「ワルズ・ギル」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
25行目: 25行目:
  
 
皇太子という立場からプライドが高いが、根は小心者で想定外の事態に弱い。戦闘能力・指揮能力・カリスマのいずれも父アクドスに大きく劣り、帝国内外から『皇帝のバカ息子』扱いされている。本人も馬鹿にされていることは知っていたが、自分が父に遠く及ばないことも自覚していたため見返すこともできずに鬱屈した思いを抱えていた。
 
皇太子という立場からプライドが高いが、根は小心者で想定外の事態に弱い。戦闘能力・指揮能力・カリスマのいずれも父アクドスに大きく劣り、帝国内外から『皇帝のバカ息子』扱いされている。本人も馬鹿にされていることは知っていたが、自分が父に遠く及ばないことも自覚していたため見返すこともできずに鬱屈した思いを抱えていた。
帝国最強の決戦機グレートワルズが父から送られた際に長年の鬱憤が爆発。自らグレートワルズに乗り込んでゴーカイジャーと対決し一度は圧倒した。しかし、死体の確認に行ったバリゾーグが生きていたゴーカイジャーに破壊された事を知り、その敵討ちとして出撃。ゴーカイジャーが自らの大いなる力を手にしたことで生まれた新戦力[[ゴーカイオー|カンゼンゴーカイオー]]に敗れ戦死してしまった。
+
帝国最強の決戦機グレートワルズが父から送られた際に長年の鬱憤が爆発。自らグレートワルズに乗り込んでゴーカイジャーと対決し一度は圧倒した。しかし、死体の確認に行ったバリゾーグが生きていたゴーカイジャーに破壊された事を知り、その敵討ちとして出撃。ゴーカイジャーが自らの大いなる力を手にしたことで生まれた新戦力[[カンゼンゴーカイオー]]に敗れ戦死してしまった。
  
 
実際のところ彼自身は無能というわけではなく、アルマドンに爆弾を仕掛けてゴーカイジャーもろとも爆殺する作戦やウオーリアンのやる気吸収作戦、ザイエン来訪時に考案したバリゾーグ量産計画のように有効な作戦を立案し、支配者としての萌芽を見せることもあった。比較対象にされた父が偉大過ぎたことが彼の悲劇といえよう。
 
実際のところ彼自身は無能というわけではなく、アルマドンに爆弾を仕掛けてゴーカイジャーもろとも爆殺する作戦やウオーリアンのやる気吸収作戦、ザイエン来訪時に考案したバリゾーグ量産計画のように有効な作戦を立案し、支配者としての萌芽を見せることもあった。比較対象にされた父が偉大過ぎたことが彼の悲劇といえよう。

2020年8月2日 (日) 09:22時点における版

ワルズ・ギル
登場作品 海賊戦隊ゴーカイジャー
声優 野島裕史
デザイン 篠原保
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 NPC
テンプレートを表示
プロフィール
性別
身長 197cm
体重 133kg
所属組織 ザンギャック
所属部隊 第二次地球侵略艦隊
役職 総司令官
称号 皇太子
テンプレートを表示

ワルズ・ギルは『海賊戦隊ゴーカイジャー』の登場キャラクター。

概要

全宇宙に侵略の手を伸ばす宇宙帝国ザンギャック・第二次地球侵略艦隊総司令官。皇帝アクドス・ギルの息子。

皇太子という立場からプライドが高いが、根は小心者で想定外の事態に弱い。戦闘能力・指揮能力・カリスマのいずれも父アクドスに大きく劣り、帝国内外から『皇帝のバカ息子』扱いされている。本人も馬鹿にされていることは知っていたが、自分が父に遠く及ばないことも自覚していたため見返すこともできずに鬱屈した思いを抱えていた。 帝国最強の決戦機グレートワルズが父から送られた際に長年の鬱憤が爆発。自らグレートワルズに乗り込んでゴーカイジャーと対決し一度は圧倒した。しかし、死体の確認に行ったバリゾーグが生きていたゴーカイジャーに破壊された事を知り、その敵討ちとして出撃。ゴーカイジャーが自らの大いなる力を手にしたことで生まれた新戦力カンゼンゴーカイオーに敗れ戦死してしまった。

実際のところ彼自身は無能というわけではなく、アルマドンに爆弾を仕掛けてゴーカイジャーもろとも爆殺する作戦やウオーリアンのやる気吸収作戦、ザイエン来訪時に考案したバリゾーグ量産計画のように有効な作戦を立案し、支配者としての萌芽を見せることもあった。比較対象にされた父が偉大過ぎたことが彼の悲劇といえよう。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」から登場。シナリオNPC

