「グレムト・ゲール」の版間の差分
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:初登場作品。担当声優の広瀬正志氏が病気で休業しているため、稲葉実氏が代役を担当している。 | :初登場作品。担当声優の広瀬正志氏が病気で休業しているため、稲葉実氏が代役を担当している。 | ||
:今作では([[ザビーネ・シャル|仲介者]]がいたとは言え)中盤で[[ネオ・ジオン]]と手を組んで戦力と補給の問題を解決しており、決して無能とは言い難い一面を見せている。 | :今作では([[ザビーネ・シャル|仲介者]]がいたとは言え)中盤で[[ネオ・ジオン]]と手を組んで戦力と補給の問題を解決しており、決して無能とは言い難い一面を見せている。 | ||
+ | :原作同様しぶとく立ち回り、困難ルートでは最終話まで登場する。 | ||
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:機動兵器部隊の指揮官に据える。また、彼の仲介でネオ・ジオンと同盟を結ぶ。 | :機動兵器部隊の指揮官に据える。また、彼の仲介でネオ・ジオンと同盟を結ぶ。 | ||
+ | :テロン人と見下しているが内心彼からは「'''踏み台'''」と軽んじられており、最終的にその狂気に気圧されタメ口まできかれてしまう。 | ||
;[[フル・フロンタル]] | ;[[フル・フロンタル]] | ||
:同盟相手だが、彼からは俗物と評される一方、ガミラスの技術に興味を持たれる。 | :同盟相手だが、彼からは俗物と評される一方、ガミラスの技術に興味を持たれる。 | ||
+ | ;[[アンジェロ・ザウパー]] | ||
+ | :ザビーネに拾われた彼も配下に加えるが、内心で俗物と侮蔑される。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「そうか。テロンの船はヤマトというのか」<br/>「しかし、何とも醜い船だな。美しさの欠片も無い」 | ;「そうか。テロンの船はヤマトというのか」<br/>「しかし、何とも醜い船だな。美しさの欠片も無い」 | ||
− | : | + | :第5話「死角なき罠」より。ゲールはシュルツ達への通信を通じて、初めてヤマトを見たのだが、ヤマトの外観に対してこのように酷評した。 |
; 「逆賊め」 | ; 「逆賊め」 | ||
− | : | + | :第18話「昏き光を越えて」より。デスラーの暗殺を図ったゼーリックを背後から射殺して、忌々しげに吐き捨てる。少し前まで、ゼーリックに揉み手をしながら歓迎していたとは思えない姿である。 |
+ | ;「このゲール、3000の艦隊を率い昼夜の行軍を続けて参りましたが、途中裏切り者[[ガル・ディッツ|ディッツ]]に尻尾を振った者共を打ち捨て、精鋭30余隻を選りすぐり、無限の大宇宙を彷徨いながらもこうして再びお目にかかれました事、無上の喜び…」 | ||
+ | :第25話「終わりなき戦い」より。ディッツの召還命令を無視して宇宙を放浪していた際に運よくデスラーと合流し、大仰な身振り手振りで自身の忠臣ぶりをアピールする。 | ||
+ | :感極まったのか最後にはドアップになり、うんざりした[[ヴェルテ・タラン|タラン]]に'''途中で通信を切られてしまった'''。 | ||
+ | :実際は自身が率いる艦隊の大半に離脱されてしまったわけだが、これを彼の人徳の無さと見るか、逆に'''30余隻も従ったのが凄い'''と見るべきか…。 | ||
+ | ;「おのれぇ、痩せ犬の分際で…!姿を見せろぉ!この卑怯者めがぁ~!!」 | ||
+ | :同上。ゲールを逮捕(或いは粛清)しに現れた[[ヴォルフ・フラーケン|フラーケン」のUX-01に攻撃を仕掛けるが、亜空間へ逃げられてしまう。 | ||
+ | :悔し紛れに罵るもこれまでの所業から、[[ゴル・ハイニ|ハイニ]]からは'''「アイツにだけは言われたくねーっつーの」'''と突っ込まれた。 | ||
+ | ;「この俺を誰だと思ってるんだ!俺はゲールだ…!グレムト・ゲールだぞおぉぉぉぉっ!!!」 | ||
+ | :最期の台詞。UX-01から放たれた2発の魚雷が迫る中、指揮棒をへし折り、'''汗と涙と涎と鼻水が入り混じった'''必死の形相で叫ぶ。直後[[ゲルガメッシュ]]は轟沈、ゲールの悪運もここに尽きたのであった。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では被撃墜時の台詞として採用されている。 | ||
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2017年3月31日 (金) 14:38時点における版
グレムト・ゲール | |
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外国語表記 | Gremmdt Goer |
登場作品 | 宇宙戦艦ヤマト2199 |
声優 |
広瀬正志 稲葉実(代役) |
種族 | ガミラス人 |
性別 | 男 |
年齢 | 47歳相当 |
