリス共ォ! よぉく聞けぇ!! そこにいるのがテロリストの……」
指揮官「撃てぇ!」
マオ「………ゼロ……!」 - 万事休すとなったマオがルルーシュを道連れにするといわんばかりに、そこの偽警官がテロリストのゼロだと叫ぼうとした際に。しかし既に警察の指揮官はルルーシュのギアスの支配下にあり、発言しようとした瞬間に警官の一斉射撃を受けてしまう。それでもゼロの名を呟いたが、誰の耳にも届くことはなかった。
- 「大したものだね。君たち兄妹は」
- ナナリーを誘拐した際、怯える様子もなく自分を非難する彼女に対して。ナナリーの兄ルルーシュがゼロとなってブリタニアと戦っていて、彼の妹ナナリーが気丈であることを言っている。
- 「放せよ! この父親殺しが!! お前は7年前に実の父親を殺している!」
「徹底抗戦を唱えていた父親を止めれば戦争は終わる? 子供の発想だねえ・・・! 実際は只の人殺し!」
「よかったねえ、ばれなくて。周りの大人が皆で嘘をついたおかげさ」 - スザクに追い詰められたマオが己の窮地を脱するために、スザクが過去に父親を殺した罪悪感に苛まれていることを口にする。これにより、その場にいたルルーシュはスザクが変貌した理由を知ることになった。また、その際にルルーシュが「お前は黙っていろ!」と衝動的にギアスをかけたためにマオは言葉を発することができない状態になってしまう。
- なお、このように父親を手に掛けたスザクを責めるマオであるが、マオ自身は「己の母親代わりというべき存在(C.C.)を殺そうとしていた」事実を忘れているようである。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「来てくれたんだね、C.C.! やっぱり、君は…」
- 『第2次Z破界篇』の第34話「囚われの心」より。ルルーシュに敗北して逃走した時の台詞であるが、原作と違ってギアスをかけられていないため、C.C.を見るなり喜びを口にするも…。
- 「C.C.!」
C.C.「好きだったよ、マオ…」
「嘘…嘘だよね、C.C.!」 - 同上。原作通りにC.C.に発砲されて死亡した。
余談[編集 | ソースを編集]
- 漫画『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』では少女という設定で登場し、TVシリーズを知る読者の度肝を抜いた。尤も実質的に名前が同じだけの別キャラとなっているが。
- NDSゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ』(SRW未参戦)のオリジナルキャラ「キャスタール・ルィ・ブリタニア」が、相手に自身の思考を強制的に送り付けるという対照的な効果のギアスを所持している。
- 小説版ではマオの過去が掘り下げられている。子供の頃にC.C.によりギアスを与えられたが、飼い犬の事故死した際に相手の運転手が誠心誠意謝罪をしていても内心で賠償を払うのが嫌でマオを言葉巧みに宥めようとしており、その事を指摘して暴力を振るわれそうになった(C.C.が割り込んだため未遂)事件が発生。人の裏側を恐れ、唯一心を読むことが出来ないC.C.に助けを求め、彼女はマオを守るために山奥で共同生活を始める。しかし、徐々に情緒が暴走し、能力を悪用して数多の人々を密かに殺害するようになってしまい、遂には街一つを壊滅に追いやってしまう。この結果に、C.C.はマオにはコードを移植しても耐えられないと判断し、彼の前から姿を消すことになった経緯がある。C.C.自身はマオに助けを求められた際に、受け入れたことが間違いだったかもしれないと自身の選択を後悔している。