「テリウス・グラン・ビルセイア」の版間の差分

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2012年6月2日 (土) 18:25時点における版

テリウス・グラン・ビルセイア(Terius Gran Billseia)

ラングラン王国の王位継承権第三継承者。本来は第四継承者であるが、クリストフことシュウ・シラカワが王位継承権を破棄したことで第三継承者となった。だが、現在(EX以後)はそのシュウと行動を共にし、彼の成すべきことを観察している。王位はセニアの遠縁が継いだとのことなので、彼の継承権についても雲散霧消したと思われる。

基本的に大人しい、悪く言えば何事にも無気力な性格であるが、生来の魔力については父のアルザールを凌駕すると言われており、実母が王族関係者に悲惨な仕打ちを受けた際にその魔力を解放して周囲を驚かせたこともあるらしい。魔装機神第一章における王都崩壊後、彼はカークス・ザン・ヴァルハレビアの元で保護されていたのだが、自身が政治的に祭り上げられてカークスの野心に利用されることに苛立ちを感じ、脱走。上述の魔力の才覚の片鱗を見せて影縛りの術を破り、そこに現れたシュウに保護される。

シュウが彼を保護したのも目的があってのことだが、シュウの場合は彼の潜在能力を開花させてヴォルクルス復活の儀式を滞りなく行うというものであった。また、彼は上述したようなテリウスの魔力の素質を見抜いており、彼に自身の才覚を認識させて自律的な判断をさせてやりたいという兄弟愛的な側面(あるいは、実力のある者は相応に自由を愛し尊ぶべきというシュウ自身の姿勢を、潜在的な実力がある彼にも分からせたかったという心情)もあったのかもしれない。結果、彼はヴォルクルスとの戦いの後、自身の判断でシュウについていくことを決めるのであった。

なお、彼が男系であるにもかかわらず姉のモニカより王位継承権が低いのは、母・ナタリアの出自(アルザールとの正式な婚姻関係ではない、いわば内縁の状態)に原因がある。そんな母への情愛は一際強く、少々マザコンの気がある。また、彼は母が王族であると固く信じており、その点に関しては譲れない一線であるらしい。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
シュウの章で仲間になる。仲間になった時点では実力不足のため、数回特訓シナリオを繰り返してレベルを上げる必要がある。
第4次スーパーロボット大戦
今回はいるだけで戦わない。
第4次スーパーロボット大戦S
第4次と同様。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章で少しだけ登場。第二章ではシュウと行動を共にしているが、回想場面で愛機ガディフォールがソルガディになっていたことからもわかるように、シュウが仲間になっても彼は仲間にならない。ただ、モニカと共に会話には参加している。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
EXから久々にパイロットとして参戦する。精神コマンドはなかなかいいものを持っているが、パイロット能力がイマイチなのと乗機がガディフォールなのがいただけない。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

精神コマンド

EX
努力根性気合ひらめき熱血覚醒
EX(PS)
努力根性気合ひらめき熱血覚醒
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
信頼集中偵察脱力根性補給

特殊技能(特殊スキル)

切り払い

パイロットBGM

「熱風!疾風!サイバスター」
マサキ・アンドー及び、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。

人間関係

ナタリア・ゾラム・ラクシュミー
母親。彼自身は王族であると固く信じており、その場合は「ナタリア・グラニア・ビルセイア」と呼ばれるべきはずである。彼女が王族として認知されていない(王族のミドルネームが使用されない)のは、前述の理由以外に、彼女が「呪われた一族」ノーランザ家の出身であり、その点を隠蔽するためという理由もある。
アルザール・グラン・ビルセイア
父親。しかし、魔力の資質は彼が上であることをシュウやフェイルも認めている。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
異母兄弟の兄。第一継承者は彼であるが、魔力の資質についてはテリウスの方が上であることを彼も認めている。カークスとの取引においても、テリウスを王座に着かせることには反対しなかった。
セニア・グラニア・ビルセイア
異母兄弟の姉。幼い頃に遊び相手していたが、結構いじめられていたようである(彼女に悪気はない)。
モニカ・グラニア・ビルセイア
異母兄弟の姉で、王位継承権第二継承者。彼女もテリウスと同じくシュウの下で行動しているが、彼は彼女にも引っ張られているようである。
シュウ・シラカワ
従兄。彼の元でより強くなりたいとの思いから同行。ヴォルクルスを滅ぼした後は、彼の行動を観察したいとの理由で引き続きついていくことにした。
カークス・ザン・ヴァルハレビア
自身の保護者であるが、彼が自身を政治的に利用しようとしたことを嫌って彼の下から去り、シュウの下へつく。なお、影武者テリウスが戴冠式で母親の名前を「ゾラム・ラクシュミー」と呼ばれた際に何も反応がなかったことを見て、フェイルはカークスの下にいるテリウスが影武者であると看破した。
マサキ・アンドー
彼との付き合いは短いのだが、彼の母親想いを理解していた。

名台詞