「宇白可奈」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
愛称は『'''カナ(ちゃん)'''』。[[宇白順]]の妹で、彼から日常的に暴言や暴力を受けているが黙って耐えている健気な少女。
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愛称は『'''カナ(ちゃん)'''』。[[宇白順]]の妹。
  
母親が出産の際に死亡しているため、兄から母を奪ったと思い込んでいるのがその原因である。事情を知らないメンバーから庇われることも多い。
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母親が自分を産む際に命を落としてしまったことで兄が自分を憎んでいることを察しているため、兄から常日頃汗かけられる暴力に健気に耐え続けている。こうした状況から事情を知らないメンバーから庇われることも多い。
  
 
未契約者であるが、関わってしまったためか[[ジアース]]のコックピットに召集される。終盤で[[コエムシ]]に契約を強制されるが、ウシロと[[町洋子|マチ]]により阻止され、最後まで生き残り、彼らの戦いの真実を[[矢村大一|ダイチ]]の兄弟たちに伝えている。
 
未契約者であるが、関わってしまったためか[[ジアース]]のコックピットに召集される。終盤で[[コエムシ]]に契約を強制されるが、ウシロと[[町洋子|マチ]]により阻止され、最後まで生き残り、彼らの戦いの真実を[[矢村大一|ダイチ]]の兄弟たちに伝えている。
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;「あの、お願いがあるんです…お兄ちゃんの…本当のお母さんを探して下さい」
 
;「あの、お願いがあるんです…お兄ちゃんの…本当のお母さんを探して下さい」
 
:第10話。夜に田中に電話をかけて依頼をする。
 
:第10話。夜に田中に電話をかけて依頼をする。
;「呼ばれた」
 
:原作8巻、ジャベリン戦後にこう呟く。次のパイロットは僅か10歳の少女であった。
 
;(お兄ちゃんは助かる。違う。お兄ちゃんは残される。それならよけいに本当のお母さんが必要だと思う)<br />(これがわたしにできる最後のことになると思うから)
 
:原作9巻。彼女は自分が暴力を振るわれる理由と、本当の妹でない事を知っており、またウシロが契約してない事にも感付いていた。<br />心優しい彼女は、苛烈な仕打ちを受けながらも、残されるウシロの事を思って動いていた。
 
;「逃げてるんですね、お兄ちゃんから。わたしはずっと、逃げなかったのに」<br />「わたしはどうしてもお母さんに、会えません。でも、お兄ちゃんは、会える」
 
:原作9巻、ウシロの母と対面した際の台詞。子供らしからぬ目と物言いで訴えかける。
 
;「お父さん、ごめん」<br />「夕ごはん、食べられない」<br />「お父さん、ありがとう」
 
:原作9巻、父に向けた別れの言葉。
 
;「あ…あ ぁあ!!!」
 
:原作9巻、ウシロの母の死を前にして。この時のジアースは絶大な戦闘力を発揮し、キャンサーIIを圧倒した。
 
;「……………じゃう。わたし、死んじゃうよぉ!」
 
:原作11巻、最期の台詞。ウシロに縋り付き、死への恐怖に泣き叫ぶ…。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==

2024年1月28日 (日) 13:30時点における最新版

宇白可奈
読み うしろ かな
登場作品 ぼくらの
声優 阿澄佳奈
デザイン 鬼頭莫宏(原案)
小西健一(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
愛称 カナ
種族 地球人
性別
年齢 小学4年生
出身 地球
身長 130cm
血液型 O型
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宇白可奈は『ぼくらの』の主人公の一人。

概要[編集 | ソースを編集]

愛称は『カナ(ちゃん)』。宇白順の妹。

母親が自分を産む際に命を落としてしまったことで兄が自分を憎んでいることを察しているため、兄から常日頃汗かけられる暴力に健気に耐え続けている。こうした状況から事情を知らないメンバーから庇われることも多い。

未契約者であるが、関わってしまったためかジアースのコックピットに召集される。終盤でコエムシに契約を強制されるが、ウシロとマチにより阻止され、最後まで生き残り、彼らの戦いの真実をダイチの兄弟たちに伝えている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2020年10月のイベント「その生命の輝きは」期間限定参戦。NPC。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ぼくら[編集 | ソースを編集]

宇白順
兄。日常的に暴力を受けているが、全て受け入れている。彼の嫌がらせで未契約者となるが、終盤では契約を迫るコエムシから本気で庇われるようになり、関係が改善していった。
阿野万記
彼女から可愛がられており、ウシロからの暴力を庇う事も多い。

大人たち[編集 | ソースを編集]

宇白要次郎
父親。エピローグでは彼が運営するフリースクール「コナラ学園」へと入学していた。
田中美純
彼女にウシロの本当の母親を探して欲しいと依頼していた。
彼女の死後に、彼女こそがウシロの母であった事を知る(また血縁上、伯母にあたる)。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

カララ・アジバ
イベント「その生命の輝きは」にて、その気丈さを彼女から「サムライ」と評された。
また、共に当イベントの案内役を担当している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「あの、お願いがあるんです…お兄ちゃんの…本当のお母さんを探して下さい」
第10話。夜に田中に電話をかけて依頼をする。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 原作漫画版とアニメで異なる運命を辿るキャラクターの一人。