「白井黒子」の版間の差分
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文字通り離れた場所へ瞬時に転移する能力。超能力としては最も有名なものの一つだが、同系統の能力者は数が少なく、結構レアモノであるらしい。一見すると単純に見えるが、同レベルの他の通常能力よりも演算が複雑で、完璧に使いこなすためにはより精密で迅速な脳内演算を要求されるため、使用者が負う作業負担はかなり大きい。また、転移先に障害物があっても物理的に割り込む形で出現するため、転移座標の計算を誤ると物体と物理的に融合してしまったり、生き埋めになってしまったりするので大変危険でもある。実際同系統の能力者が自身を生き埋めにしてしまったトラウマから自身を転移できなくなってしまった例もある。そのため、この処理を完璧かつ瞬時に演算してみせる黒子の頭脳もそれ相応に非常に優秀で、空間把握・認識能力も並外れている。使い手としては最上位クラスである黒子の場合、一度の転移で移動できる限界距離は81.5m、転移させることが出来るものは自身以外にも有機物・無機物を問わず、転移可能な限界重量は最大で130.7kgほど。連続転移により更に長距離を瞬間移動することも出来る。自身以外を転移させる場合には、その対象に身体が触れている必要がある。その為、箱等の中身は転移出来ないが、逆に言えば鍵のかかった箱だけを転移させて中身を強引に取り出すといった事も可能。能力自体は戦闘向きではないものの、戦闘の際には相手の死角に奇襲的に転移して意表を突いたり、逆に相手を脱出不能な場所に転移させて拘束したり、常備している金属矢を転移させて攻撃を行うなど、二次的に応用した戦術を用いる。金属矢を相手の体内に転移させて負傷させたり、壁の中に転移させて窒息させる、ガラス窓を柱に転移させて切り裂き、建物を倒壊させるなどのえげつない禁じ手もあるが、余程のことがない限りまず使わない。 | 文字通り離れた場所へ瞬時に転移する能力。超能力としては最も有名なものの一つだが、同系統の能力者は数が少なく、結構レアモノであるらしい。一見すると単純に見えるが、同レベルの他の通常能力よりも演算が複雑で、完璧に使いこなすためにはより精密で迅速な脳内演算を要求されるため、使用者が負う作業負担はかなり大きい。また、転移先に障害物があっても物理的に割り込む形で出現するため、転移座標の計算を誤ると物体と物理的に融合してしまったり、生き埋めになってしまったりするので大変危険でもある。実際同系統の能力者が自身を生き埋めにしてしまったトラウマから自身を転移できなくなってしまった例もある。そのため、この処理を完璧かつ瞬時に演算してみせる黒子の頭脳もそれ相応に非常に優秀で、空間把握・認識能力も並外れている。使い手としては最上位クラスである黒子の場合、一度の転移で移動できる限界距離は81.5m、転移させることが出来るものは自身以外にも有機物・無機物を問わず、転移可能な限界重量は最大で130.7kgほど。連続転移により更に長距離を瞬間移動することも出来る。自身以外を転移させる場合には、その対象に身体が触れている必要がある。その為、箱等の中身は転移出来ないが、逆に言えば鍵のかかった箱だけを転移させて中身を強引に取り出すといった事も可能。能力自体は戦闘向きではないものの、戦闘の際には相手の死角に奇襲的に転移して意表を突いたり、逆に相手を脱出不能な場所に転移させて拘束したり、常備している金属矢を転移させて攻撃を行うなど、二次的に応用した戦術を用いる。金属矢を相手の体内に転移させて負傷させたり、壁の中に転移させて窒息させる、ガラス窓を柱に転移させて切り裂き、建物を倒壊させるなどのえげつない禁じ手もあるが、余程のことがない限りまず使わない。 | ||
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2020年2月21日 (金) 19:24時点における版
白井黒子 | |
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読み | しらい くろこ |
外国語表記 | Shirai Kuroko |
登場作品 |
|
声優 | 新井里美 |
デザイン |
はいむらきよたか(原案) カトキハジメ(電脳戦機) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
身長 | 152 cm |
所属 |
科学サイド(学園都市) 常盤台中学 |
学年 | 1年生 |
役職 | 風紀委員(ジャッジメント) |
白井黒子は『とある魔術の電脳戦機』および、原作「とある魔術の禁書目録」の登場人物。
概要
学園都市の名門女子中学校・常盤台中学に通う一年生女子。能力はレベル4(大能力者)の「空間移動(テレポート)」。風紀委員(ジャッジメント)第177支部所属のメンバーで、町の治安を司る警察的存在として活動している[1]。