人間関係

皇帝アクドス・ギル
父親であるザンギャックの皇帝。ゴーカイジャー劇中で親子が共演するシーンは無いが、溺愛されていたことをうかがわせる描写は多い。
バッカス・ギル
映画『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー』に登場。アクドス・ギルの甥で従兄弟にあたる。共演した描写は無いが、彼から「ボンボン」と呼ばれていた様子。
参謀長ダマラス
部下。ワルズからは自身をバカ息子だと思っていることを見透かされて冷遇されていた。だが忠誠心は強いらしく彼が戦死した際には大破したグレートワルズに死体を抱えてゴーカイジャーへの復讐を誓った。
開発技官インサーン
部下。
特務士官バリゾーグ
直属の部下で護衛役。ワルズにとっては貴重な裏表なく接することのできる相手であり、たびたび本心を明かす役も務めている。
大科学者ザイエン
バリゾーグを生み出した科学者でよく信頼されている。
アルマドン
ザンギャックの行動隊長(怪人)。不遜な態度を取った彼に密かに爆弾を取り付け、ゴーカイジャーもろとも爆殺しようとしたが、勘付いたゴーカイシルバーに阻止され失敗に終わった。
ウオーリアン
ザンギャックの行動隊長。人のやる気を奪う能力に目を付けたワルズ・ギルから招集された。
黒十字王
かつて秘密戦隊ゴレンジャーと戦った黒十字総統が歴代の悪の怨念によって蘇った存在。スーパー戦隊への復讐を企む彼と同盟を締結する。
害統領ババッチード
かつて炎神戦隊ゴーオンジャーと戦った蛮機族ガイアークの生き残りを束ねる男。再び地球侵略に乗り出した彼と対立し、シリーズでも珍しい「悪の組織VS悪の組織」の対決が展開される。なお、ババッチードはゴーカイジャーへの対策は怠っていなかったが、ザンギャックのことは完全に忘れていた

名(迷)台詞

「うるさいうるさいうるさい!」
癇癪を起こした際の台詞。某ツンデレ声優を思い出した視聴者は多数。
「はっ…血だぁぁ!! バリゾーグぅぅぅ…今まで父上に叩かれたことさえなかったのにぃ!!」
第11話。ゴーカイジャーとの戦いの際にバリゾーグに向けられた銃弾を偶然浴びた事での恨み節。
「甘ったれ」の定番とでもいうべきか、言うまでもなくアムロ・レイの名台詞のパロディである。
ちなみにアムロ役の古谷徹氏はゴーカイジャー作中においてもアカレッド役で出演している。
「いやぁ…こう何度も何度も負けると、なんかいっそ清々しい…」
第28話。冒頭で早速ゴーカイジャーに敗北した事で、妙に悟った態度を示す。確かに敵組織は毎回のように負けるのがお約束ではあるのだが。
「常軌でも何でも逸してやるさ!!俺を舐めるなよダマラス!…お前は俺を無能なバカ息子だと思っているのだろう?」(中略)
「今までお前の芝居にも付き合ってきたが…グレートワルズがある以上、我慢もこれまでだ!!」
第37話。今までの人生で溜まりに溜まった鬱憤が爆発した瞬間。ダマラスはバカ息子だとは思っていても忠誠心は本物だったのだが、その事実をワルズが知ることは無かった。
「…俺は子供の頃からずっと、父上の重臣たちに囲まれてきた…。しかし、誰もが父に似ぬバカ息子と思っていただろう…。俺は1人だ…お前がいなければな…」
同話でバリゾーグに語った本音。彼なりに疎外感を感じていた事が伺える。
「俺は…俺はこのまま…終わってしまうのかぁっ!?」
第38話。カンゼンゴーカイオーに敗れ、爆散するグレートワルズ内での断末魔。

搭乗機体 

グレートワルズ
37、38話で搭乗。自身の顔が模られた決戦機。
デザインモチーフは『超獣戦隊ライブマン』に登場する戦闘員ジンマー。

余談 

  • 名前はそのまま「悪すぎる」から。
  • 設定資料によるとイメージモチーフは『超新星フラッシュマン』のレー・ワンダ+大航海時代の海軍提督+お坊ちゃん。
  • 海外版『パワーレンジャー・メガフォース』及び『スーパーメガフォース』では「プリンス・ヴェッカー」という名前で登場。
    • 『天装戦隊ゴセイジャー』の海外版も兼ねている関係で設定が折衷された結果、『ゴセイジャー』の敵幹部であるブラジラ(ブレドラン)に相当するキャラ「ヴラック」の兄という設定となっている。