「ヒルダ (クロスアンジュ)」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = ヒルダ | | タイトル = ヒルダ | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Hilda]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Hilda (Hildegard Schlievogt)]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}} | ||
− | | 声優 = {{声優|田村ゆかり | + | | 声優 = {{声優|田村ゆかり}} |
− | + | | 本名 = ヒルデガルト・シュリーフォークト<ref>BD/DVD第3巻封入特典ブックレットでは「ヒルデガル'''ド'''」となっている。</ref> | |
− | + | | 種族 = 地球人(ノーマ) | |
− | + | | 性別 = 女 | |
− | }} | + | | 年齢 = 17歳 |
− | + | | 身長 = 163cm<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> | |
− | + | | 体重 = 49kg<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> | |
− | + | | スリーサイズ = B84 / W59 / H86<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> | |
− | | 本名 = | ||
− | | 種族 = | ||
− | | 性別 = | ||
− | | 年齢 = | ||
| 髪色 = 赤 | | 髪色 = 赤 | ||
| 髪型 = ツーテール | | 髪型 = ツーテール | ||
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| パーソナルカラー = 赤 | | パーソナルカラー = 赤 | ||
| 出身 = エンデラント連合 | | 出身 = エンデラント連合 | ||
− | | 所属 = | + | | 所属 = アルゼナル |
| 役職 = パラメイル第一中隊突撃兵→第一中隊副隊長→第一中隊隊長代理→アルゼナル総司令→パラメイル隊戦闘員 | | 役職 = パラメイル第一中隊突撃兵→第一中隊副隊長→第一中隊隊長代理→アルゼナル総司令→パラメイル隊戦闘員 | ||
+ | | キャラクターデザイン = 小野早香 | ||
}} | }} | ||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | === 単独作品 === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :初登場作品。第14話「血塗られた白き翼」より登場。担当声優の田村ゆかり氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :初登場作品。第14話「血塗られた白き翼」より登場。担当声優の田村ゆかり氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』から11年ぶりのシリーズ出演。 |
:その性格ゆえか他作品の人物にも容赦なく噛み付く描写が多いが、シナリオが進むにつれてそのような面は薄まり(逆に、[[アマノ・ヒカル|'''自分のアンジュへの感情に食いついてくる人物''']]が出てきたりするが)、アンジュへの絡みが徐々に増えていく。 | :その性格ゆえか他作品の人物にも容赦なく噛み付く描写が多いが、シナリオが進むにつれてそのような面は薄まり(逆に、[[アマノ・ヒカル|'''自分のアンジュへの感情に食いついてくる人物''']]が出てきたりするが)、アンジュへの絡みが徐々に増えていく。 | ||
:原作前半にあったアンジュへの憎悪は控えめに演出されている一方、原作後半にあったアンジュへの憧れの気持ちが初期から出ているため、ちょっとツンデレっぽいキャラになっている。そしてアンジュへの告白は大胆にも'''他の仲間たちの前で行う'''。 | :原作前半にあったアンジュへの憎悪は控えめに演出されている一方、原作後半にあったアンジュへの憧れの気持ちが初期から出ているため、ちょっとツンデレっぽいキャラになっている。そしてアンジュへの告白は大胆にも'''他の仲間たちの前で行う'''。 | ||
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:能力的には後継機も含めて最強武器は格闘なので格闘、回避を養成すると良い。アタッカーやダッシュを付ければ切り込み役にもなれる。原作と違い[[アーキバス ヒルダ・カスタム]]が大破した直後に[[テオドーラ]]に乗り換えている。 | :能力的には後継機も含めて最強武器は格闘なので格闘、回避を養成すると良い。アタッカーやダッシュを付ければ切り込み役にもなれる。原作と違い[[アーキバス ヒルダ・カスタム]]が大破した直後に[[テオドーラ]]に乗り換えている。 | ||
