「ラインバレル mode-B」の版間の差分

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'''ラインバレル mode-B'''は『[[鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]
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== 概要 ==
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アニメ版に登場する[[ラインバレル]]の形態で、[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|原作漫画版]]の'''[[ラインバレル・オーバーライド]]'''に相当する機体。基本的には共通項も多いが、発動に至る経緯は異なる。
  
ヴァーダントの攻撃で浩一が瀕死に陥った際、ファクターとしての力を発揮した絵美が搭乗したことで発動した形態。カウンターナノマシンの作用で機体色が真っ黒になり、真の力の一端である「オーバーライド」を発現している。
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[[ヴァーダント]]の攻撃で浩一が瀕死に陥った際、[[ファクター]]としての力を発揮した[[城崎絵美|絵美]]が搭乗したことで発動した形態。カウンターナノマシンの作用で機体色が真っ黒になり、真の力の一端である「オーバーライド」を発現している。
  
ラインバレルはスペック上、ファクターを乗せたままの連続転送が可能であり、この形態はそのためのもの。オーバーライドとは、この機能によって敵を撹乱し、切り刻むという戦闘方法のことである。しかしこれは「ファクターの命を危機にさらす」というマキナの存在原理に反するため、カウンターナノマシンによって負荷が軽減される。ただしこれを起動できるのは絵美のみであるため、必然的にこの形態も絵美にしか使えない。だが、後に浩一の闘志に応じてラインバレルが「マキナ殺し」の力に目覚めたことでその制約が外れ、浩一のみで起動可能となった(カウンターナノマシンは使えないが)。
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ラインバレルはスペック上、ファクターを乗せたままの連続転送が可能であり、この形態はそのためのもの。オーバーライドとは、この機能によって敵を撹乱し、切り刻むという戦闘方法のことであり、広義にはマキナの行う空間転移を指す。しかしこれは「ファクターの命を危機にさらす」というマキナの存在原理に反するため、カウンターナノマシンによって負荷が軽減される。ただしこれを起動できるのは絵美のみであるため、必然的にこの形態も絵美にしか使えない。だが、後に浩一の闘志に応じてラインバレルが「マキナ殺し」の力に目覚めたことでその制約が外れ、浩一のみで起動可能となった(カウンターナノマシンは使えないが)。
  
しかし、これはあくまでも「偽りの覚醒」であり、ラインバレル本来の役割である「マキナ殺し」の力を発揮することは出来ない。また、浩一搭乗時のノーマルモードと違い、「マキナ殺し」の力であるエグゼキューターが使用できない。さらに、ラインバレル自体が絵美の搭乗を良しとしないため、長時間の戦闘も不可能という問題だらけの形態。ラインバレルが真の力を発揮するのは、最終局面まで持ち越しとなった。
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しかし、これはあくまでも「偽りの覚醒」であり、ラインバレル本来の役割である「マキナ殺し」の力を発揮することは出来ない。また、浩一搭乗時のノーマルモードと違い、「マキナ殺し」の力であるエグゼキューターが使用できない。さらに、ラインバレル自体が絵美の搭乗を良しとしないため、長時間の戦闘も不可能という問題だらけの形態。ラインバレルが真の力を発揮するのは、最終局面まで持ち越しとなる。
  
ユニットとしてのmode-Bは設定どおりに絵美がメインパイロットとして搭乗するイベントの1回きりであり、浩一がパイロットである通常時はノーマル状態かmode-Cしか無い。しかししばらく後のイベントから浩一登場時のノーマル状態でもオーバーライドが使えるようになり、その際の戦闘アニメ中でmode-Bが見られる。
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== 登場作品と操縦者 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
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:初登場作品。ルート分岐中にしか登場しない上[[スポット参戦]]のため、プレイヤーによってはノーマルの「オーバーライド」の演出でしか見られないことも。改造はそのまま引き継ぐため一応戦えるが、無茶は禁物。
  
ちなみに原作漫画版では「ラインバレル・オーバードライブ」という名前。後に浩一が「ラインバレルそのもの」となったため、彼にもカウンターナノマシンの起動が可能となった。
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== 装備・機能 ==
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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;太刀
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:両腕に装着された日本刀。
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:;太刀二刀流
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::両腕の太刀を抜き放ち、連続切りを加え、最後にX字に切断する。
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;オーバーライド
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:実体を残すほどの超高速連続転送によって敵機を翻弄し、切り刻む。原作漫画版においては、絵美が使う場合のみカウンターナノマシンの効果により負荷が軽減される。なお、この流れは原作漫画版の「オーバードライブ」の流れを元にしており、浩一が使う際のノーマルモードではエグゼキューターも併用。
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:この「連続転送」は無制限に行えるわけではなく、事前に転送フィールド(通常はマキナとファクターを繋いでいる)を広域展開・固定、その中でのみ転送が実行できる。
  
==登場作品と操縦者==
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=== [[特殊能力]] ===
;[[スーパーロボット大戦L]]:アニメ版設定で登場。ルート分岐中にしか登場しない上スポット参戦のため、プレイヤーによってはノーマルの「オーバーライド」の演出でしか見られないことも。改造はそのまま引き継ぐため一応戦えるが、無茶は禁物。
 
 
 
