「勇気爆発バーンブレイバーン」の版間の差分
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2024年3月26日 (火) 19:13時点における版
勇気爆発バーンブレイバーン | |
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外国語表記 | Bang Brave Bang Bravern[1] |
原作 | Cygames |
監督 | 大張正己 |
シリーズ構成 | 小柳啓伍 |
キャラクターデザイン |
かも仮面 (原案) 本村晃一 |
メカニックデザイン |
大張正己(ブレイバーンデザイン) MORUGA 桜水樹 石垣純哉 山根理宏 鈴木勘太 |
音楽 | 渡邊崇 |
制作 | CygamesPictures |
放送局 | TBS系列 |
放送期間 |
2024年1月11日 - |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
『勇気爆発バーンブレイバーン』はCygamesPictures制作のテレビアニメ作品。
概要
Cygames原作・大張正己監督によるオリジナルアニメ作品。
発表当初はタイトルに反してミリタリー系リアルロボット作品のようなプロモーションが行われていたが、第1話のラスト5分に主役ロボのブレイバーンを登場させ、リアルロボット系の世界観にスーパーロボットが現れる作風である事が明かされ、同時に公式サイトなども大幅に変更された[2]。ブレイバーンの存在は本放送まで徹底的に秘匿されており、第1話の先行上映会においても箝口令が敷かれた程である。
大張監督が得意とする勇者シリーズを彷彿とさせる作風であるが、一方で主人公イサミ・アオに執着するブレイバーンのキャラクター性や、それに戸惑いながらも共に戦うことになる仲間たちなど、一風変わった作風が話題を呼んだ。また、スーパーロボットたるブレイバーンと共闘するリアルロボット「ティタノストライド」の存在や、空母・イージス艦等の実在兵器のミリタリックな描写など、スーパー・リアルの範疇に捕らわれないメカシーンも見逃せないポイントであり、異文明との出会いやタイムパラドックスの要素を持たせたストーリーなどSFアニメとしても見ごたえのある内容となっている。
ストーリー
人型機動兵器ティタノストライドが実戦配備された近未来。ハワイ・オアフ島での演習に参加していた自衛隊のパイロットイサミ・アオは、アメリカ海兵隊の軍人ルイス・スミスと出会い、友情を交わす。
しかし、突如として宇宙から巨大な塔のような物体と共に謎の機動兵器が現れ、迎撃に出動したティタノストライド部隊は全滅してしまう。撤退を命じられながらも動くことができなかったイサミだったが、その時宇宙から降りてきた謎のロボットブレイバーンに助けられる。
「待たせたな、イサミ!」
なぜかイサミの事を知るブレイバーンに戸惑いつつ、イサミは謎の敵デスドライヴズとの戦いに巻き込まれていくのだった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
自衛隊
- ヒビキ・リオウ
- 女性TSパイロット。イサミの同僚。
- ミユ・カトウ
- TSの女性整備士。
- ホノカ・スズナギ
- TSの女性管制官。
- リュウジ・サタケ
- TSパイロット。イサミの上官。
- アキラ・ミシマ
- 女性TSパイロット。
- イサオ・カワダ
- アド・リムパックの副司令官。
アメリカ軍
- ハル・キング
- アド・リムパックの司令官。
- トーマス・J・プラムマン
- 皆から一目置かれる上級曹長。
- カレン・オルドレン
- TSの女性管制官。
- ニーナ・コワルスキー
- 軍医の女性。
- リョウマ・アラカイ
- TSパイロット。スミスの上官。
- ヒロ・アウリィ
- TSパイロット。スミスの同僚。
- シェリー・ローレン
- 女性TSパイロット。
その他
- ハイデマリー・バロウ
- ドイツ軍の指揮官。
- ボブ・クレイブ
- CIAに所属する男性。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ブレイバーン
- ブレイバーン
- デスドライヴズの襲来と共にイサミの前に現れた謎のロボット。
- バーンブレイバーン
- ブレイバーンとバーンドラゴンが合体した形態。
- バーンドラゴン
- ブレイバーンのサポートメカ。
ティタノストライド
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 汎用型
- 自衛隊の主力量産型TS。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 誘導弾搭載型
- ミサイルランチャー搭載機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 狙撃型
- 大型の狙撃砲搭載機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 通信拡張型
- 通信機能強化の指揮官機。
- 24式機動歩行戦闘車 烈華 アキラカスタム
- アキラ専用のカスタム機。
- M2 イクシード・ライノス
- アメリカ軍の主力量産型TS。
- M2 ストラグル・ライノス
- イクシード・ライノスの近接戦闘型。
- M2 ブラスト・ライノス
- イクシード・ライノスの遠距離戦闘型。
- M2A1 ディンゴ
- イクシード・ライノスを元とした重武装TS。
- XM3 ライジング・オルトス
- 日米共同開発の新型復座式TS。
デスドライヴズ
- ゾルダートテラー
- デスドライヴズの量産機。
- ゾルダートフィレー
- ゾルダートテラーの派生機で水中型。
- スペルビア
- 「高慢」の名を冠し、ブレイバーンと推して参ることを望むデスドライヴズ。
- クピリダス
- 「強欲」の名を冠し、パワーファイトを得意とするデスドライヴズ。
- クーヌス
- 「淫蕩」の名を冠し、時間や空間を操るデスドライヴズ。
- ヴァニタス
- 「虚栄」の名を冠し、オールレンジ攻撃を得意とするデスドライヴズ。
- ペシミズム
- 「悲観」の名を冠し、霧を発生させるデスドライヴズ。
- セグニティス
- 「怠惰」の名を冠し、関西弁を喋るデスドライヴズ。
- イーラ