:エーストークでは[[ナイン]]に『愛』について問われた際に赤面したり口籠ったりしているが、周回プレイで最初からエースになっている場合でも'''14話終了の時点でこのパターンである'''。 | :エーストークでは[[ナイン]]に『愛』について問われた際に赤面したり口籠ったりしているが、周回プレイで最初からエースになっている場合でも'''14話終了の時点でこのパターンである'''。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
<!-- === [[能力]]値 === --> | <!-- === [[能力]]値 === --> | ||
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦V|V | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] |
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[友情]]、[[愛]]''' | :'''[[不屈]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[友情]]、[[愛]]''' | ||
:見事にスーパー系のラインナップ。不屈と鉄壁はもしもの被弾に有難いが、乗機と噛み合わないのが残念。性別を超える友情の次に来るのはもちろん「愛」。[[アンジュ|誰]]に向けてのものかが気になる。 | :見事にスーパー系のラインナップ。不屈と鉄壁はもしもの被弾に有難いが、乗機と噛み合わないのが残念。性別を超える友情の次に来るのはもちろん「愛」。[[アンジュ|誰]]に向けてのものかが気になる。 | ||
:余談だが、パラメイル第一中隊で「愛」を覚えるのはヒルダとアンジュのみ。理由は、原作を視聴した者ならば解ることだろう。 | :余談だが、パラメイル第一中隊で「愛」を覚えるのはヒルダとアンジュのみ。理由は、原作を視聴した者ならば解ることだろう。 | ||
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− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[スーパーロボット大戦V|V | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] |
:'''[[メイルライダー]]、[[底力]]L7、[[闘争心]]L1、[[ガード]]L2''' | :'''[[メイルライダー]]、[[底力]]L7、[[闘争心]]L1、[[ガード]]L2''' | ||
:精神コマンドと相まって、見事に[[スーパー系]]なラインナップ。メインで使うなら乗機に合わせて早めのエースボーナス取得か[[見切り]]くらいは付けたいところ。 | :精神コマンドと相まって、見事に[[スーパー系]]なラインナップ。メインで使うなら乗機に合わせて早めのエースボーナス取得か[[見切り]]くらいは付けたいところ。 | ||
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=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
;出撃時の気力+10、最終命中率+10%、最終回避率+10%。 | ;出撃時の気力+10、最終命中率+10%、最終回避率+10%。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]] | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。「鉄砲持って切り込む方が向いてる」という言葉通り、最初からガンガン切り込んでいけるようになる。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[アンジュ]] | ;[[アンジュ]] | ||
:来たばかりの彼女の挙動から「痛姫(いたひめ)」と名付ける。アンジュが頭角を現してきた事から敵視し様々な嫌がらせを画策するなど犬猿の仲になるが、その後とある事件を切っ掛けに距離を一気に縮める。結果的に戦友であり親友であり悪友でもある間柄に。 | :来たばかりの彼女の挙動から「痛姫(いたひめ)」と名付ける。アンジュが頭角を現してきた事から敵視し様々な嫌がらせを画策するなど犬猿の仲になるが、その後とある事件を切っ掛けに距離を一気に縮める。結果的に戦友であり親友であり悪友でもある間柄に。 | ||
− | : | + | :絶望を味わった間柄だが、傷を舐め合ったり共依存になることなく自分で道を進んでいく。そして中盤以降はヒルダ自身がアンジュに本気で惚れ込んでいくようになる。ヒルダ曰く、アンジュは絶望のどん底にいた自分を助けてくれた『王子様』とのこと。 |
;[[サリア]] | ;[[サリア]] | ||
