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2021年3月27日 (土) 18:57時点における最新版
パーソナルトルーパーなどに採用されているオペレーティングシステム。「タクティカル・サイバネティクス・オペレーティング・システム」(Tactical Cybernetics Operating System)の略称。カーク・ハミル指揮の下開発された。
機体に登録されたモーションパターンをコンピュータに蓄積し、パイロットが選択した行動をとる上で最も適切であるモーションパターンを人工知能が選び実行するというもの。これによりある程度の自律稼動が可能となり、パイロットの負担が軽減される。
もっとも最初のTC-OSにはマオ社スタッフが用意した最低限のモーションしか登録されていなかった。新西暦182年から特殊戦技教導隊(教導隊)によってTC-OSのモーションパターン構築が開始される。当時は機体をマニュアルで操作し、模擬戦を行っては動作をトレースシステムに記憶させ、その成果をTC-OSにフィードバック、そしてまた模擬戦を行う…といった根気の要る作業が行われた。教導隊の技量によりTC-OSの完成度は短期間で飛躍的な進歩を遂げたが、隊が解散となってからは一時的にモーションパターンの更新が凍結となる。その後188年に教導隊が新結成され、再びTC-OSの更新作業が再開された。
新旧の教導隊に参加したカイ・キタムラによれば、当時は二人一組のモーションパターンしか更新されておらず、多人数によるパターンなどは更新できずに隊が解散したとのこと。その後、残されたデータをイングラム・プリスケン率いるPTXチームやアルベロ・エスト指揮下のクライ・ウルブズなどいくつかの部隊がブラッシュアップして行き、教導隊再結成時に本格的な更新が始められた。
TC-OSの戦闘モーションを選択している様子をあらわした「BMセレクト」という戦闘台詞がゲームにあるが、アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』においては視覚的に明確な設定が為された。タッチパネル方式による「ゲームのような武器表示を選択して、モーションパターンを選ぶ」というもの。これによりパーソナルトルーパーと同様のコクピットシステムによるゲームバーニングPTにも説得力をもたせることになった。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- パーソナルトルーパー
- 特殊戦技教導隊
- マオ・インダストリー
- JINKI-1
- DGG1号機専用のOS。TC-OSとは逆の能力を持ち、実質ゼンガー専用のOSとなっている。