所属 | 大ガミラス帝星 |
役職 |
銀河方面作戦司令長官 銀河方面作戦副司令官(13話以降) |
軍階級 | 少将 |
概要
大ガミラス帝星の銀河方面作戦司令長官。銀河方面軍の攻略を担当している。
小さな口髭や曲がった口元が特徴。上司には媚び、部下には横暴な態度を取る典型的な中間管理職の人物。
性格は無能かつ卑劣で、ザルツ人等の二等臣民(二等ガミラス人)を「劣等人種」と呼ぶ等、その性格の悪さが表れている。実は作戦司令長官になれたのも、国家元帥であるヘルム・ゼーリックに取り入って貰った為であり、権力にすがる卑怯な男として描写されている。この事からガル・ディッツからは「ゼーリックの腰巾着」と呼ばれている。
品がなく卑屈な言動をする態度からデスラー総統からも嫌われているが、デスラーに対する忠誠心は本物で、総統の命令にはとことん忠実である。
原作13話以降、総統直々の命令でヤマト討伐の指示を受けたドメル将軍が銀河方面作戦司令長官に着任し、これにより同軍の副司令に降格される。
無能だが悪運の強い男であり、ヤマト討伐に幾度も失敗しても処断されること無く、最終盤まで活躍(?)する。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。担当声優の広瀬正志氏が病気で休業しているため、稲葉実氏が代役を担当している。
- 今作では(仲介者がいたとは言え)中盤でネオ・ジオンと手を組んで戦力と補給の問題を解決しており、決して無能とは言い難い一面を見せている。
- 原作同様しぶとく立ち回り、困難ルートでは最終話まで登場する。
人間関係
- アベルト・デスラー
- 総統。デスラーからは煙たがられているが、ゲールの忠誠心は本物で人一倍厚く、もはや信仰心と言ってもいい。
- ヘルム・ゼーリック
- 彼に取り入って作戦司令長官の座を得たが、あくまでゲールは権力を欲しただけで、本心では彼に対する忠誠心は皆無である。
- 彼がデスラー暗殺を目論んだことを知った際には即座に射殺している。
- エルク・ドメル
- 彼が銀河方面作戦司令長官に着任した為に副司令に降格された。その為、ドメルのことを快く思っていない。
- ただ、旧作のような対立関係になる事は無かった。
- ヴァルケ・シュルツ
- 彼をはじめとする二等臣民(二等ガミラス人)を「劣等人種」と平気で侮辱している。
- ヴァルス・ラング
- 次元断層から脱出した彼を「EX178」もろとも撃沈した。
- パレン・ネルゲ
- 原作では接点はないが、『V』では彼をラングもろとも撃ち落とし殺害する。
他作品の人間関係
- ザビーネ・シャル
- 機動兵器部隊の指揮官に据える。また、彼の仲介でネオ・ジオンと同盟を結ぶ。
- テロン人と見下しているが内心彼からは「踏み台」と軽んじられており、最終的にその狂気に気圧されタメ口まできかれてしまう。
- フル・フロンタル
- 同盟相手だが、彼からは俗物と評される一方、ガミラスの技術に興味を持たれる。
- アンジェロ・ザウパー
- ザビーネに拾われた彼も配下に加えるが、内心で俗物と侮蔑される。
名台詞
- 「そうか。テロンの船はヤマトというのか」
「しかし、何とも醜い船だな。美しさの欠片も無い」 - 第5話「死角なき罠」より。ゲールはシュルツ達への通信を通じて、初めてヤマトを見たのだが、ヤマトの外観に対してこのように酷評した。
- 「逆賊め」
- 第18話「昏き光を越えて」より。デスラーの暗殺を図ったゼーリックを背後から射殺して、忌々しげに吐き捨てる。少し前まで、ゼーリックに揉み手をしながら歓迎していたとは思えない姿である。
- 「このゲール、3000の艦隊を率い昼夜の行軍を続けて参りましたが、途中裏切り者ディッツに尻尾を振った者共を打ち捨て、精鋭30余隻を選りすぐり、無限の大宇宙を彷徨いながらもこうして再びお目にかかれました事、無上の喜び…」
- 第25話「終わりなき戦い」より。ディッツの召還命令を無視して宇宙を放浪していた際に運よくデスラーと合流し、大仰な身振り手振りで自身の忠臣ぶりをアピールする。
- 感極まったのか最後にはドアップになり、うんざりしたタランに途中で通信を切られてしまった。
- 実際は自身が率いる艦隊の大半に離脱されてしまったわけだが、これを彼の人徳の無さと見るか、逆に30余隻も従ったのが凄いと見るべきか…。
- 「おのれぇ、痩せ犬の分際で…!姿を見せろぉ!この卑怯者めがぁ~!!」
- 同上。ゲールを逮捕(或いは粛清)しに現れた[[ヴォルフ・フラーケン|フラーケン」のUX-01に攻撃を仕掛けるが、亜空間へ逃げられてしまう。
- 悔し紛れに罵るもこれまでの所業から、ハイニからは「アイツにだけは言われたくねーっつーの」と突っ込まれた。
- 「この俺を誰だと思ってるんだ!俺はゲールだ…!グレムト・ゲールだぞおぉぉぉぉっ!!!」
- 最期の台詞。UX-01から放たれた2発の魚雷が迫る中、指揮棒をへし折り、汗と涙と涎と鼻水が入り混じった必死の形相で叫ぶ。直後ゲルガメッシュは轟沈、ゲールの悪運もここに尽きたのであった。『V』では被撃墜時の台詞として採用されている。
- 否が応にもこの人達を連想させる台詞であり、見事にその仲間入りを果たしてしまった。