ツインテールとお嬢様言葉が特徴的な少女。先輩の御坂美琴に心酔しており、「お姉さま」と呼んで慕っており、美琴に寄り付く悪い虫を排除する露払い役を自負している。普段こそクールかつ真面目で、ジャッジメントとしての職務にも使命感と責任を以て臨む正義の人だが、敬愛する美琴のことが絡むと途端に強烈な個性を発揮し、酷い時には美琴に「愛情表現」という名のセクハラを働く変態ストーカーと化す。その際にも手段を選ばず、自身の空間移動能力で死角から忍び寄ったり、私物を漁ったり、親友をダシにして美琴をラブホテルに連れ込むための奸計を弄しようとするなど、やりたい放題である。しかし、先述の普段の人柄に嘘偽りはなく、友人想いで美琴以外の者にも気遣いや思いやりを忘れない優しさを持っており、また美琴が積極的に自警活動を行っている事を本心では良く思っておらず、度々苦言を呈するなど美琴よりも己の職務への使命感を優先している面もある。…が、下着や水着、寝巻きの趣味が女子中学生とは思えないほど大胆であり、アレなデザインの下着を愛用、夜はスケスケのネグリジェを着こなし、水着も布の範囲が非情に狭いギリギリなビキニを好んで着用している(下着に関しては後述の能力を扱う上で気が散るのを避けるため、とのことだが、水着の件を考えると個人的な趣味も大きいと思われる)。その様は初めて見る相手を圧倒させるが、本人は全く意に介していない。アニメ版では流石に割と常識的な物を付けていたが。
ジャッジメントとして活動しているので戦闘訓練を受けており、大の男を軽くいなしてしまうほどの格闘センスと身体能力を有する。後述の通り能力は非常に殺傷力の高いものだが、風紀委員としての信念もあり極力相手に重傷を負わせず拘束しようとする戦法を取るため、生傷が絶えない。自らの能力開発及び研究にも余念がなく、常に自分を高めるための努力を怠らず、最終的には美琴と同じレベル5への仲間入りを目標としているが、レベル4に選ばれてからは伸び悩んでいるようで、いろいろと腐心している様子も描かれている。
空間移動(テレポート)
文字通り離れた場所へ瞬時に転移する能力。超能力としては最も有名なものの一つだが、同系統の能力者は数が少なく、結構レアモノであるらしい。一見すると単純に見えるが、同レベルの他の通常能力よりも演算が複雑で、完璧に使いこなすためにはより精密で迅速な脳内演算を要求されるため、使用者が負う作業負担はかなり大きい。また、転移先に障害物があっても物理的に割り込む形で出現するため、転移座標の計算を誤ると物体と物理的に融合してしまったり、生き埋めになってしまったりするので大変危険でもある。実際同系統の能力者が自身を生き埋めにしてしまったトラウマから自身を転移できなくなってしまった例もある。そのため、この処理を完璧かつ瞬時に演算してみせる黒子の頭脳もそれ相応に非常に優秀で、空間把握・認識能力も並外れている。使い手としては最上位クラスである黒子の場合、一度の転移で移動できる限界距離は81.5m、転移させることが出来るものは自身以外にも有機物・無機物を問わず、転移可能な限界重量は最大で130.7kgほど。連続転移により更に長距離を瞬間移動することも出来る。自身以外を転移させる場合には、その対象に身体が触れている必要がある。その為、箱等の中身は転移出来ないが、逆に言えば鍵のかかった箱だけを転移させて中身を強引に取り出すといった事も可能。能力自体は戦闘向きではないものの、戦闘の際には相手の死角に奇襲的に転移して意表を突いたり、逆に相手を脱出不能な場所に転移させて拘束したり、常備している金属矢を転移させて攻撃を行うなど、二次的に応用した戦術を用いる。金属矢を相手の体内に転移させて負傷させたり、壁の中に転移させて窒息させる、ガラス窓を柱に転移させて切り裂き、建物を倒壊させるなどのえげつない禁じ手もあるが、余程のことがない限りまず使わない。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年2月のイベント「幻想の中で」期間限定参戦。フェイ・イェン・ザ・ナイト "Judge Igniters"のパイロット。参戦時はパイロットパーツが実装されていなかったが、通常状態でライブカットインに対応している。その後のアップデートでパイロットパーツも追加。
- 空間移動能力も使用しており、上記の性能から驚かれている。
パイロットステータス
精神コマンド
- X-Ω
- ひらめき、奇襲、正義
- 正義を覚えるのはやはりジャッジメント故か。ノーマルでは元の装甲がさほど高くないので攻撃アップ目当てとなる。VSモードでももともと高い命中がさらに高くなるが、追加効果のバリア貫通はデフォルトで付与されるので若干無駄。どちらかというともう一つの効果である防御無効がキモで、支援攻撃で安定したダメージが出せるようになる。
人間関係
- 御坂美琴
- 先輩にして寮のルームメイト。「お姉さま」と呼んで心の底から心酔しているが、セクハラも働くためよく酷い目に遭わされる。それ以外の関係は良好。