==装備・機能==
 
===武装・[[必殺武器]]===
 
;太刀:両腕に装着された日本刀。
 
;太刀二刀流:両腕の太刀を抜き放ち、連続切りを加え、最後にX字に切断する。
 
;オーバーライド:実体を残すほどの超高速連続転送によって敵機を翻弄し、切り刻む。原作漫画版においては、絵美が使う場合のみカウンターナノマシンの効果により負荷が軽減される。
 
 
 
==[[特殊能力]]==
 
 
;剣装備:太刀で[[切り払い]]を発動。
 
;剣装備:太刀で[[切り払い]]を発動。
 
;オーバーライド:[[分身]]の効果。加えて移動コストが1で固定になる。
 
;オーバーライド:[[分身]]の効果。加えて移動コストが1で固定になる。
  
==移動タイプ==
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=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]:[[飛行]]可能。
 
;[[空]]・[[陸]]:[[飛行]]可能。
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=== [[サイズ]] ===
 
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== 機体BGM ==
;「鬼帝の剣」:OPテーマ。
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;「鬼帝の剣」:OPテーマ。『L』で採用。
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== 対決・名場面など ==
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;対[[ヴァーダント]]:[[森次玲二|森次]]が裏切った際に登場。
  
==対決・名場面など==
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== 関連機体 ==
;[[ヴァーダント]]:[[森次|森次玲二]]が裏切った際に登場。
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;[[ラインバレル・オーバーライド]]
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:原作漫画版ではこちら。
  
==関連機体==
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;[[ラインバレル]]:本機のもう一つの姿。
 
{{DEFAULTSORT:らいんはれる もーとひい}}
 
 
[[Category:登場メカら行]]
 
[[Category:登場メカら行]]
[[category:鉄のラインバレル]]
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[[Category:鉄のラインバレル]]

2022年2月13日 (日) 16:43時点における最新版

ラインバレル mode-B
登場作品 鉄のラインバレル
デザイン 清水栄一(原作漫画版)
鈴木勤(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 マキナ
頭頂高 19.1 m
全高 21 m
重量 51.27 t
エネルギー 電力
装甲材質 ニューロカーボン・ナノセラミック
MMI 電脳
意匠 左三つ巴
別形態 ラインバレル mode-C
前形態 ラインバレル
乗員人数 1名
ファクター 城崎絵美
テンプレートを表示

ラインバレル mode-Bは『鉄のラインバレル』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

アニメ版に登場するラインバレルの形態で、原作漫画版ラインバレル・オーバーライドに相当する機体。基本的には共通項も多いが、発動に至る経緯は異なる。

ヴァーダントの攻撃で浩一が瀕死に陥った際、ファクターとしての力を発揮した絵美が搭乗したことで発動した形態。カウンターナノマシンの作用で機体色が真っ黒になり、真の力の一端である「オーバーライド」を発現している。

ラインバレルはスペック上、ファクターを乗せたままの連続転送が可能であり、この形態はそのためのもの。オーバーライドとは、この機能によって敵を撹乱し、切り刻むという戦闘方法のことであり、広義にはマキナの行う空間転移を指す。しかしこれは「ファクターの命を危機にさらす」というマキナの存在原理に反するため、カウンターナノマシンによって負荷が軽減される。ただしこれを起動できるのは絵美のみであるため、必然的にこの形態も絵美にしか使えない。だが、後に浩一の闘志に応じてラインバレルが「マキナ殺し」の力に目覚めたことでその制約が外れ、浩一のみで起動可能となった(カウンターナノマシンは使えないが)。

しかし、これはあくまでも「偽りの覚醒」であり、ラインバレル本来の役割である「マキナ殺し」の力を発揮することは出来ない。また、浩一搭乗時のノーマルモードと違い、「マキナ殺し」の力であるエグゼキューターが使用できない。さらに、ラインバレル自体が絵美の搭乗を良しとしないため、長時間の戦闘も不可能という問題だらけの形態。ラインバレルが真の力を発揮するのは、最終局面まで持ち越しとなる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
初登場作品。ルート分岐中にしか登場しない上スポット参戦のため、プレイヤーによってはノーマルの「オーバーライド」の演出でしか見られないことも。改造はそのまま引き継ぐため一応戦えるが、無茶は禁物。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

太刀
両腕に装着された日本刀。
太刀二刀流
両腕の太刀を抜き放ち、連続切りを加え、最後にX字に切断する。
オーバーライド
実体を残すほどの超高速連続転送によって敵機を翻弄し、切り刻む。原作漫画版においては、絵美が使う場合のみカウンターナノマシンの効果により負荷が軽減される。なお、この流れは原作漫画版の「オーバードライブ」の流れを元にしており、浩一が使う際のノーマルモードではエグゼキューターも併用。
この「連続転送」は無制限に行えるわけではなく、事前に転送フィールド(通常はマキナとファクターを繋いでいる)を広域展開・固定、その中でのみ転送が実行できる。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
太刀で切り払いを発動。
オーバーライド
分身の効果。加えて移動コストが1で固定になる。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「鬼帝の剣」
OPテーマ。『L』で採用。

対決・名場面など[編集 | ソースを編集]

ヴァーダント
森次が裏切った際に登場。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ラインバレル・オーバーライド
原作漫画版ではこちら。