:部隊長。彼女の忠告を聞かず、対立する事が多い。だが次元の狭間での最終決戦では息の合ったコンビネーションでラグナメイルを撃墜している。 | :部隊長。彼女の忠告を聞かず、対立する事が多い。だが次元の狭間での最終決戦では息の合ったコンビネーションでラグナメイルを撃墜している。 | ||
− | |||
;[[ヴィヴィアン]] | ;[[ヴィヴィアン]] | ||
:同僚。お互い、幼い頃に離れ離れになった母親がいるが再会した時のそれぞれの母親の反応は真逆であった(ヒルダは長年、母に会おうと願っていたのに拒絶される。一方、ヴィヴィアンは幼すぎたために母の記憶を忘れてしまい、会おうという気持ちはなかったが、思わぬ形で母と再会した際、感激の涙を流しながら抱きつかれた)。 | :同僚。お互い、幼い頃に離れ離れになった母親がいるが再会した時のそれぞれの母親の反応は真逆であった(ヒルダは長年、母に会おうと願っていたのに拒絶される。一方、ヴィヴィアンは幼すぎたために母の記憶を忘れてしまい、会おうという気持ちはなかったが、思わぬ形で母と再会した際、感激の涙を流しながら抱きつかれた)。 | ||
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:当のヒルダはそれなりにゾーラに対して尊敬心こそ持っていたものの、彼女との関係はある目的のための打算に過ぎなかったため、内心好き好んではいなかった様子。 | :当のヒルダはそれなりにゾーラに対して尊敬心こそ持っていたものの、彼女との関係はある目的のための打算に過ぎなかったため、内心好き好んではいなかった様子。 | ||
;[[タスク]] | ;[[タスク]] | ||
− | :アンジュを横取りしようとしている(と、ヒルダは思っている)ため、[[三角関係|目の敵にする]] | + | :アンジュを横取りしようとしている(と、ヒルダは思っている)ため、[[三角関係|目の敵にする]]がそこまで露骨な嫉妬をすることはない。同時にアンジュに相応しい男かどうか見定め、最終的には二人の仲をしっかり認めている。またジルとの対立でアンジュが再び離れた際は真っ先にタスクに協力を持ち掛ける(やや色仕掛けも入っていたが)などなんだかんだ関係は良好。 |
;[[ジル]] | ;[[ジル]] | ||
:上官。アルゼナル崩壊後も忠実に従っていたが、彼女とアンジュが対立したことで再びアンジュが離れた事、更に「エンブリヲ様」というジルの寝言を偶然聞いてしまったことで不信感を持つに至る(エンブリヲへの未練が残っていた、とヒルダは解釈している)。直後ジルが単身エンブリヲの元へ向かおうとした所を仲間と共に取り押さえたことで事実上決別。彼女の過去の過ちを聞かされた後、司令官の座を託される。 | :上官。アルゼナル崩壊後も忠実に従っていたが、彼女とアンジュが対立したことで再びアンジュが離れた事、更に「エンブリヲ様」というジルの寝言を偶然聞いてしまったことで不信感を持つに至る(エンブリヲへの未練が残っていた、とヒルダは解釈している)。直後ジルが単身エンブリヲの元へ向かおうとした所を仲間と共に取り押さえたことで事実上決別。彼女の過去の過ちを聞かされた後、司令官の座を託される。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
;[[シン・アスカ]] | ;[[シン・アスカ]] | ||
− | : | + | :『V』の序盤では彼に辛辣な言葉をぶつけることも多かった。 |
;[[アマノ・ヒカル]] | ;[[アマノ・ヒカル]] | ||
:『V』では自身の'''アンジュに対する性別を越えた感情'''を彼女に強く反応されていた。 | :『V』では自身の'''アンジュに対する性別を越えた感情'''を彼女に強く反応されていた。 | ||
;[[テンカワ・アキト]] | ;[[テンカワ・アキト]] | ||
− | : | + | :『V』では脱走後、母親に拒絶された後に原作通り警官に暴行を受けていたところを彼に助けられ、保護された。 |
;[[クルツ・ウェーバー]]、[[タカスギ・サブロウタ]]、[[叢雲総司]] | ;[[クルツ・ウェーバー]]、[[タカスギ・サブロウタ]]、[[叢雲総司]] | ||
− | : | + | :『V』の中盤、ヒルダの「心に決めた人がいる」という発言に真っ先に反応した彼らに「対象外だ」と一蹴している。 |
:一方で、クルツが惑星フェルディナの崩壊から生還した際には、(フェルディナ崩壊前後の状況もあってか)タスク共々驚愕していた。 | :一方で、クルツが惑星フェルディナの崩壊から生還した際には、(フェルディナ崩壊前後の状況もあってか)タスク共々驚愕していた。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:『V』での凍結バレットのカットインはこのシーンが元になっている。 | :『V』での凍結バレットのカットインはこのシーンが元になっている。 | ||
;「…痛すぎだよ、アンタ…!」 | ;「…痛すぎだよ、アンタ…!」 | ||
− | :同上。負傷し運ばれてきた[[アンジュ]]が[[ゾーラ]]を死に追いやった事でクリスから罵倒された際にアンジュが''' | + | :同上。負傷し運ばれてきた[[アンジュ]]が[[ゾーラ]]を死に追いやった事でクリスから罵倒された際にアンジュが'''「ノーマは人間ではありません」'''と呟いた事で明確に敵視。彼女の腹部にかかと落としを見舞った。 |
