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ラグナメイル(Ragna-mail)とは、『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』に登場する機動兵器。
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ラグナメイル(Ragna-mail<ref>[http://crossange.com/word/ WORD]、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞、2022年2月13日閲覧。</ref>)とは、『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』に登場する機動兵器。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[エンブリヲ]]によって製造された7機の機動兵器。その圧倒的戦闘能力から「絶対兵器」とも呼ばれる。538年前に本来の地球で行われた終末大戦では、二大勢力の一つ「統合経済連合」により実戦投入がなされ、両肩部に搭載されたディスコード・フェイザーにより、敵対勢力であった「汎大陸同盟機構」の大都市や主力艦隊などを瞬く間に駆逐する大戦果を挙げた。しかし、同時に世界中のドラゴニウム反応炉が共鳴爆発するという事態を招き、事実上地球上の全文明を破壊し尽くしてしまった。そのため、[[ジル]]は「破壊と創造を司る[[天使・悪魔|天使]]」とも語っている。
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[[エンブリヲ]]によって製造された7機の機動兵器。
  
これだけの戦闘力がありながら元々は純粋な戦闘兵器ではなく、並行世界を探索するための「有人次元観測機」として開発されていた。
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538年前に本来の地球で行われた終末大戦では、二大勢力の一つ「統合経済連合」により実戦投入がなされ、両肩部に搭載されたディスコード・フェイザーにより、敵対勢力であった「汎大陸同盟機構」の大都市や主力艦隊などを瞬く間に駆逐する大戦果を挙げた。しかし、同時に世界中のドラグニウム反応炉が共鳴爆発するという事態を招き、事実上地球上の全文明を破壊し尽くしてしまった。そのため、[[ジル]]は「破壊と創造を司る[[天使・悪魔|天使]]」とも語っている。
 
 
[[ヒステリカ]]と後発の6機では若干仕様が異なる。後発の6機は共通装備としてビームライフル、ワイヤーアンカー、ビームシールド、ディスコード・フェイザーを搭載している。後発の6機はパイロットに合わせ[[パラメイル]]搭乗時同様に実体剣を装備しているが、ヒステリカはワイヤーアンカーの代わりにビームソードを装備している。また、ディスコード・フェイザーを使用するには「永遠語り」を歌う必要があるが、エンブリヲが誰にも教えなかったのでダイヤモンドローズ騎士団のメンバーは使えなかった。この他、ヴィルキスと同様にリミッターを開放する能力がある。
 
 
 
パラメイルはラグナメイルのデッドコピー機であり、古の民が強奪したビルキス(後に[[ヴィルキス]]と改名)を基にして開発した物である。
 
  
 
ビルキス以外の6機はエンブリヲが所有し続け、後に篭絡した[[メイルライダー]]達をパイロットへと選び自らの私兵『[[ダイヤモンドローズ騎士団]]』として扱う事となる。
 
ビルキス以外の6機はエンブリヲが所有し続け、後に篭絡した[[メイルライダー]]達をパイロットへと選び自らの私兵『[[ダイヤモンドローズ騎士団]]』として扱う事となる。
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しかし、奪取されたビルキス以外はパイロット無しでもエンブリヲがコントロールする事が可能で、また、パイロットが乗っていても任意のタイミングでコントロールを奪い取れる。更にヒステリカ以外は例え破壊されても一瞬の内に再生させる事も可能であり、エンブリヲにとっては使い捨てが効く兵器であった。
 
しかし、奪取されたビルキス以外はパイロット無しでもエンブリヲがコントロールする事が可能で、また、パイロットが乗っていても任意のタイミングでコントロールを奪い取れる。更にヒステリカ以外は例え破壊されても一瞬の内に再生させる事も可能であり、エンブリヲにとっては使い捨てが効く兵器であった。
  
劇中ではクレオパトラ、テオドーラの2機が最終的にアルゼナル側への戦力として渡り、残りのレイジア、ビクトリア、エイレーネの3機は異次元での最終決戦でエンブリヲが遠隔操作で戦力として使ったが最終的にはアンジュ、ヒルダ、サリア、サラマンディーネの手で全機撃墜された。
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その圧倒的戦闘能力から「絶対兵器」とも呼ばれるが、元々は純粋な戦闘兵器ではなく、並行世界を探索するための「有人次元観測機」として開発されていた。
  
