「葎」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
4行目: | 4行目: | ||
*種族:地球人(試験管ベビー) | *種族:地球人(試験管ベビー) | ||
*性別:男 | *性別:男 | ||
+ | *[[年齢]]:20歳代(推定) | ||
*所属:[[鉄甲龍]] | *所属:[[鉄甲龍]] | ||
*階級:[[八卦衆]] | *階級:[[八卦衆]] | ||
− | |||
*キャラクターデザイン:菊池通隆 | *キャラクターデザイン:菊池通隆 | ||
2016年3月13日 (日) 23:00時点における版
葎(りつ / Ritsu)
八卦衆の一人で月のローズセラヴィーを操る仮面の戦士。
冷静で冷たい雰囲気を漂わせているが、内にはゼオライマーに対する異常なまでの執念と憎しみが渦まいている。仮面の下は美しい女性のような顔をしているが、それが誰よりも男らしくありたい彼のトラウマとなっている。いち早く自分の出生の秘密を知って、自分の運命をもてあそんだ木原マサキに憎悪を燃やす。
マサキを憎んでいるが、反面マサキを父と慕う心も存在していた。またマサトの問いかけに答えるあたり、律儀ともいえる。ローズセラヴィーを駆り、動力部を失っていたゼオライマーを追い込むも、美久が戻った事により復調したゼオライマーに倒される。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 2度出撃する。グラフィックは原作通り仮面を外したものや死に際のものまで存在する。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 第17話B「創られし生命」のボスとして登場。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 幽羅帝
- 主君。
- 八卦衆
- 同僚。自身と共に、彼らのデータを調べ上げていた。
- 塞臥
- 雷のオムザックを駆る同僚。女の顔であることを嘲笑される。
- 木原マサキ
- 創造主。激しく憎悪するが内心では…。
- 秋津マサト
- 創造主のもう一つの人格。「別人」として受け取っているのか、勝利を確信した際自身の生い立ちを話した。
他作品との人間関係
名台詞
- 「チャージ!」
- ローズセラヴィーに装備された3機の衛星子機「エネルギーチャージャー」からエネルギーを放出し、補給を行う際の台詞。
- ドラマCD『大冥界』では自身の体力を回復する際にも行ったが…。
- 「一気に灰にしてやるぞ!ゼオライマー、秋津マサト…このJカイザーでな!」
- 2回目のチャージを行い、砲撃体勢をとりJカイザー発射する前の台詞。
- 「秋津マサト、お前には見えまい。この俺の顔が。俺はこの女の顔と共に生きてきた。武人として生まれ闘うために成長しながら、俺に与えられた顔は女そのものだった。人は最も憎い物と共生せねばならぬ時がある、その身を切る様な時がわかるか」
「そして俺には女のような顔をな。軟弱と笑うか、マサト。だが、この苦しみは誰にもわかりはしない。俺は誓った、決して木原マサキの望むようにはならぬと。そして俺は造物主マサキを憎みぬくことで、フフ、ついに勝利を得た! 話は終わりだ、お前の中にあるマサキの血共々滅ぶがよい」 - ゼオライマーの動きを止め、勝利を確信。マサトに「何故マサキを憎む」という問いかけに、仮面を外して自分達八卦衆の生い立ちを話す。全てを語り終えた後、止めかと思われたが・・・。
- 「マサトではないのか!? まさか、あなたは……」
「…お父さん…」 - 最期の台詞。自身が憎んでいたマサキを心の中では父と慕っていた事が分かった。が、その直後マサキはそれを冷徹に否定されてしまう…。
迷台詞
- 「冥界で行方不明のお父さん! 今、今どこにいるんですか!? 葎は、葎はもう貴方のことを恨んではいません!! 顔を隠すために付け始めた仮面も、今では病み付きになり、コレクションが100を超えました! うぅ、ですからお父さん、極悪非道のお父さん…葎の前に姿を見せてくださぁい…」
- ドラマCD「大冥界」における迷言。葎の父を慕う心が暴走した長台詞。彼の内情を一気にまくし立てる速水氏の演技と「極悪非道のお父さん」というフレーズが笑いを誘う。ちなみにそのお父さんは目の前にいる上に、前述の葎の「チャージ」に条件反射で反応したりしていた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「帝からのとがめならともかく、お前にそのようなことを言われる覚えはない…!」
- MXにて一度目の出撃の後、敗走したことを塞臥に咎められた際の台詞。やはり仲が悪い。
余談
葎にはモデルとなったと思われるキャラクターが原作に存在し、原作の敵対勢力「ネマトーダ」の若き将軍「ゴルシード」がモデルになったという説がある。美形の男性である点や、搭乗機が同じローズ・セラヴィー(原作漫画版から中黒を取り除いただけ)という名称であるのも、共通している。