;「…好きだったよ、ゾーラ…」 | ;「…好きだったよ、ゾーラ…」 | ||
:第4話より。買い取ったゾーラの部屋にて、彼女の形見である義眼を海に投げ捨てる。 | :第4話より。買い取ったゾーラの部屋にて、彼女の形見である義眼を海に投げ捨てる。 | ||
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;「…ママ…ひどいよ……」 | ;「…ママ…ひどいよ……」 | ||
:同上。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。 | :同上。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。 | ||
− | :これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!''' | + | :これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!'''」と罵声を浴びせられ心に深い傷を負ってしまう…ヒルダはふらふらとその場から立ち去るが、玄関先でこらえきれなくなり、慟哭した…。 |
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;「[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|妹]]に会えたかな…アンジュ…」 | ;「[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|妹]]に会えたかな…アンジュ…」 | ||
:同上。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。 | :同上。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。 | ||
− | : | + | :自分が絶望の中にいながら、他人の状況を心配している事から、彼女の本性が極めて善良であることが分かる。 |
:一方、そのアンジュの方はヒルダと同じくらいに悲惨な目に遭っていた。 | :一方、そのアンジュの方はヒルダと同じくらいに悲惨な目に遭っていた。 | ||
;「…50人にボコられた。全員、再起不能にしてやったけどね」<br />アンジュ「その割には、ずいぶんやられたのね」<br />「…るせぇ」 | ;「…50人にボコられた。全員、再起不能にしてやったけどね」<br />アンジュ「その割には、ずいぶんやられたのね」<br />「…るせぇ」 | ||
186行目: | 160行目: | ||
:第13話。侵攻してきた[[神聖ミスルギ皇国]]を前に反抗作戦「リベルタス」を発動させたジルに乗じる。 | :第13話。侵攻してきた[[神聖ミスルギ皇国]]を前に反抗作戦「リベルタス」を発動させたジルに乗じる。 | ||
;クリス「もう駄目だよ、私達、死ぬんだ…」<br />「死の第一中隊が、こんな事でくたばってたまるかってんだ!」<br />クリス「今さら隊長ヅラしないで!」<br />「はいはい…ッ!? 危ないッ!!」 | ;クリス「もう駄目だよ、私達、死ぬんだ…」<br />「死の第一中隊が、こんな事でくたばってたまるかってんだ!」<br />クリス「今さら隊長ヅラしないで!」<br />「はいはい…ッ!? 危ないッ!!」 | ||
− | : | + | :同上。格納庫内にて、兵士達相手に銃撃戦を展開するヒルダ達。絶望的な状況に弱音を吐くクリスを鼓舞するが、クリスを狙う背後の狙撃兵に気付いたヒルダは… |
;「がっ…! くそったれぇぇぇーっ!!」<br />クリス「ヒルダ…どうして…?」<br />「誰も死なないし、死なせない…! それが、あたしら第一中隊でしょ…!?」 | ;「がっ…! くそったれぇぇぇーっ!!」<br />クリス「ヒルダ…どうして…?」<br />「誰も死なないし、死なせない…! それが、あたしら第一中隊でしょ…!?」 | ||
− | : | + | :同上。兵士の銃撃からクリスを庇い、倍返しとばかりに兵士をマシンガンで蜂の巣にする。脱走以後ギクシャクしていたクリスとの仲が修復しかけたに見えたが…。 |
;「意気込みは解るけど…ガチ過ぎてちょっと引くわ」 | ;「意気込みは解るけど…ガチ過ぎてちょっと引くわ」 | ||
:第18話。アルゼナル脱出後、身の上など全てを話してノーマたちを引き連れていったジルを評して。事実、この時期のジルはエンブリヲと顔を合わせたためか、問題のある言動が多く見られていた。 | :第18話。アルゼナル脱出後、身の上など全てを話してノーマたちを引き連れていったジルを評して。事実、この時期のジルはエンブリヲと顔を合わせたためか、問題のある言動が多く見られていた。 | ||
;「おかえり…アンジュ」 | ;「おかえり…アンジュ」 | ||
:同上。[[シャワーシーン|シャワー]]中にアンジュの帰還を祝して。…直前までセクハラめいた行動をやってはいたが(後述)。 | :同上。[[シャワーシーン|シャワー]]中にアンジュの帰還を祝して。…直前までセクハラめいた行動をやってはいたが(後述)。 | ||