- なお、彼女の電撃面での手加減は黒子が基準となっている。
- また、本編より前に当の本人を直接知らない時期には「常盤台の超電磁砲」の噂だけで悪いイメージを持っていたという。
- ちなみに、何故学年の違う黒子が美琴と相部屋になっているかと言うと、元々のルームメイトと策略で入れ替わったという経緯がある。本人曰く「合法的」な方法であるらしいが……。
- 上条当麻
- 「お姉さまに寄り付く悪い虫」として疎んじているが、人間性そのものを嫌っているわけではない。
- 初春飾利
- ジャッジメントでの同僚にして、小学校時代からの付き合いがある親友。美琴関連でダシに利用したこともあるが、基本的には気弱な彼女の身を案じている。
- 固法美偉
- ジャッジメントにおける上司にあたる女子高生。黒子にとって頭が上がらない人物の一人。
- 佐天涙子
- 初春を通して知り合った友人。当初はそのアレさ加減に引かれたりもしたが、直ぐに仲良くなった。
- 婚后光子
- 常盤台の先輩。同じレベル4のライバル同士。よくいがみ合っているが、本当に仲が悪いわけではない。
- 食蜂操祈
- 常盤台の先輩。要注意人物として警戒している。一方で食蜂側からは非常に高く評価されている。
- 木山春生
- 学園都市の女性研究員。暑くなると人前だろうが平然と服を脱ぎ出す彼女に対し、「男性でなくとも、同性に歪んだ情欲を抱く女性もいる」からと所かまわず脱衣することの非常識さとリスクを説いた。
- 結標淡希
- 同じレベル4にして、実質的な上位互換の力「座標移動(ムーブポイント)」を持つ転移能力者。黒子とは違い、対象物に手を触れずに転移させることが可能な上、その飛距離や限界重量も遥かに上回る。死闘の末、「過去のトラウマにより自分自身を転移することができない」という弱点を見抜いて打ち負かした。
- 寮監
- 常盤台中学の学生寮の管理人である妙齢の女性。規則の違反者には実力行使も辞さない厳格な性格で、美琴でさえ気圧されるほどの威圧感を有し、能力者でもないのに美琴や黒子をぶちのめせる。黒子が最も恐れて止まない天敵。
名(迷)台詞
- 「ジャッジメントですの」
- ジャッジメントとして犯罪者の前に姿を現した際の決め台詞。黒子を象徴する台詞の一つで、人気が高い。なお、決め台詞として多用されるようになったのはアニメ版『超電磁砲』からで、原作ではさほど使用してない。第2期最終盤では彼女にならって参加したジャッジメント全員で言い放った。
- 「お姉さまぁ~!黒子の愛を受け取って下さいまし~!」
- ジャッジメントの職務中はカッコイイ黒子も、プライベートで美琴を相手にするとこのザマである。甘えるようにセクハラを働くが、大抵は美琴から感電の制裁を受ける。
- 「変態とは聞き捨てなりません…。人間人には言えないものの、心の中で『こんぐらいオッケー』と考えているものです。ほら、好きな女の子のリコーダーに口を付けたり、自転車のサドルをパクってきたり…」
- 寮を訪れた当麻に不審行動を咎められて変態扱いされた時の返答。彼女にとって、「美琴が居ない間に美琴のベッドに寝転がり、枕に顔を付けて美琴の香りを堪能する」ことも変態行為というほどのレベルではないらしい。確かに、下着を盗んだり、あられもない姿を盗撮してアルバムに纏めたり、密かに入手した媚薬を盛ろうと企んだりする黒子にとって、この程度の行為は遊びに過ぎないのだろう。真性の変態は言うことが違う。
- 「確かに!お姉様は下着はキャラ物であまつさえ生活用品はすべてファンシーグッズというお子様趣味ですけれど!常盤台のエースとして恥じない力を持っていらっしゃいますわ!」
フレンダ「麦野だって!それ誰に見せるんだよっていうエロエロな下着隠し持ってたりする痛ぁいところもあるけどっ!能力だけは無敵なわけよ!」
フレンダ「結局!そんなまな板じゃ貫禄ってものが出ない訳よ!!」
「大きさでしか語れないとはお下品な!!将来性を考えればお姉様のほうが――」 - フレンダとの「うちのレベル5自慢」的な張り合いがエスカレートして。しまいには胸まで揉みだす始末。この後二人は御坂と麦野にシバかれるのであった。
- ちなみに、美琴の母や美琴の成長後の姿でクローニングされた番外個体はナイスバディの持ち主であり、黒子の言う「美琴のプロポーションの将来性の高さ」というのはあながち間違いではなかったりする。
搭乗機体
- フェイ・イェン・ザ・ナイト "Judge Igniters"
- 「とある魔術の電脳戦機」において乗り込んだ機体。ツインテールが共通している。美琴、初春、佐天と「Judge Igniters」というチームを組んで衣装と機体のカラーリングをお揃いにしている。
脚注
- ↑ なお、本編中の彼女の校外での治安維持活動は風紀委員の越権行為であり、警備員(アンチスキル)の管轄ではあるのだが、始末書で済むならそれでいいと思っている節もある。
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