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:初参戦作品。第4章の追加ミッション予告ムービーにおいて、電撃的に参戦が発表された。登場するのはリノンとナオミのみで、異例の主人公不在参戦となった。 | :初参戦作品。第4章の追加ミッション予告ムービーにおいて、電撃的に参戦が発表された。登場するのはリノンとナオミのみで、異例の主人公不在参戦となった。 | ||
:飛び入りのゲスト参戦扱いのためかBGMは専用のものが用意されず『[[ゾイド -ZOIDS-]]』のものが流用されている。 | :飛び入りのゲスト参戦扱いのためかBGMは専用のものが用意されず『[[ゾイド -ZOIDS-]]』のものが流用されている。 | ||
− | : | + | :エンディングにて「リノンのチームには誰にも動かせないライガータイプのゾイドがある」と語られたことから、ストーリーとしては原作開始よりも前の出来事であることが判明しており、今作にビットが登場しない理由付けが一応なされている。逆に言えば、「原作未開始参戦」というこれまた異例の扱いになる。 |
== 用語 == | == 用語 == |
2018年11月13日 (火) 20:05時点における版
- 2001年1月6日 ~ 2001年6日30日放映(MBS・TBS系列) 全26話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦Operation Extend(2013年)
概要
ゾイドシリーズのアニメ化、第2作目。
前作『ゾイド -ZOIDS-』の好評を受けて急遽製作されたという経緯があり、前作から続投しているスタッフが多い。ストーリーの主なプロットは「ゾイド対ゾイドの対戦型バトル」であり、シリーズでも特にコメディタッチな描写が多いなど単純明快な痛快娯楽劇という赴きである。これはガンダムシリーズにおける『機動武闘伝Gガンダム』の「ガンダムファイト」に近いものがあり、後の対戦型となったゾイドゲームの柱ともなっている。
ストーリー
惑星Zi…ゾイドという存在が戦争の道具から、「ゾイドバトル」という庶民のホビーとなった時代。各地のゾイドを発掘し、パーツを集めるジャンクチーム「チーム・ブリッツ」。ビット・クラウドはある幻のゾイド「ライガーゼロ」と出会う。やがて、些細な出来事からチーム・ブリッツのメンバーとなったビットはライガーゼロと共にゾイドバトルに明け暮れることになる。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
チーム・ブリッツ
- ビット・クラウド
- 本作の主人公。明朗活発で深く考えない性質、嫌いな言葉は「責任」。冒険心に憧れる青年である。自身のゾイドを格闘戦とスピード能力に長けた戦法を元に闘う。とある出来事からチーム・ブリッツに加わり、やがてライガーゼロと共にチームを引っ張っていく。
- リノン・トロス
- ヒロインで、スティーブ・トロス博士の娘。見た目は可愛いがその性格は凶暴且つ自分本位。自身のバトルポイントを稼ぐために味方ごと撃つことも。火力重視の砲撃戦法で戦う。
- バラッド・ハンター
- ビットがチーム・ブリッツに入る前から雇われているパイロット。金にうるさく無愛想な風を装っているが、冷めた態度の奥にゾイドへの熱さを持っている。
- ジェミー・ヘメロス
- トロス博士の助手で、チーム・ブリッツの戦術指揮担当。趣味はゾイドチェス。チーム唯一の航空型ゾイドを所有しているが、ゾイド弄りにかまけて監督職をこなさないトロス博士に代わってバトルを指揮する立場になることもあってか、ゾイドバトルに参加することはあまりない。
- スティーブ・トロス
- チーム・ブリッツの監督およびメカニック。極めつけのゾイドマニアであり、事あるごとにゾイドを買いあさっては借金を作る羽目となる。そのためチームとしては低迷している。
チーム・フリューゲル
- ナオミ・フリューゲル
- 「紅き閃光」の二つ名を持つ、卓越した射撃センスを誇るゾイドウォーリアー。スナイパー仕様にカスタムチューンされたガンスナイパーを愛機とし、相手の射程外から狙撃する戦法を得意とする。
ゾイドバトル連盟
- ジャッジマン
- ゾイドバトルの審判とも言うべきロボットで、衛星軌道上からカプセルごと投下されゾイドバトルを取り仕切る。
- 作品の顔とも呼べる存在であり、本放送時の提供クレジット映像にも登場しナレーションも担当していた。