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;「あーら司令、お出かけ?気合入れておめかししちゃってさぁ」<br />「エンブリヲ様んとこにでも行くつもり?…聞いちゃったんだよね、司令が寝言でうなされてるところ。エンブリヲ様…ってさ」 | ;「あーら司令、お出かけ?気合入れておめかししちゃってさぁ」<br />「エンブリヲ様んとこにでも行くつもり?…聞いちゃったんだよね、司令が寝言でうなされてるところ。エンブリヲ様…ってさ」 | ||
− | : | + | :第20話。アウローラの隔壁が次々に閉鎖される中、パラメイル格納庫にライダースーツ姿のジルが現れる。しかしそこにはヒルダ[[ロザリー|達]][[ヴィヴィアン|4]][[タスク|人]]が待ち構えていた。 |
:抱いた疑念を確かめてやると言わんばかりに皮肉を利かせてカマをかけるが、ジルからの返答は一発の銃弾であった。それを図星と捉えたヒルダはロザリー達と協力してジルを取り押さえにかかる。 | :抱いた疑念を確かめてやると言わんばかりに皮肉を利かせてカマをかけるが、ジルからの返答は一発の銃弾であった。それを図星と捉えたヒルダはロザリー達と協力してジルを取り押さえにかかる。 | ||
212行目: | 182行目: | ||
:最終話。「ラグナメイルは人の想いに応えてくれる」とアウラからの声が響く。それを受けたヒルダは、タスクにヴィルキスを託す。世界を、アンジュを救う「鍵」を。 | :最終話。「ラグナメイルは人の想いに応えてくれる」とアウラからの声が響く。それを受けたヒルダは、タスクにヴィルキスを託す。世界を、アンジュを救う「鍵」を。 | ||
;「そんな卑怯な男にコマされるアンジュじゃねえっての!」 | ;「そんな卑怯な男にコマされるアンジュじゃねえっての!」 | ||
− | : | + | :同上。「哀れな男ですね」とエンブリヲを糾弾するサラマンディーネに追従して叫ぶ。機体こそ操られているが、ヒルダの心は折れていない。そして… |
;「あたしも、クソみたいな男の思い通りにはならねえっ!!」 | ;「あたしも、クソみたいな男の思い通りにはならねえっ!!」 | ||
− | : | + | :同上。サリアの「もう誰の支配も受けない」という言葉を受けてヒルダも吼える。それに呼応するかのようにテオドーラのボディが紅く変わっていく。ヒルダの想いに応え、ミカエル・モードを発動させたテオドーラは、遂にエンブリヲのコントロールから解き放たれた。 |
;「あたしは、あんたと一緒に行くよ。どこだってさ」 | ;「あたしは、あんたと一緒に行くよ。どこだってさ」 | ||
:同上。『ドラゴンも人間も関係ない、厳しくて当たり前の国を作る』というアンジュの考えに賛同しての台詞。戦いを乗り越えて大きく成長したヒルダもまた最愛のアンジュや生き残った仲間たちと本来の地球で生きていく決意を固めるのだった。 | :同上。『ドラゴンも人間も関係ない、厳しくて当たり前の国を作る』というアンジュの考えに賛同しての台詞。戦いを乗り越えて大きく成長したヒルダもまた最愛のアンジュや生き残った仲間たちと本来の地球で生きていく決意を固めるのだった。 | ||
222行目: | 192行目: | ||
:[[ドラマCD]]『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。浴場にて「プリティ・サリアン、やるしかないのかしらね」と呟くエルシャに対して。 | :[[ドラマCD]]『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。浴場にて「プリティ・サリアン、やるしかないのかしらね」と呟くエルシャに対して。 | ||
:外の世界にいた故に本物を知っているヒルダと、伝聞でしか作品を知らないサリア…と、ここでも対照的な面が出てきている。 | :外の世界にいた故に本物を知っているヒルダと、伝聞でしか作品を知らないサリア…と、ここでも対照的な面が出てきている。 | ||
− | : | + | :本編にてサリアが「秘密の趣味」がバレ、ヒルダに自分の趣味を笑われる光景を想像して震えていたが、それが杞憂であった事がこのシーンで分かる。 |
:…これから本編で起こるであろうヒルダへの出来事を考えると、どこか哀しい空気を感じるシーンである。 | :…これから本編で起こるであろうヒルダへの出来事を考えると、どこか哀しい空気を感じるシーンである。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
;「別料金だぞ、バカ姫!」 | ;「別料金だぞ、バカ姫!」 | ||
− | : | + | :第11話。ヴィルキスに乗り換えるためにサリアを無理やり降ろしたアンジュに対して。自分が降りる時は「アンタらしい」と乗っていたが、さすがにサリアを降ろし、それを受け取る羽目になった事には愚痴も言いたくなった様子。 |
;「…お、アンジュと全然違う感触…」 | ;「…お、アンジュと全然違う感触…」 | ||