 
== ラグナメイルの種類 ==
 
== ラグナメイルの種類 ==
 
;EM-CBX001 [[ヒステリカ]]
 
;EM-CBX001 [[ヒステリカ]]
:[[エンブリヲ]]専用機。頭部が[[ガンダムタイプ]]に近いツインアイになっている。
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:[[エンブリヲ]]専用機。後発の6機とは若干仕様が異なり、ワイヤーアンカーの代わりにビームソードを装備している(後発の6機はパイロットに合わせ[[パラメイル]]搭乗時同様に実体剣を装備している)。
 
;EM-CBX002 [[クレオパトラ]]
 
;EM-CBX002 [[クレオパトラ]]
 
:水色の直線のラインマーキングが施されている。
 
:水色の直線のラインマーキングが施されている。
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:のちの[[ヴィルキス]]。かつては他のラグナメイル同様黒いボディであり、Y字の赤いラインマーキングが施されていた。
 
:のちの[[ヴィルキス]]。かつては他のラグナメイル同様黒いボディであり、Y字の赤いラインマーキングが施されていた。
  
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== 関連機体 ==
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;[[パラメイル]]
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:ラグナメイルのデッドコピー機であり、古の民が強奪した[[ヴィルキス|ビルキス]]を基にして開発した物である。
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;[[龍神器]]
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:ラグナメイルを記録から復元した機体。こちらはパラメイルよりも性能を大きく上回る他、コックピットが閉鎖式になっているなどラグナメイルより改良された部位もある。
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== 脚注 ==
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2022年2月13日 (日) 08:59時点における最新版

ラグナメイル(Ragna-mail[1])とは、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場する機動兵器。

概要[編集 | ソースを編集]

エンブリヲによって製造された7機の機動兵器。

538年前に本来の地球で行われた終末大戦では、二大勢力の一つ「統合経済連合」により実戦投入がなされ、両肩部に搭載されたディスコード・フェイザーにより、敵対勢力であった「汎大陸同盟機構」の大都市や主力艦隊などを瞬く間に駆逐する大戦果を挙げた。しかし、同時に世界中のドラグニウム反応炉が共鳴爆発するという事態を招き、事実上地球上の全文明を破壊し尽くしてしまった。そのため、ジルは「破壊と創造を司る天使」とも語っている。

ビルキス以外の6機はエンブリヲが所有し続け、後に篭絡したメイルライダー達をパイロットへと選び自らの私兵『ダイヤモンドローズ騎士団』として扱う事となる。

しかし、奪取されたビルキス以外はパイロット無しでもエンブリヲがコントロールする事が可能で、また、パイロットが乗っていても任意のタイミングでコントロールを奪い取れる。更にヒステリカ以外は例え破壊されても一瞬の内に再生させる事も可能であり、エンブリヲにとっては使い捨てが効く兵器であった。

その圧倒的戦闘能力から「絶対兵器」とも呼ばれるが、元々は純粋な戦闘兵器ではなく、並行世界を探索するための「有人次元観測機」として開発されていた。

ラグナメイルの種類[編集 | ソースを編集]

EM-CBX001 ヒステリカ
エンブリヲ専用機。後発の6機とは若干仕様が異なり、ワイヤーアンカーの代わりにビームソードを装備している(後発の6機はパイロットに合わせパラメイル搭乗時同様に実体剣を装備している)。
EM-CBX002 クレオパトラ
水色の直線のラインマーキングが施されている。
EM-CBX003 レイジア
オレンジのX字のラインマーキングが施されている。
EM-CBX004 テオドーラ
緑のスペードのラインマーキングが施されている。
EM-CBX005 ビクトリア
ピンクのV字のラインマーキングが施されている。
EM-CBX006 エイレーネ
黄色の直線のラインマーキングが施されている。
EM-CBX007 ビルキス
のちのヴィルキス。かつては他のラグナメイル同様黒いボディであり、Y字の赤いラインマーキングが施されていた。

関連機体[編集 | ソースを編集]

パラメイル
ラグナメイルのデッドコピー機であり、古の民が強奪したビルキスを基にして開発した物である。
龍神器
ラグナメイルを記録から復元した機体。こちらはパラメイルよりも性能を大きく上回る他、コックピットが閉鎖式になっているなどラグナメイルより改良された部位もある。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. WORD、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞、2022年2月13日閲覧。