「タリスマン」の版間の差分
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*装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック | *装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック | ||
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− | + | 阿戸呂山の地下に眠っていた白銀の[[マキナ]]。やや丸みがかった、西洋甲冑のような外見が特徴。リア・アーマー内には唯一の武器である大槍「テールオブキングダム」を搭載しており、これのみで戦闘を行う。この槍には指向性高プラズマ発生装置が搭載されており、近接戦闘の攻撃力を強化するほか、最大出力で電撃を放射することによりマキナの人工筋肉を焼き切って行動不能にすることも可能。 | |
機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。 | 機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。 | ||
=== 原作漫画版 === | === 原作漫画版 === | ||
− | + | [[阿戸呂村]]の山中に埋まっていた機体。現地の人間はこれを伝承に在る「鬼」とし、コクピットにいた赤ん坊の宗美を「鬼の子」として信仰(本人の項に詳しいが、これは彼を外界から守るためであった)していた。 | |
− | + | 情報を聞きつけて調査にやって来た特務室の面々と宗美の衝突に駆り出される形で実戦投入されるが、[[ラインバレル]]との戦闘の最中に[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]率いる[[加藤機関]]の襲撃を受ける。その際、道明寺の介入によって戦闘が一時中断した際、宗美が薫のもとに向かったため一旦戦線を離脱。その後、[[ツバキヒメ]]に追い詰められるラインバレルを救出すべく戦闘に介入、加藤機関を撤退させた。事態収束後は宗美共々[[JUDA]]特務室に所属することとなった。 | |
− | + | 戦闘に関しては素人の宗美がユリアンヌと対等に渡り合ったことから、蓄積されていた戦闘データは相当なレベルであるらしい。この辺りは「やり直される」前の世界において、マキナ同士の殺し合いに参加し、かつ[[マキナ#ヒトマキナ|ヒトマキナ]]になれずに残存したためと推測される。 | |
− | + | JUDAで調査を行った結果、機体表面にはかつて何らかの装飾や意匠が施されていた痕跡が発見されている。スピア形状の槍と相まって、「やり直される」前の世界では王侯貴族やその関連者の機体であった可能性がある。当時のマキナの配備状況からすると、恐らく本機及び系列機は[[ヨーロッパ]]周辺で製造されたと思われる。 | |
=== アニメ版 === | === アニメ版 === | ||
加藤機関所属のマキナとして登場。劇中では[[ペインキラー]]との戦闘が多い。 | 加藤機関所属のマキナとして登場。劇中では[[ペインキラー]]との戦闘が多い。 | ||
− | ラインバレル mode- | + | [[ラインバレル mode-B]]に真っ二つにされた後は海中に沈んでいたが、ファイナルフェイズに際して半壊状態かつファクター不在のまま原因不明の再起動を起こし、[[ヴァーダント]]へエネルギーを転送する一部を担った。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
+ | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦L]] | ;[[スーパーロボット大戦L]] | ||
:基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちな[[ラインバレル]]は注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。 | :基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちな[[ラインバレル]]は注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
− | : | + | :原作漫画版準拠で登場。そのため序盤から登場し初登場以外は全編通して味方。その初登場時はNPCであるが性能が味方版のままのため、[[呂布トールギス|呂布]]にぶつかって叩き落されることも普通にあり得る。なので、とにかく速攻で自軍を進めるか、[[アルマ (機体)|アルマ]]を多少残してそっちに引っ張るかが対策となる。 |
:今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さはL以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため、前線に出して進軍させながらの壁役を任せやすくなったとも言える。 | :今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さはL以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため、前線に出して進軍させながらの壁役を任せやすくなったとも言える。 | ||
− | : | + | :今作での一番の問題点は、アイコンが灰色一色であるため行動済みかどうかが非常に判別し辛いこと(尤も、同じ作品に[[アパレシオン|もっと判別困難なの]]がいるが…)。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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::運動性低下L2つき。始動射程は2で最大射程は6。長い様で短い半端な数値なので、いっそのこと[[ディスィーブ]]と組んでしまうのも手。さりげなくPS装甲無効。 | ::運動性低下L2つき。始動射程は2で最大射程は6。長い様で短い半端な数値なので、いっそのこと[[ディスィーブ]]と組んでしまうのも手。さりげなくPS装甲無効。 | ||
;;タリスマン最大出力 | ;;タリスマン最大出力 | ||
− | :: | + | ::テールオブキングダムを相手に突き刺して電撃を見舞う。[[プリテンダー]]戦で無線ナーブクラックを撃ち落とした攻撃の再現。 |
::UXではこちら。最大出力と異なり射程の短いP武器。運動性低下・移動低下つき。 | ::UXではこちら。最大出力と異なり射程の短いP武器。運動性低下・移動低下つき。 | ||
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=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === | ||
;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
− | ;; | + | ;;初期:装甲値+100、バリア1000、資金+10%、経験値+10%<br>5段階:装甲値+150、バリア1500、資金+20%、経験値+20%<br>10段階:装甲値+200、バリア2000、資金+30%、経験値+30% |