- 「憤怒」の名を冠し、戦闘能力が高いデスドライヴズ。
用語
- アド・リムパック
- ハワイ諸島で行われた世界各国軍による合同軍事演習。正式名称は先進的環太平洋合同演習(Advanced Rim of the Pacific Exercise)。
- ATF(Allied Task Force)
- アド・リムパックへの参加中、デスドライヴズの襲撃を受けた各国軍の生き残りがブレイバーンを中核として結成した対デスドライヴズ組織。
- ブレイブナイツ
- ブレイバーンを支援するために結成された独立小隊。ATFのみならず、日本で合流した自衛隊や在日米軍の残存兵から少数精鋭が集められている。
- オペレーション・アップライジング
- ATF結成後、デスドライヴズからの日本の奪還と救出を目的とした作戦。
- ティタノストライド
- 本作に登場する人型装甲兵器。略称は「TS」。実戦配備が進んだ後、「軍の花形」として扱われており、TSパイロット志願者が増えた結果、航空機パイロットが不足しているという。なお、TSパイロットのコールサインには「ダイダラ」「タイタン」など、各国の「巨人」にまつわる単語が使用されている。
- 高機動武装換装システム
- 通称「HiMACS(High Mobility Armament Conversion System)」。アメリカ軍製のティタノストライドに採用されている機構。戦場・戦局に合わせて機体を換装できる。
- ビルドバーン
- ブレイバーンが作り上げた超次元3Dプリンター。ブレイバーン曰く「作れないものはない」らしい。ブレイバーンの武器やサポートメカすらも作り出している。
- デスドライヴズ
- 宇宙から襲来した8体の機械生命体達の総称。それぞれが望む最上の「死」を求めており、そのために地球を侵略した。ブレイバーンからは侵略対象の天体にいる全生命体の抹殺を目的としていると語られている。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「ババーンと推参!バーンブレイバーン」
- 作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:ブレイバーン(鈴村健一)
- 平成期の王道ロボットアニソン調の主題歌。第1話では挿入歌およびエンディングテーマとして使用。挿入歌としてはブレイバーン自身が作中で実際に流しており、その事をイサミに突っ込まれている。
- エンディングテーマ
-
- 「双炎の肖像」
- 作詞:古屋真 / 作曲:磯崎健史、TSUKASA / 編曲:磯崎健史 / 歌:イサミ・アオ(鈴木崚汰)、ルイス・スミス(阿座上洋平)
- 第2話より使用されるエンディングテーマ。オープニングとは打って変わってこちらはムード歌謡を思わせる。イサミとスミスが半裸になって歌い出す演出が特徴。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初参戦作品。放送中における参戦発表となった。2024年4月中旬以降に期間限定イベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」が開催予定であり、放送終了直後のタイミングとなる。
- 参戦イベントは『バーンブレイバーン』第6話中に主要人物が『DD』の世界に転移する形での参戦。また、直前のメインストーリー3章Part11と地続きになる番外編であり、メインストーリーと関わるショートシナリオイベントとなっている。
各話リスト
サブタイトルはほぼ全てブレイバーンの台詞となっているのが特徴[3]。
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
1 | 待たせたな、イサミ! | ブレイバーン ゾルダートテラー |
OP無し | |
2 | イサミーーッ!そろそろだよな、イサミィーー!! | スペルビア | ||
3 | ルル……それが、彼女の名前だ | ゾルダートフィレー | ||
4 | イサミ、キミはまだ、人というものを分かっていないようだ | |||
5 | それはきっと、私には出来ないことだろう | |||
6 | 絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ! | |||
7 | どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ! | クピリダス XM3 ライジング・オルトス |
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8 | また会おう、スミス | クーヌス ヴァニタス ペシミズム |
OP無し | |
9 | イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!! | バーンブレイバーン バーンドラゴン |
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10 | 日本(ジャパン)ではそれをOMIAIという | OP無し | ||
11 | オペレーション・ボーンファイア、開始だ! | セグニティス イーラ |
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12 | 勇気爆発の、その先へ!! |
余談
- 本作の企画の根底には「映画『インデペンデンス・デイ』など異星人の侵略者と既存兵器で戦うSF作品に、もしもスーパーロボットが現れたら」というコンセプトがあり、事実ブレイバーンが現れるまでの第1話の流れも、それらSF作品を踏襲したものとなっている。
- 本作の次回予告は本放送後にCygames公式によりインターネット上で公開する形式を採っているが、各デスドライヴズ幹部の退場した翌日には次回予告に先んじて「Memories of Deathdrives」という敵役の追悼動画が公開されるのがお約束になっている。
- 番組終了後、エンドカード(提供クレジット画面)で毎回様々なイラストが挿入される[4]が、第1話で「新しい地図」メンバーの草彅剛氏[5]が描いたブレイバーンが披露され予想外の人物からの寄稿に、こちらも多くの反響があった。
- 本放送は大張監督の家族も視聴しており、第1話の放送終了後にはその作風について家族会議が開かれたとのこと。