バックドラフト団
- ダークジャッジマン
- バックドラフト団専属の審判ロボ。
- 非常にガラが悪いうえにバックドラフト団に有利なジャッジしかしない。
- 伯爵
- バックドラフト団の最高責任者。
- アルタイル
- バックドラフト団の幹部。
- ベガ・オブスキュラ
- バックドラフト団所属のウォーリアー。
- 子供ながら、ゾイドの扱いに関しては天才的。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ゾイド
- ライガーゼロ
- ライガータイプのゾイド。「白いライガーは珍しい」という理由でトロス博士により衝動買いされた機体。気難しい性格で乗り手を選び、今まで誰一人乗り手もなく放置されていた。トロスファームに忍び込んだビットの言葉を切っ掛けに彼の愛機となる。
- 後に博士の手により高速高機動型「イェーガー」、格闘戦型「シュナイダー」、重火力砲戦型「パンツァー」という換装用機構「CAS(チェンジング・アーマー・システム)」が実装された。これにより、運動性能・格闘能力・火力のいずれかを飛躍的に向上させることができる(欠点も相応にある)。
- ディバイソン
- リノンの当初の愛機。他2名のそれと違い、カスタム機ではない。後述のガンスナイパー購入・改修のために売却された。
- ガンスナイパーLS
- リノンの2代目愛機で、ガンスナイパーを大幅に改修した火力重視のカスタムゾイド。LSは「リノンスペシャル」の略だが、第二次大陸間戦争期における正式名称は「ガンスナイパー・ワイルドウィーゼル・フルバーストカスタム」。
- コマンドウルフ
- オオカミ型の高機動ゾイド。専用ロングレンジキャノンを増設したカスタム機「コマンドウルフAC(アタックカスタム)」がバラッドの当初の愛機。
- プテラス
- プテラノドン型の空戦用小型ゾイドでジェミーの当初の愛機。作中では爆撃能力と索敵能力を向上させたカスタム機「プテラスボマー」が使用される。後述のレイノス購入のために売却された。
- シャドーフォックス
- バックドラフト団のラオン博士が開発したゾイド。ある経緯からバラッドがバックドラフト団から強奪し、愛機とする。
- レイノス
- チーム・ブリッツが新たに購入したプテラノドン型ゾイド。プテラスと違い中型ゾイドに属する。超音速での飛行が可能なため、ジェミーの隠された内面を引き出してしまう。最大速度はマッハ3.3。
- ガンスナイパーNS
- ナオミの愛機でスナイパー仕様にチューンされたガンスナイパー。反面、近接戦闘能力は皆無。
- バーサークフューラー
- バックドラフト団が所有するティラノサウルス型ゾイド。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「NO FUTURE」
- 作詞・歌:相川七瀬、作曲:布袋寅泰、編曲:KANAME(大田要)
- エンディングテーマ
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- 「流離人 ~さすらいびと~」
- 作詞・作曲:Ricky、JOE、編曲:樫原伸彦、歌:DASEIN
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初参戦作品。第4章の追加ミッション予告ムービーにおいて、電撃的に参戦が発表された。登場するのはリノンとナオミのみで、異例の主人公不在参戦となった。
- 飛び入りのゲスト参戦扱いのためかBGMは専用のものが用意されず『ゾイド -ZOIDS-』のものが流用されている。
- エンディングにて「リノンのチームには誰にも動かせないライガータイプのゾイドがある」と語られたことから、ストーリーとしては原作開始よりも前の出来事であることが判明しており、今作にビットが登場しない理由付けが一応なされている。逆に言えば、「原作未開始参戦」というこれまた異例の扱いになる。
用語
主要スタッフ
- 原作
- トミー(現:タカラトミー)
- 制作
- XEBEC
- 監督
- 加戸誉夫
- シリーズ構成
- 隅沢克之
- キャラクターデザイン
- 坂崎忠
- 音楽
- 大谷幸
商品情報
余談
- 本作の放送期間は当初3クール(9ヶ月)の予定だったが、都合により後番組『ウルトラマンコスモス』の開始が前倒しとなったため、番組自体は好調だったが放送期間は2クールへと短縮された。このため、ライガーゼロイクスなどアニメへの登場が見送られた機体も存在する。