::防御強化に資金・経験値ボーナスと、まさしく「護符」あるいは「お守り」といった名に相応しい便利な構成。加入が遅く活かす機会が少ないのが悔やまれる。 | ::防御強化に資金・経験値ボーナスと、まさしく「護符」あるいは「お守り」といった名に相応しい便利な構成。加入が遅く活かす機会が少ないのが悔やまれる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | ;; | + | ;;初期段階:装甲値+100、格闘武器+100<br>第二段階:装甲値+125、格闘武器+150、バリア1000<br>第三段階:装甲値+150、格闘武器+200、バリア1250<br>最終段階:装甲値+200、格闘武器+300、バリア1500、経験値+10% |
::残念ながら資金ボーナスが無く経験値も最後に付くようになったが、格闘ボーナスを得て戦闘能力が高まった。互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っている[[ディスィーブ]]とは抜群の相性を誇る。 | ::残念ながら資金ボーナスが無く経験値も最後に付くようになったが、格闘ボーナスを得て戦闘能力が高まった。互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っている[[ディスィーブ]]とは抜群の相性を誇る。 | ||
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:原作にて。アニメ版ではmode-Bに真っ二つにされてしまう。 | :原作にて。アニメ版ではmode-Bに真っ二つにされてしまう。 | ||
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− | : | + | :アニメ版では初交戦以来因縁の間柄だが、最終的にはフルパワーでの突撃を喰らって敗北した。 |
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2014年8月3日 (日) 22:08時点における版
タリスマン(TALISMAN)
- 登場作品:鉄のラインバレル
- 分類:マキナ
- 頭頂高:19.0m
- 全高:20.2m
- 重量:49.6t
- 動力:電力
- 装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
- MMI:電脳
- 所属:加藤機関、JUDA(原作)
- 意匠:変わり二つ守
- ファクター:中島宗美
- メカニックデザイン:清水栄一(原作漫画版)、鈴木勤(アニメ版)
阿戸呂山の地下に眠っていた白銀のマキナ。やや丸みがかった、西洋甲冑のような外見が特徴。リア・アーマー内には唯一の武器である大槍「テールオブキングダム」を搭載しており、これのみで戦闘を行う。この槍には指向性高プラズマ発生装置が搭載されており、近接戦闘の攻撃力を強化するほか、最大出力で電撃を放射することによりマキナの人工筋肉を焼き切って行動不能にすることも可能。
機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。
原作漫画版
阿戸呂村の山中に埋まっていた機体。現地の人間はこれを伝承に在る「鬼」とし、コクピットにいた赤ん坊の宗美を「鬼の子」として信仰(本人の項に詳しいが、これは彼を外界から守るためであった)していた。
情報を聞きつけて調査にやって来た特務室の面々と宗美の衝突に駆り出される形で実戦投入されるが、ラインバレルとの戦闘の最中にユリアンヌ率いる加藤機関の襲撃を受ける。その際、道明寺の介入によって戦闘が一時中断した際、宗美が薫のもとに向かったため一旦戦線を離脱。その後、ツバキヒメに追い詰められるラインバレルを救出すべく戦闘に介入、加藤機関を撤退させた。事態収束後は宗美共々JUDA特務室に所属することとなった。
戦闘に関しては素人の宗美がユリアンヌと対等に渡り合ったことから、蓄積されていた戦闘データは相当なレベルであるらしい。この辺りは「やり直される」前の世界において、マキナ同士の殺し合いに参加し、かつヒトマキナになれずに残存したためと推測される。
JUDAで調査を行った結果、機体表面にはかつて何らかの装飾や意匠が施されていた痕跡が発見されている。スピア形状の槍と相まって、「やり直される」前の世界では王侯貴族やその関連者の機体であった可能性がある。当時のマキナの配備状況からすると、恐らく本機及び系列機はヨーロッパ周辺で製造されたと思われる。
アニメ版
加藤機関所属のマキナとして登場。劇中ではペインキラーとの戦闘が多い。
ラインバレル mode-Bに真っ二つにされた後は海中に沈んでいたが、ファイナルフェイズに際して半壊状態かつファクター不在のまま原因不明の再起動を起こし、ヴァーダントへエネルギーを転送する一部を担った。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちなラインバレルは注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。
- スーパーロボット大戦UX
- 原作漫画版準拠で登場。そのため序盤から登場し初登場以外は全編通して味方。その初登場時はNPCであるが性能が味方版のままのため、呂布にぶつかって叩き落されることも普通にあり得る。なので、とにかく速攻で自軍を進めるか、アルマを多少残してそっちに引っ張るかが対策となる。
- 今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さはL以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため、前線に出して進軍させながらの壁役を任せやすくなったとも言える。
- 今作での一番の問題点は、アイコンが灰色一色であるため行動済みかどうかが非常に判別し辛いこと(尤も、同じ作品にもっと判別困難なのがいるが…)。
装備・機能
武装・必殺武器
- テールオブキングダム
- 唯一の武装である大槍。プラズマを穂先に集中し、敵の駆動系を焼き切る。
- Lでは運動性低下L1つき。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- 初期:装甲値+100、バリア1000、資金+10%、経験値+10%
5段階:装甲値+150、バリア1500、資金+20%、経験値+20%
10段階:装甲値+200、バリア2000、資金+30%、経験値+30% - 防御強化に資金・経験値ボーナスと、まさしく「護符」あるいは「お守り」といった名に相応しい便利な構成。加入が遅く活かす機会が少ないのが悔やまれる。
- 初期段階:装甲値+100、格闘武器+100
第二段階:装甲値+125、格闘武器+150、バリア1000
第三段階:装甲値+150、格闘武器+200、バリア1250
最終段階:装甲値+200、格闘武器+300、バリア1500、経験値+10% - 残念ながら資金ボーナスが無く経験値も最後に付くようになったが、格闘ボーナスを得て戦闘能力が高まった。互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っているディスィーブとは抜群の相性を誇る。
機体BGM
- 「鬼帝の剣」
- LでのデフォルトBGM。
- 「Linebarrel」
- UXでのデフォルトBGM。