:同上、拾ったサリアがもたれかかってきた事に対して。その後サリアから「臭い」と感想を貰った。 | :同上、拾ったサリアがもたれかかってきた事に対して。その後サリアから「臭い」と感想を貰った。 | ||
237行目: | 207行目: | ||
;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ? まさかあたしまた出番無くなる? オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」 | ;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ? まさかあたしまた出番無くなる? オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」 | ||
:同話の予告。'''ごらんの有様である'''。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。 | :同話の予告。'''ごらんの有様である'''。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。 | ||
− | + | ;「アンジュの股間に顔突っ込みまくりって聞いたけど?」 | |
− | + | :第20話より。タスクが収監されている反省房の中にて、突然の事に戸惑うタスクに迫りながら。 | |
− | ;「アンジュの股間に顔突っ込みまくりって聞いたけど?」 | ||
− | |||
− | : | ||
− | == | + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
− | ; | + | ;「クリス、ロザリー!あんたらの想いもぶつける!」 |
:[[テオドーラ]]の能力開放使用時のセリフパターンの一つ。 | :[[テオドーラ]]の能力開放使用時のセリフパターンの一つ。 | ||
=== 中断メッセージ === | === 中断メッセージ === | ||
;「プレイヤーのみんな、そういうわけで、あたし達は席を外すぜ」<br />「絶対に覗くんじゃねえぞ。ここからはあたしとアンジュの世界だからな」 | ;「プレイヤーのみんな、そういうわけで、あたし達は席を外すぜ」<br />「絶対に覗くんじゃねえぞ。ここからはあたしとアンジュの世界だからな」 | ||
− | :[[中断メッセージ]]'''「ヒルダとアンジュ(2)」'''より。アンジュに喧嘩を売るが、'''何か雰囲気がおかしい'''。 | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』[[中断メッセージ]]'''「ヒルダとアンジュ(2)」'''より。アンジュに喧嘩を売るが、'''何か雰囲気がおかしい'''。 |
;「マジすげーじゃん! 3倍になったら、アンジュにも負けないくらい活躍できるぜ!」<br />「そしたらアンジュを守ってやって、アンジュもあたしを…。その後は二人で…」 | ;「マジすげーじゃん! 3倍になったら、アンジュにも負けないくらい活躍できるぜ!」<br />「そしたらアンジュを守ってやって、アンジュもあたしを…。その後は二人で…」 | ||
− | : | + | :同じく『V』の中断メッセージ'''「赤い女戦士」'''より。[[サラマンディーネ]]から[[シャア・アズナブル|赤は通常の]][[フル・フロンタル|3倍の力を出せる色]]と言われて。こちらも序盤の対立が嘘のようなデレデレっぷりである。 |
− | |||
=== 本編 === | === 本編 === | ||
− | ; | + | ;「ハ! 笑わせてくれるよ、シン。あんた。[[アスラン・ザラ|アスラン]]や[[ソレスタルビーイング]]の連中と殺し合いをやってたって聞いたよ」<br />「あんただけじゃないよ。外の世界の連中は、事ある毎に戦争してたんだろ? そんな連中にあたし達のやる事をとやかく言われたくないね」 |
− | : | + | :『V』第17話アルゼナルルートより。 |
− | ; | + | :アンジュと対立する様子に見かねた[[シン・アスカ|シン]]に「仲間だし、仲良くしたらどうだ?」と言われるが、彼がかつてアスランと対立していた事を指摘。これにはシンも口をつぐんでしまう。 |
− | : | + | ;「ば、馬鹿…! あんまり言うな!」 |
+ | :『V』第30話西暦世界ルートにて、アンジュから「お母さんに会えるといいね」と言われて。一瞬だけ'''デレ顔'''になるのが印象深い。 | ||
:だが、アンジュとヒルダを待っていたのはやはり原作同様にあまりにも残酷な結果だった…。 | :だが、アンジュとヒルダを待っていたのはやはり原作同様にあまりにも残酷な結果だった…。 | ||
− | ; | + | ;「だからって…一度言っちまった事はもう…取り消せねえよ…」 |
− | : | + | :同話エンドデモ。原作同様反省房に入れられ自暴自棄となりロザリーとクリスに暴言を言ってしまった後、アキトから「お前の心は泣いている」と指摘されて。内心では後悔している事が伺える。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |