「素晴らしきヒィッツカラルド」の版間の差分
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2013年2月3日 (日) 02:56時点における版
素晴らしきヒィッツカラルド(Fitzgerald the Wonderfull)
- 登場作品:ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~
- 声優:原康義
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:BF団
- 階級:十傑集
ジャイアント・ロボを狙うBF団の十傑集の一人。『スーパーロボット大戦α』にて衝撃のアルベルトと共に、生身で素晴らしい技の冴えを魅せる男。指パッチンでビルを破壊する事が可能。
……と、その強さを象徴するエピソードには事欠かない為、非常に印象が強く、“十傑集の中で最も格下”という設定をまるで感じさせない抜群のインパクトを備えている。もっとも、他の十傑集の強さが垣間見える原作再現が少ないというのも事実ではあるが。また、最も格下の彼でさえとんでもない強さを誇るのだから、逆に考えれば彼以上の者が9人もいる十傑集はやはり途轍もない連中である、とも言える。
ちなみにレッドと怒鬼は何らかの目的のために孔明の下で行動していたが、彼はよりたくさんの人間をパッチンしたいから孔明の命令に従った。
漫画版の「ジャイアントロボ」では最後、誤ってビッグ・ファイアを攻撃してしまうというミスを犯した事で、許しを請うものの、怒りを買った彼に粛清された。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦α
- 非戦闘キャラでありながら、DVEがあったり、中断メッセージに出てきたりするなど、結構印象に残る。もちろんそのためだけに声優さんに出演してらったわけではなくオロシャのイワンとして出演していたからこそDVEで出演できたのである。
なお、本作では効果音からビルが爆発しているように聞こえたが、彼の能力は”指パッチンで真空波を起こす”事なので、爆発というよりは破壊や崩壊と表現するのが適切である。彼の指パッチンによって、一体幾つのビルが潰れた事か。
主人公がスーパー系の場合、グルンガスト参式を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。
余談だが、その後も参式はゼンガーの初期搭乗機というインパクトはあったものの、OGSのOG2.5までは完璧に一号メカ扱いだった。グルンガストファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。
本作では内部データになんと没パイロットデータが用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。
人間関係
- マスク・ザ・レッド
- SRW未登場。一緒に梁山泊に攻め込むが、深手を負ったヒィッツカラルドを見捨てた。
名台詞
- 「手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!」
- 彼を象徴するセリフ。意味は言葉通りである。
- 「良かろう、私の名は素晴らしきヒィッツカラルド」
- 自己紹介と同時に指パッチンで真っ二つだぞ。
- 「いやいや今日は特別でね。もう一人来ているんだ。」
- こいつ一人でも大変なのに忍者とさらに無口まで来ている。αでもDVEで再現されたが、やってきたのは原作と違い眩惑のセルバンテスだった。ただし内部データでマスク・ザ・レッドの音声収録が行われたことは確認できるため、開発当初は登場が予定されていたのかもしれない。
スパロボでの名台詞
- 「龍王機と虎王機の覚醒にはグルンガスト参式など必要ないだろう?」
- この台詞の後にグルンガスト参式は真っ二つにされる。まさに悪夢としかいいようがない。
余談
「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついたらしい。ただし思いついた時点ではヒィッツカラルドが物語に登場する数年前だったため、誰かに先を越されないか不安だったと語っている。無論こんなユニークな発想の持ち主が今川監督以外に存在するはずも無く、心配は杞憂に終わるのだが。